第1位:パイオニア VSX-LX304
¥120,000+税
外観上は既存モデルと代わり映えしないが、IMAX EnhancedやDolbyAtmos Height Virtualizerなど、新機能を搭載した9cn仕様AVセンター。いっぽうでメイン基板の新規開発によってさらなる高音質の高みを目指した点も見逃せない。特にネットワーク部を基板の電源側に配置するとともに、電源ループの最小化とデジタル系グラウンドの共通インピーダンスを排除した点が、圧倒的な高S/Nと見通しのよい立体音場に表われている。(小原)
第2位:デノン AVR-X4500H
¥170,000+税
一体型AVセンターの最上位機AVC-X8500Hのエッセンスを受け継いだデノンの中堅モデル。9ch構成のパワーアンプに加え、11.2chプリ出力を備えて発展性にも富んだ設計がなされている。音質は最上位機X8500H譲りでドライブ感があり、とりわけマルチチャンネル再生時の力強い再現力はこのクラスにあって光り輝いている。(潮)
第3位:ヤマハ RX-A1080
¥140,000+税
ヤマハAVセンターの高級ライン、アベンタージュの主力となるモデル。シーン、シーンに応じて、フルオートで最適な音場処理を切り替えていく「SURROUND:AI」を備え、ある時はセリフを際立たせ、またある時は大迫力の空間を演出するなど、見慣れた映画でも、また違った感動が沸き上がる。奇をてらわない、正攻法の音づくりも好印象だ。(藤原)
第4位:ヤマハ RX-A2080
¥200,000+税
ヤマハの新シリーズの売りは、なんと言ってもシーンの変化に応じてシネマDSP効果を機敏に対応させる「SURROUND:AI」の搭載である。弟機のRX-A1080がコストパフォーマンスに優れると判断されるかもしれないが、RX-A3080に肉薄する音質と、ドルビーアトモスが5.1.4まで可能な本機の方がよりお買い得感は高いのでは。(和田)
第5位:オンキヨー TX-RZ840
¥148,000+税
定番800シリーズの最新作。4Ω負荷にも対応する強力な9chアンプを継承しながらHDMIの回路基板を刷新してS/Nを高めるなど、派手ではないが頼りになる正常進化型製品だ。USBポートがバックパネルに置かれたままなのも、音質重視ゆえなのだろう。機能面では、IMAX Enhancedモードがアップデートで追加される予定。(高津)
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