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フランスの老舗ブランド/エリプソンによる新型スピーカー「Prestige Facet 24F」
エリプソンのプレステージ・ファセット24Fは背の高いフロアスタンディング機で、設置面積は意外に小さい。まとまりの良い音を聴かせてくれたスピーカーだが、ペアで30万円という入手のしやすいプライスタグに驚いた。
エリプソン 「Prestige Facet 24F」¥300,000[ペア] (税別)
●型式:3.5ウェイ4スピーカー・バスレフ型
●使用ユニット:ウーファー・21cmコーン型×2、ミッドレンジ・17cmコーン型、
トゥイーター・2.5cmドーム型
●インピーダンス:6Ω●感度:93dB/W/m
●クロスオーバー周波数:350Hz、600Hz、3.8kHz
●寸法/重量:W245×...
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【HiVi夏のベストバイ2019】スピーカー部門(1)〈ペア10万円未満〉
ペア10万円未満のエントリーから200万円以上のハイエンドまで、もっとも幅広い価格帯の製品をランキングするのが、スピーカー部門。各部門とも多種多様な製品が顔を揃え、定番スピーカーから、ニューモデルまでバラエティに富んだ結果となった。結果を俯瞰してみるとエラック、クリプトン、ソナス・ファベール、ピエガなどのおなじみの定番ブランドの強さが際立っている
第1位:セルサス・サウンド SP-One/P
¥52,000(ペア)+税
カーボンファイバー製ウーファーと、ソフトドーム型トゥイーターの組合せによる2ウェイ。私が関心を抱いているのはエンクロージャー構造で、高密度の竹材を積層構造とした2重空洞に...
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【HiVi夏のベストバイ2019】マルチチャンネルスピーカー部門
第1位:エラック CINEMA 30
¥295,000(セット)+税
アルミ押し出し成型されたエンクロージャーに独自開発の同軸ユニットを組み込んだ人気スピーカー、BS302を5本に、BASHテクノロジー装備のサブウーファー、SUB2030を加えた5.1chシステム。スムーズな空間の拡がりといい、明確な定位といい、まさしく300ラインの血統を感じさせるサウンドで、各チャンネル間のつながりは完璧。雑味のない、生きのいいサウンドは健在で、期待値を大きく超えたクォリティ感である。(藤原)
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第2位:イクリプス TD307THMK2
¥220,000(セット...
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『ボヘミアン・ラプソディ』特集③ 仏エリプソンの5.1chスピーカーに仰天<強烈な音圧で臨場感抜群>
フランスの老舗ブランドの5.1chスピーカーが新上陸
ロック系の音ならば英米系のスピーカーがお似合いだろうけれど、このエリプソンはフランスの老舗オーディオブランドだ。しかし輸入元が今回の企画にこのPrestige Facet(プレステージファセット、以下PF)シリーズを推奨してきたからには自信があるはずだ。実際に聴いてビックリであった。
エリプソンのPrestigeスピーカーは1975年以来と歴史は長い。それが2016年に最新の性能水準を与えた新モデル、PFシリーズを発表。今回は5.1 ch構成で視聴したが、サラウンド用とした小型のPF 8B、フロアー型のPF 24Fをそれぞれ2chステ...