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【HiVi レビュー】エラック、VERTEXシリーズ3「IC-VJ63-W」「IC-VJT63-W」は、最新技術が妥協なく盛り込まれた新時代のインシーリングスピーカー
ステイホームが叫ばれる中、家で過ごす時間の質が問われ始めている。昨今の良質な音楽、映画が手軽に楽しめるストリーミング配信サービスの躍進は、まさに家中遊びへの関心の高さを反映したものであり、そこには、より楽しく、有意義に過ごしたいという期待がある。
ここで声を大にして言いたいのが、音楽も映画も、いい音で楽しめれば、もっともっと充実した時間が過ごせるということ。「いまさら―」と言われそうだが、Amazon Music HDを安価なブルートゥーススピーカーで聴いているようなケースは意外に多く、これではせっかくのハイレゾ音源も台なし。なんともったいないことか。
インテリア的に納得できるスピーカー...
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【HiViレビュー】スピーカーシステム、ELAC、Solano 「BS283」「FS287」注目プリメインアンプと組み合わせて極上のサウンドを楽しむ
上級機からの技術を継承した高い完成度が特徴
エラック・スピーカーのシンボリックなアイコンは、誰もが「JETトゥイーター」であるという認識だろう。エントリークラスの一部機種を除く同社スピーカーシステムに全面的に採用されているこのオリジナル・ドライバーは、振動板を細かなプリーツ状に折り畳み、振動面積の拡大と微細な振動での高い音圧、そして超高域再生を実現したリボン型トゥイーターだ。最新鋭のそれは、「JET V」と命名された第五世代である。
現行モデル中でJETトゥイーターを搭載しているのは、全11機種(センター専用機などを除く)。内訳はトールボーイ型7機種、ブックシェルフ型4機種。なかでもとり...
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エラック、ミドルクラスとなる「Solano BS 283」と「Solano FS 287」は、JET V搭載で環境音再現がリアル
そのカッティングエッジな技術と優れた音質により、近年、オーディオとAVそれぞれのファンから人気のスピーカーブランド、エラック。そんな同社から、新しいSolano280シリーズが登場した。2014年に発売された260LINEの後継にあたるラインだ。Solanoという言葉はスペイン語で〝風〟という意味があるが、本機の製造地かつ現在のエラックの所在地であるドイツの港町・キールで世界最大級のセーリングイベントが行なわれていることから名づけられそうだ。
ラインナップは、2ウェイ・ブックシェルフ型のBS283、3ウェイ・フロア型FS287、センタースピーカーCC281の3種類だ。最近のエラックのスピ...
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【HiVi夏のベストバイ2021 特設サイト】スピーカー部門(5)〈ペア70万円以上100万円未満〉第1位 エラック VELA FS408
スピーカー部門(5)〈ペア70万円以上100万円未満〉第1位 エラック VELA FS408
¥850,000(ペア)+税
ココがすごい!!
スケール感と俊敏さを両立した、VELA 400の新顔(麻倉)
グイグイと飛び出す圧倒的なサウンドに感銘(土方)
スケール豊かに音楽を表現。情報量も豊富だ(山本)
特選 麻倉怜士
VELA 400シリーズの新顔。JET V型のトゥイーターと2基のウーファーを備える。大型システムならではのスケール感/エネルギー感と、大型システムでは難しい俊敏さ/ハイスピード感/グラデーション再現が、ひじょうに高いレベルで両立している。情家みえ「チーク・トウ・チーク」で...
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【HiVi夏のベストバイ2021 特設サイト】スピーカー部門(3)〈ペア20万円以上40万円未満〉第1位 エラック Solano BS283
スピーカー部門(3)〈ペア20万円以上40万円未満〉第1位 エラック Solano BS283
¥240,000(ペア)+税
ココがすごい!!
鳴りっぷりのよく、血の通う声の再現が素晴らしい(潮)
価格以上の魅力あり。これぞベストバイだ(土方)
鮮明でありながら自然。素晴らしい完成度に脱帽(和田)
ベストワン 麻倉怜士
260ラインの後継280ラインはSolanoシリーズと名付けられた。Solanoとは、スペイン語で「風」だ。上級のVELAシリーズで開発したノウハウが多く援用されている。さすがはエラック・キール本社にてロルフ・ヤンケ技師が開発した逸品。緻密で上質なエラックサウンドが、さら...
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エラックのスピーカーシステム「Debut Reference シリーズ」は価格以上のパフォーマンスを発揮
KEF、インフィニティ、TADと、世界の名門スピーカーブランドで名を馳せたアンドリュー・ジョーンズ。約6年前、独エラックに活躍の場を移し、ADANTEライン、Uni-Fi SLIMライン、Debutライン、そしてエラック伝統のJETトゥイーターの流れを汲むJETフォールデッド・リボンを搭載したCARINAシリーズと、順調にラインナップを拡充している。
いずれもアンドリューならではの高度な技術、作り込みによって仕上げられたスピーカーシステムで、実際、日本のみならず、世界の市場で高い評価を得ている。ここで紹介するDebut Referenceラインは、エントリーラインのDebutラインの上位...
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ELAC の新製品VELA FS408。 エネルギー、立体感に優れた貫禄たっぷりのサウンドを聴かせる
ドイツのスピーカーメーカーとしてオーディオファンにお馴染みのエラックからフロアスタンディング型の新製品、VELA FS408が届いた。VELAシリーズは旧400シリーズに代わるエラックの新たなる顔となるべく、2018年の秋にJET V型トゥイーターを採用したFS407が最初にリリースされている。次いでトップモデルとなるFS409が2019年初頭に登場し、この度、両者の中間に位置するFS408の誕生を受けてラインナップが揃った。
上位機のFS409は、JET V型のトゥイーターにミッドレンジのドライバーと2基のウーファーを加えた4つのユニットで構成されていたが、FS408はミッドレンジを外...
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【HiVi名作選】スピーカーシステム ELAC「50LINE」(2011年10月号)
オーディオやオーディオビジュアルの世界は日進月歩。次々に新しい技術やそれを搭載した新製品が登場し、入れ替わりも早い。だが同時にそれらは、常に時代の最先端を走っているモデル達でもあり、思い出に残る製品ともいえる。このシリーズでは、弊社出版物で紹介してきた名機や名作ソフトに関連した記事を振り返ってみたい。
★以下の記事はHiVi2011年10月号に掲載されています
立体的に空間を再現し、音像がシャープに定位する。
みごとな鳴りっぷりには、思わず息をのんだ
エラックのスピーカーシステムというと、繊細にして明敏なJETトゥイーターを搭載したシリーズが有名だ。しかし、この50LINEは、ドーム型...