【HiVi冬のベストバイ2019】コントロールアンプ部門（2）〈100万円以上〉

第1位：リン AKURATE DSM/3

¥1,100,000+税

ラインナップを拡充していたリンのDSファミリーだが、ついにDSの生産が終了。今後はプリアンプ機能を充実させたDSMシリーズが中核を担う。KATALYSTアーキテクチャー投入の本機は、DSD(5.6MHz)再生にも対応、HDMIやフォノ入力も備える多機能プリアンプ。EXAKTシステムの司令塔として、さらに万能プリアンプとして使っても申し分なし。リンの優れたセカンドモデルだが、しかしお買い得感はナンバーワンである。(和田)

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第2位：オクターブ HP700

¥1,800,000+税

インプットモジュール方式により、必要な入力・機能を選んでカスタマイズできるクレバーな真空管増幅型プリアンプ。トーンコントロール機能の搭載もうれしく、さまざまなプログラムソースに幅広く対応する。AVセンターとの連携に利用できるユニティゲイン入力搭載もありがたい。ミッドレンジが充実したしなやかなサウンド。(山本)

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第3位：リン KLIMAX DSM/2

¥2,600,000+税

高級ネットワークプレーヤーであると同時に、UHDブルーレイプレーヤー、BD/HDDレコーダー、STB(セット・トップ・ボックス)と、家庭内のさまざまな機器とつながって、リンが誇る最高の音質を提供する先進的なコントロールセンターである。第4世代DACシステム、KATALYSTの投入は、そのまま再生音の鮮度の高さ、空間の静けさに表れ、より闊達なサウンドが楽しめる。EXAKTシステムでは司令塔の大役をこなす。(藤原)

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第4位：ソウリューション 325

¥1,200,000+税

先行したプリメインアンプに続いて登場した本機は、「PGA(プログラマブル・ゲイン・アンプリファイアー)回路」の金属箔抵抗ネットワークとリレーの組合せによって音量調節をする方式で、高精度かつノイズレスなボリュウムコントロールを実現。高度なスイッチング電源と相まって、透明感と躍動感が白眉だ。(小原)

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第4位：ビスポーク オーディオ Passive Preamplifier

¥2,700,000+税

今年5月の独「High End Munich 2019」では、ビスポーク・オーディオのブースで美しい女性がワイヤリングと半田付けのデモを行なっていた。実はこの女性こそ、製品を作っているご本人。いやはやその作業の細かいこと。なるほど繊細にしてしなやかなサウンドはこうして生まれるのかと納得。アッテネーターにトランスを使うなど機構面でも斬新なアイデアを盛り込んだ逸品である。(潮)

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