第1位:LG OLED 88Z9PJA
オープン価格(実勢価格330万円前後) ※受注生産
世界の有機ELテレビ市場を牽引するLGが満を持して発表した、8K対応かつ世界最大サイズの有機ELテレビ。キャビネットスタンド一体型で、プレミアムブランド「LG SIGNATURE」の基幹モデルとなる。自発光で8K解像度、しかも充分なハイコントラスト性能を備えており、ライバルはズバリ、投写型プロジェクターとなろう。暗部階調にあと少しの追い込みを期待したいが、稠密なグラデーションは白眉。アップスケーリング映像にも破綻が見られず、息を飲む美しさだ。(小原)
第1位:パナソニック TH-65GZ2000
オープン価格(実勢価格60万円前後)
完成された有機ELパネルを使うのではなく、表示部とパネル駆動系の一部のみ調達して、後は自社で開発した電源部や駆動回路を使用。そして入力信号に忠実なピーク輝度を安定して得るための構造的な工夫を施している所に価値がある。それは実際の映像再現力の凄みで明らかだ。長時間の白ピークでも残像が生じないし、単発の白ピークが連続する場面でもピークを丸めず、白の量感が膨らまずリズミカルに明滅を提示するのだ。(吉田)
第3位:ソニー KJ-65A9G
オープン価格(実勢価格55万円前後)
A9G有機ELシリーズは、今期ソニーの映像/音声 技術を結集したフラッグシップテレビ。わけても見 事な完成度を感じさせる中核製品が当機65型だ。 前期モデルに比べて暗部の階調推移がいちだんと なめらか。S/Nも上がるなど、有機ELパネルの勘どころをずばり押さえたナチュラルな画調が素晴らしい。画面と音の一体感も秀逸だ。(高津)
第3位:東芝 65X930
オープン価格(実勢価格55万円前後)
根強い人気を誇るタイムシフトマシン機能を備えた東 芝レグザの65型有機ELテレビ。今回、4Kダブルチュー ナーを搭載し、同時に深層学習などの人工知能を取り 入れた最先端の画像処理技術を投入。4K、BSデジ タル、地デジと、放送画質に磨きがかかった。4K放 送再生時はフォーカスが鋭く、輪郭もなめらか。地デ ジでも緻密で繊細。ノイズ対策が抜かりがない。(藤原)
第5位:LG OLED 65E9PJA
オープン価格(実勢価格55万円前後)
春にリリースされた、4Kチューナー内蔵の有機ELテレビ。AIテクノ ロジーを駆使した学習機能が地デジからBS放送まで最適な映像を再現する。とりわけHDR映像に対応した細やかな暗部の表現力は リビングルームで映画ソフトを視聴したいユーザーには大きな恩恵をもたらす。色彩感の豊かさもこのモデルの大きな特徴である。(潮)
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