第1位:シャープ 8T-C60BW1
オープン価格(実勢価格35万円前後)
35万円前後と魅力的な価格で登場した60型の8Kチューナー非内蔵の8K対応テレビ。新開発の画像処理エンジン「MedalistZ1」のアップコンバート性能が優秀で、4K放送をワングレード上の精密さで見せる。直下型LEDを用いたローカルディミングも的確で、液晶テレビとは思えないハイコントラスト映像を訴求するのもうれしい。もちろんHDMI2.1仕様の8Kチューナー/レコーダーが登場すれば、めでたく憧れの8K放送が楽しめるようになる。(山本)
第2位:ソニー KJ-55X9500G
オープン価格(実勢価格23万円前後)
4K液晶ブラビアの高級スタンダード。独自の広視野角 技術「X-Wide Angle」は搭載しないが、持ち前のコントラストを生かした厚みのある、華やかさを感じさせる絵 づくりは健在。若干、厚化粧にも思うが、化粧がこなれていて、不自然さが鼻につくことがない。特に4Kコンテンツ表示時の画質はハイライトが気持ちよく伸びて、高精細な情報もていねいに描き出す。(藤原)
第2位:東芝 55Z730X
オープン価格(実勢価格25万円前後)
全面直下LEDバックライト方式採用の55型IPSパネル機。先代機と分割数は同じだが、エリア制御の見直しによってさらに高輝度を確保した点が新しい。「レグザエンジンProfessional」は、新たなAI超解像処理によってさらに高精細映像を達成。 スピーカーも新規設計となり、いちだんとパワフルなサウンドを実現している。(小原)
第4位:パナソニック TH-55GX855
オープン価格(実勢価格20万円前後)
パナソニックのテレビシリーズ、ビエラは主力を有機ELにおくが、液晶でもしっかりとモノづくりを行なう。HDR10、HDR10+、HLG、Dolby VisionとHDRは全方位で対応、SDRをHDRに変換する機能も有用だ。 ビエラの液晶は、IPS方式にこだわっている。有機ELと同じ論理で、視野角の広さが家庭でどれほど重要かを識ったメーカーならではだ。(麻倉)
第5位:シャープ 8T-C60AX1
オープン価格(実勢価格75万円前後)
8Kへの期待を一身に担い、前々回、前回と2期連続して部門(2)のトップにランクされた液晶テレビ。8Kチューナー内蔵はもとより、別売りのUSB HDDによる録画保存まで実現したシャープの注力作である。 発売から1年経過したが、ライバルはいまだに現れず。市場価格がこなれてきたこともあって、いよいよ無敵のベストバイ。(高津)
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