第1位:LG OLED 55C9PJA
オープン価格(実勢価格35万円前後)
今期のLG製有機ELテレビはきわめて出来がよい。全部で5シリーズがラインナップされる豪華な布陣だが、本機C9Pは上位のE9Pと画質は同等、音声面で内蔵スピーカーがインビジブルタイプになるなどコストダウンが図られ、E9Pに対して5万円ほど安い。そんなわけで外部スピーカーとの連携を前提とする本誌読者には断然C9Pをお勧めしたくなる。漆黒の艶やかな美しさ、精妙な階調表現と色合いの鮮やかさに感心させられた。(山本)
第1位:パナソニック TH-55GZ2000
オープン価格(実勢価格40万円前後)
画像を表示するセル発光層をLGディスプレイから調達し、素材、構造を工夫した独自開発のパネルを採用した注目の有機ELテレビ。表示素子としてのダイナミックレンジが拡大され、同時により安定した駆動が可能になったことで、ディスプレイとしての総合的な表現力が押し上げられた。それも単にハイライトが伸びるのではなく、従来は表現できなかった明部の階調描写が改善。また、ローライトの描き分けも実に意欲的だ。(藤原)
第1位:ソニー KJ-55A9G
オープン価格(実勢価格35万円前後)
スタイリッシュにまとめられたソニーらしいデザインの有機ELディスプレイ。65型も用意されているが、55型のほうが素晴らしい仕上がりだと思う。深みのある色再現性と凝縮感のある映像に感心した。ソニー独自の映像プロセッサーの最新型にして最高峰のパワーを備える、X1 Ultimateの使いこなしも巧みで、S/N感と階調表現の改善に貢献。スタンドは一般的なスタイルとなったが、画面から音が鳴る「アコースティック サーフェス オーディオプラス」はより進化している。(潮)
第1位:東芝 55X930
オープン価格(実勢価格35万円前後)
「レグザエンジンProfessional」を搭載し、AI技術によって多彩な映像に合わせた最適な処理が行なえる。4K放送はもちろん、地デジ放送もノイズを抑えたスムーズな映像を楽しめる。画質だけでなく、全録機能の「タイムシフトマシン」対応、プロユースも視野に入れ、詳細画質設定や情報表示、7系統のHDMI入力など、充実した機能と装備が備わる。最新のアップデートにて、ハンズフリーの音声操作に対応し、使い勝手も高めた。(鳥居)
第5位:東芝 55X830
オープン価格(実勢価格29万円前後)
ホームシアター向きの画質重点・省機能型ディスプレイで、これにタイムシフトマシン全録機能を追加装備し、また音声系を強化したフラッグシップモデルが55X930になる。省機能といってもW搭載の4Kチューナーで裏録に対応するし、レグザエンジンProfessionalと有機ELパネルの秀抜なコンビネーションは変らず同等。お買い得である。(高津)
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