執筆陣
サン・オーディオの「SVC-200 管球王国スペシャルヴァージョン」は、真空管の味わいと現代的な解像感を両立した名品だ
東京・秋葉原に店舗を構える、キットアンプメーカーのサン・オーディオ。真空管オーディオファンなら、一度は耳にしたことがあるだろう。サン・オーディオは、国内外で名高いトランスメーカーのタムラ製作所の代理店からスタートし、現在はオリジナルの真空管アンプキットや、特注トランスなどのパーツも扱っている。真空管アンプキットの開発、製作は30年近い歴史があり、国内外でもファンが多い。知る人ぞ知る名ブランドなのだ。
そんなサン・オーディオとステレオサウンドの季刊誌『管球王国』がコラボして誕生したのが、今回紹介する管球式プリアンプ「SVC-200 管球王国スペシャルヴァージョン」(以下、SVC-200管球...
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『管球王国』試聴レポート:人気連載「実験工房」、最新88号はクリーン電源ユニット13機種の効果検証
今注目のデバイス、クリーン電源の効果を探る
本日、4月26日に季刊『管球王国』Vol.88が発売された。今回の『管球王国』試聴レポートでは、名物連載「実験工房」を紹介したい。
管球王国 Vol.88 2018年 SPRING
管球王国 Vol.88 2018年 SPRING ステレオサウンド書店 ステレオサウンドストア
実験工房は、真空管オーディオのキーデバイスである真空管やトランス、スピーカーユニットなどを聴き比べて魅力を探る記事で、最新号で80回目を迎えた。実に20年も続いている超人気企画だ。
記念すべき80回目のテーマは「クリーン電源13機種の効果を真空管パワーアンプで比べる」。
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執筆陣
『管球王国』試聴レポート:ヘッドシェルによってアナログ再生はどう変わるのか? 14モデルを比較試聴
たかがヘッドシェル、されどヘッドシェル
真空管を用いたオーディオ機器を専門的に紹介する、季刊『管球王国』。ヴィンテージ機器だけを取り上げるのかというと、決してそんなことはない。
4月26日に発売される『管球王国』Vol.88の特集記事「オーディオテクニカART1000によるヘッドシェル選び」では、国内外のブランドが発売している現行ヘッドシェルのうち、数千円のものから5万円を超えるものまで、計14機種を比較試聴している。
オーディオファンには周知だろうが、昨今アナログレコード再生が再び脚光を浴びている。そこで、現代の技術で名機を蘇らせ人気を博している、テクニクスのアナログプレーヤー「SL-...
執筆陣
『管球王国』試聴レポート:小口径フルレンジユニットの魅力を探る。ヴィンテージを中心に11モデルを徹底的に聴き比べ
ヴィンテージユニットの味わいを誌面で追体験できる
温かみのあるサウンドと見た目のお洒落さから、にわかに脚光を集めている真空管。この真空管を用いたオーディオ機器を専門的に紹介する雑誌が、季刊『管球王国』だ。
4月26日発売予定のVol.88でも、真空管オーディオの深い愉しみを追求する記事が盛りだくさん。その一部を、取材の様子とともに数回に分けて紹介しよう。
今回紹介するのは特集記事「小口径フルレンジユニットの魅力を聴く」。口径が10cm~20cmのスピーカーユニットを集めて音の魅力を追求するという内容で、JBLやアルテック、ジェンセンなどのヴィンテージ・ユニット10モデルに、フォステクスの...