耳に挟むようにして装着するCブリッジデザインで人気の「HUAWEI FreeClip」に後継モデル「HUAWEI FreeClip 2」が登場する。基本コンセプトはそのままに、オーディオチップにNPUプロセッサーを搭載し、処理速度を5倍も高め、通話NR(ノイズリダクション)や周囲の環境に合わせて自動で音量を調整してくれる機能を搭載するなど、より使いやすさを向上させているのが特徴。もちろん音質も強化されており、操作性や使い勝手、音質と全方位的に性能を高めた期待のニューモデルHUAWEI FreeClip 2を、実際に使ってチェック。手軽に使えるオープン型イヤホンの注目モデルの魅力を、存分に紹介しよう。

 HUAWEI FreeClip(2024年2月に一般販売開始)は、耳を塞がないオープン型の製品ということで、装着したままでも会話ができるし、屋外でも自動車や自転車の接近に気づかず危険になることもない。ずっと装着したままで、いつでも快適に楽曲を楽しめる新しいスタイルのイヤホンだ。このイヤーカフタイプの開放型イヤホンの注目度はすでにご存じの通りで、各社からも追随する製品がいくつも登場し、ワイヤレスイヤホンの一大ジャンルになっている。そのHUAWEI FreeClipは、世界で累計350万台の大ヒットとなり、日本国内でも10万台以上を売り上げているという。

 今回取り上げるHUAWEI FreeClip 2は、その後継モデル。耳に挟むC字型アーキテクチャを継承し、あらゆる面で進化した製品となる。まずはその概要を紹介していこう。

完全ワイヤレスイヤホン
ファーウェイ
「HUAWEI FreeClip 2」
¥27,280(税込)
※2025年12月12日よりGREEN FUNDINGにてプロジェクト開始。2026年2月1日まで)

画像1: 【PR】ファーウェイの人気イヤーカフイヤホンが全方位的に進化して「HUAWEI FreeClip 2」として登場。優秀な通話NRにAI自動音量調整機能を備え、音質もさらに強化された

●HUAWEI FreeClip 2の主な仕様
タイプ:イヤーカフ型
通信規格:Bluetooth 6.0
オーディオチップ:NPU AIプロセッサー
対応コーデック:SBC、AAC、L2HC
ドライバー:10.8㎜径デュアル振動板ダイナミック型
連続音楽再生時間:イヤホン単体 約9時間、充電ケース併用 約38時間
満充電時間:イヤホン単体 約50分、充電ケースのみ 約50分
急速充電:〇(10分の充電で約3時間再生可)
充電方式:USB Type-C
通話ノイズリダクション:対応(自動音量調整、AI通話ノイズリダクション、2マイク+骨伝導VPUマイク)
タッチコントロール:〇
イコライザー機能:〇
マルチポイント接続:〇
落下検知センサー:〇
自動音量調整:〇(AIによるスマート音量自動調整)
防塵防滴規格:IP57(イヤホンのみ)
スマホアプリ:〇(Ai Life/Audio Connect)
質量:イヤホン単体 約5.1g、充電ケースのみ 約37.8g
付属品:クィックスタートガイド、保証書、アフターサービス案内

◆2025年12月12日よりGREEN FUNDINGにてプロジェクト開始(~2026年2月1日)
■プロジェクトページはコチラ■

 ドライバーを内蔵した球体状の「アコースティックボール」と耳に挟んでホールドする「イヤーコンフォートビーンズ」、そのふたつをつなぐC字形の「ブリッジ」という基本的な形状はそのまま。しかし、片側だけで約5.1gとさらに軽量化され、装着しっぱなしでもより負担が少ない快適性を獲得した。世界で1万人以上の耳型データを活用して形状も改良し、長時間装着していても耳が痛くならず外れにくいという利便性も備えている。

画像: ▲イヤホン本体は前モデル「HUAWEI FreeClip」のデザインを継承しながら、さらに軽量&小型を実現した

▲イヤホン本体は前モデル「HUAWEI FreeClip」のデザインを継承しながら、さらに軽量&小型を実現した

 そして、もともとコンパクトだった収納ケースは、収納時の配置を改善することで、前作よりもさらに小型化を達成。スクエア形状になり、デニム風の質感となる表面仕上げを採用し手触りもよくなり、小さくなってもツルっと滑って落としてしまうことがないのも利点。さらに、開閉時の起動音をカスタマイズできるという、遊び心も備えたものになっている。

画像: ▲収納ケースもより小さくなった。表面にはデニム地のような質感のあるデザインが施され、手(指)に馴染むようになったので、誤って落としてしまった……ということも軽減されるだろう

▲収納ケースもより小さくなった。表面にはデニム地のような質感のあるデザインが施され、手(指)に馴染むようになったので、誤って落としてしまった……ということも軽減されるだろう

画像2: 【PR】ファーウェイの人気イヤーカフイヤホンが全方位的に進化して「HUAWEI FreeClip 2」として登場。優秀な通話NRにAI自動音量調整機能を備え、音質もさらに強化された

 そして、肝心な中身(機能)も進化している。新たにファーウェイ初となるNPUプロセッサーを搭載したことで演算能力が5倍に向上し、オーディオ信号処理や通話時の音声処理も強化されている。これにより、通話相手が騒音の大きな場所にいても正確に相手の声だけを伝えてくれる通話NRや、周囲の環境に合わせてAIが自動で音量を調節する機能が盛り込まれた。これについては、実際に使って試して結果をレポートしよう。

画像: ▲NPUプロセッサーの搭載で処理能力を向上させ、通話時のNRも強化されている

▲NPUプロセッサーの搭載で処理能力を向上させ、通話時のNRも強化されている

 そして、イヤホンとして重要なドライバーも強化された。新たに振動板をデュアル仕様にしたユニットを搭載。これによって音量が約6dB向上し、特にオープン型では弱まってしまいがちな“低音”を、さらに力強く再現できるようにした。

画像: ▲デュアル振動板のイメージカット

▲デュアル振動板のイメージカット

 このほか、落下検知センサーやタッチ(ジェスチャー)操作もより使いやすく改善されているし、防水性能はIP57(水深1mの真水中で30分間置いても問題なし、イヤホン部のみ)に対応し、汗や雨などでちょっと水に濡れても大丈夫――どころか、真水での洗浄もOKという、強力な防水性能となった。もちろん、気になるバッテリー寿命も片耳で最長9時間、充電ケース込みで38時間と長時間化されているし、10分の充電で約3時間使用できる急速充電もサポートする。

画像: ▲スマホ用アプリ「Audio Connect」。自動音量調整は「適応型オーディオ」でオン/オフ可能。「落下検出」は「イヤホンの設定」から設定する

▲スマホ用アプリ「Audio Connect」。自動音量調整は「適応型オーディオ」でオン/オフ可能。「落下検出」は「イヤホンの設定」から設定する

 このように、ニューモデルHUAWEI FreeClip 2は、外観・デザイン(小型・軽量)だけでなく、イヤホンとして重要な音質、さらには使い勝手(機能・装着性)まで進化しており、人気の高いオープン型イヤホンのなかでもまさに注目のモデルとなっているのだ。

オープン型とは思えない、パワフルな低音再生。質感の高さも見事!

 まずは、デュアル振動板に強化されたドライバーユニットの音質をチェックしていこう。前モデルHUAWEI FreeClip(口径は同じ10.8mmで、振動板はシングル仕様)とも比べてみた。

画像: ▲右が前モデル「HUAWEI FreeClip」

▲右が前モデル「HUAWEI FreeClip」

 まずは、HUAWEI FreeClipから。耳を塞がないオープン型としてはかなり低音が出ることもあって、ひ弱な音にならないことが大きな特徴だ。しっかりと耳穴を密閉することで低音のエネルギーが伝わる一般的なイヤホン(カナル型)と比較しても、低音はさほど物足りなさを感じることはなく、迫力もある。音のバランスは素直で聴きやすい。音だけを聴いていると、一般的なワイヤレスイヤホンと大きな差は感じない。それでいて、周囲の音は普通に聞こえるので、ひじょうに快適だ。

 これをHUAWEI FreeClip 2に替えてみると、中低音がしっかりと充実しているのがはっきりと分かる。エドワード・グレグソン/BBCフィルハーモニック・オーケストラによる『A Vision in a Dream』から「チューバ協奏曲」を聴くと、金管楽器であるチューバの輝かしい音色と厚みのある音色が気持ちよく鳴る。チューバらしい低音の厚みもしっかりとしているし、オーケストラ全体のスケール感や迫力も出る。もともと低音はパワフルだったので、過剰な低音になるかと心配したが、ローエンドの伸びもなかなかのものだし、なにより低音の音程や音色の変化がしっかりと出るなど、低音の質感が向上したことが気に入った。しかも、音の自然な広がりや響きの豊かさもあり、聴いていて気持ちのよい低音になっている。

 デュエット曲の『JANE DOE/米津玄師』では、ボーカルの厚みがしっかりと出て、聴き心地がよい。フワっとした軽やかな感触はあるが、ひ弱な音にならず聴き応えのある力強さと、クリアな声の表現ができている。オープン型なので周囲の音も耳に入ってくるが、自宅の試聴室のような静かな場所で音楽に集中していると、一般的なイヤホン(カナル型)との落差は、ほとんど感じない。

 そして、散歩を兼ねて屋外でも試してみたが、効果的だと感じたのがAIを使った「リアルタイム音量調整」。周囲の騒音に合わせてAIが自動的に、かつリアルタイムで音量を調整してくれるものだ。住宅地の静かな場所に合わせた音量で聴いていて、ふと車が行き交う道路沿いに入ると、普段なら自動車の走行音に負けてしまうので音量を上げたくなるが、それを自動で調整してくれる。しかも、はっきりと音量が上がったと感じるような急な変化ではなく、ゆっくりと音量が変化していくので、音量が上がったとは感じることもなく、それでいて車の走行音があっても音楽をしっかり楽しめる音量になっている、という具合だ。

 そして、周囲が静かになると音量は元に戻る。これは快適だ。例えば、家の中、屋外の道路、駅や電車の中、会社のオフィスと、さまざまな場所の騒音レベルに合わせて音量を調整してくれるから、ずっと装着しっぱなしでも、音量を変える必要もなく、音楽を聴き続けることができる。新しいNPUプロセッサーの高い処理能力によって実現できたというが、なるほどこれは便利な機能だ。

通話NRは、相手の声だけをしっかりと伝えてくれて、至極快適!

 次に、新製品の注目機能でもある、通話時のNRも試してみた。相手に騒がしい場所へ行ってもらい、通話してみた。すると、通話音声としては周囲の騒音はほぼなくなっていて、相手の声をしっかりと聞くことができた。発音も明瞭で問題なく会話ができる。相手が動いたりすると、ほんのわずか周囲の騒音が漏れてこちらに伝わることがあるが、どうやら駅の構内で通話しているようで、思った以上に大きな騒音の中で通話していることが分かった。通話者の声だけを確実に拾い上げ、そのほかの音はすべてシャットアウトしているイメージだ。会話の声自体も不自然なものにはならないし、周囲の騒音に影響されることなく、快適に通話が行なえた。このあたりの使いやすさは、ワイヤレスイヤホンで通話することが多い人には有り難いはず。

画像1: 通話NRは、相手の声だけをしっかりと伝えてくれて、至極快適!

 使い勝手もよりスムーズになっていた。タッチ操作は耳元に手を当てるイメージで、再生の開始や停止が確実に行なえるし、髪をかきあげた時にほんの少し触れてしまっただけで反応してしまうような誤作動も少なかったのは快適だ。そして、室内での試聴から着けたまま屋外(散歩)へ出て、帰宅後もずっと装着していたが、耳が痛くなるようなこともなく、また軽量なこともあって装着しているという感触も少ないため、耳への負担はほとんどない。装着しているのを忘れそうというのは大げさだが、イヤリングのようなアクセサリーを装着しているのと変わらない感覚で、ずっと着けっぱなしでも大丈夫だと感じた。

 オープン型だから周囲の音はそのまま聞こえるので、一般的な密閉型イヤホンのヒアスルー(外音取り込み)のような電気的な不自然さを感じないのも好ましいし、再生している楽曲を気持ちよく楽しめて、しかも音質的にもオープン型で不足しがちな低音を迫力たっぷりに楽しめるのは、大きな進化だと感じた。

 これなら室内、屋外(外出時)を問わず使えるし、日常使いにぴったり。音楽再生や通話など、ワイヤレスイヤホンを使う機会の多い人ほどありがたさを実感できるはず。まだオープン型を使ったことがない、という人はぜひ、ファーウェイのHUAWEI FreeClip 2を試してみてほしい。その快適さと音の良さに驚くはずだ。

画像2: 通話NRは、相手の声だけをしっかりと伝えてくれて、至極快適!

提供:ファーウェイ・ジャパン

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