昨年12月の新4K8K衛星放送開始を受けて、4Kテレビの新製品のほぼすべてが4Kチューナー搭載となり、今回のランキングもそれがそのまま反映された格好だ。液晶部門に関しては、2と3で、シャープの8Kテレビがベストワンを獲得した点が目立つ。有機EL部門は、ランキングでは浮上していないものの、価格下落幅を考えると77型機の割安感にも注目したい
第1位:東芝 43Z730X
オープン価格(実勢価格17万円前後)
地デジ6chの全録が可能な「タイムシフトマシン」、人工知能技術を採り入れた「レグザエンジン Professional」、重低音ウーファーと2ウェイスピーカーから成る「バズーカオーディオシステムPRO」と、薄型テレビに求められる機能をぜいたくに盛り込んだモデル。プライベート用としても使える43型でハイエンド級の実力を備えた製品は他にない。ゲーム用、PCモニター兼用など、活躍する幅の広さが魅力だ。(鳥居)
第2位:パナソニック TH-49GX850
オープン価格(実勢価格19万円前後)
4Kチューナー搭載のビエラ液晶シリーズの主力機。IPS倍速パネルを採用して広い視野角を確保。これは高精細映像にて大勢による近接視聴になるほどありがたみが増す。コントラストについては、「Wエリア制御」による適応度の高いバックライト制御を用いて高水準を得ている。またHDR10+、ドルビービジョン対応も特徴。(吉田)
第3位:ソニー KJ-49X9500G
オープン価格(実勢価格18万円前後)
49型から85型まで、総計5モデルが揃ったプレミアムシリーズX9500G。信号処理能力を一躍従来比2倍に向上させたX1 Ultimate映像プロセッサーをはじめ、画質にかかわる技術訴求がもっとも豊富なソニー液晶の代表作だ。当機はいちばん小柄だが、そのぶん緻密で手堅いまとまり。内蔵チューナーは4Kを含めすべて2系統。(高津)
第4位:シャープ 4T-C50AN1
オープン価格(実勢価格20万円前後)
4Kダブルチューナーを搭載した50型テレビ。「N-Blackパネル」の採用と「AQUOS 4K Smart Engine PRO」とが相まって、稠密なグラデーションが楽しめる。2.1ch仕様の3ウェイ5スピーカーは、オンキヨーとのコラボに「Eilex Prism」を組み合わせて広がりを得ている。本稿執筆時点で、10万円ちょっとでこのクォリティが手に入るとは驚き。(小原)
第5位:パナソニック TH-43GX850
オープン価格(実勢価格17万円前後)
GXシリーズの最小サイズだが、下位のFXシリーズと違って倍速パネルを採用。またドルビービジョンの採用でも差を付ける。画質設計はシリーズ共通。なめらかなトーンとコントラストの両立、ニュートラルな色表現を基調としつつ4Kらしい鮮烈な光彩を得ている。私も直視型モニター代わりに愛用している。(吉田)
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・ヘッドホンアンプ部門(2)〈20万円以上〉
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・ワイヤレスヘッドホン部門
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・ポータブルデジタルオーディオプレーヤー部門(2)〈10万円以上〉