執筆陣
名匠が作った画期的スピーカー!デスクトップの音宇宙に心打たれる。AIRPULSE『A80』『A100 BT5.0』
いまから約16年前、香港の地で産声を上げたスピーカーブランド、AIRPULSE(エアパルス)。開発チームを牽引するのは、伝説の名スピーカー「アコースティック・エナジーAE-1」を手がけたフィル・ジョーンズ氏だ。
AE-1はビートルズ、ピンク・フロイドなどのビッグネームが重用したアビーロード・スタジオに、ニアフィールドのモニタースピーカーとして導入された小型2ウェイシステムで、当時、世界のオーディオファンから羨望のまなざしが注がれた名機だ。
エアパルスのスピーカーシステムでも小口径のアルミニウムウーファーを採用しているが、これはまさに90mm口径のアルミニウム振動板ウーファーを搭載したAE...
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エアパルス「A80」「A300Pro」は万能、小型、そして強力サウンドのスピーカー
〝デスクトップスピーカー〟と聞いて、貴方はどんなシチュエーションを思い浮べるだろうか。PCとの組合せ?パーソナルなサブシステム?メインシステムとは傾向の違う気分転換用?私の場合はそのすべてが該当する。とはいえ、サウンドクォリティや機能に妥協はしたくなく、最新フォーマットに対応したフィーチャーにも期待して、先頃私はエアパルスA80を新たに迎え入れた。
Active Speaker System
AIRPULSE
A80
オープン価格(実勢価格¥77,000前後)
●型式:デジタル入力対応アンプ内蔵スピーカーシステム
●使用ユニット:リボン型トゥイーター、115mmコーン型ウーファー
●アン...
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ハイレゾ対応のアクティブスピーカー、情感とストイックさのバランスが秀逸!「エアパルス A80 」
2004年設立のエアパルスは、英アコースティック・エナジーの創立者であるフィル・ジョーンズ氏がエンジニアチームのトップを務めている。そしてこのA80は、これまで氏が手がけてきたプロ用ニアフィールドモニターのノウハウが反映されたハイレゾ対応アクティブスピーカーだ。現物を見て、触ってみると、ペア約8万円という価格が恐ろしくお値打ちに感じられる。
18mm厚MDF材のエンクロージャーはいかにも頑丈で、ラウンドの加工も美しい。背面上部には楕円形のバスレフポートが設けられている。トゥイーターにはアルミニウム材のリボン型が採用され、ホーンロードによりハイスピードかつ透明感豊かな高域再生を実現するとい...
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量感豊かな低音と俊敏さを両立。ハイレゾ、そしてAV再生に最適 AIRPULSE「A80」
いまだからほしい。手の届くハイグレード“プラスワン”アイテム
これまで日本のオーディオシーンでは、スピーカーを駆動するパワーアンプ(あるいはプリメインアンプ)を別に用意して、システムを組むのが一般的だったが、昨今、アンプ内蔵のアクティブ型スピーカーが存在感を高めている。
もともと音楽を生業とするミュージシャンや、ミキシングエンジニアの間では、アクティブ型は至極ポピュラースタイルで、プライベートスタジオでも好んで使われるケースが多い。その理由は明快、使い勝手がよくて、音質的に優れているから。
アクティブ型スピーカーの場合、理想に近い駆動が可能なバイアンプ、あるいはトライアンプ方式を採用する...
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超弩級オールホーン型スピーカー、エアーパルス3.1設計者の最新小型機 『A80』【Stereo Sound・SOUND SCOPE】
フィル・ジョーンズ氏によるハイレゾ対応アクティヴスピーカー、A80が登場した。彼の名前とブランドで、ピンとくる本誌読者も多いのではないだろうか? そう、伝説的なアコースティックエナジーAE1の設計者にしてステレオサウンドの表紙を飾った巨大なホーン型スピーカー、Air Pulse 3.1を造りあげた、サウンドデザイナーのフィル・ジョーンズ氏だ。ベース奏者としても知られる彼は、PJB(フィル・ジョーンズ・ベース)というベースアンプ群を展開して楽器業界でも成功を収めている。もちろん、オーディオの世界を忘れたわけではなく、自身が得意とする小型モニタースピーカー中心に開発を続けてきた。
ここで紹介...