ヘッドホン部門もイヤホンと同様、有線タイプを対象とし、価格帯も3つに分類している。5万円未満、および5万円以上10万円未満ではアウトドア向けのコンパクトなタイプやスタジオモニターが目立つ。いっぽう10万円以上となると、先端技術&物量投入型のインユースタイプが多くなる傾向だ
第1位:グラド SR325x
¥39,270 税込
多くのヘッドホンファンから愛されるアメリカのグラドが基幹シリーズを全面刷新した。SR325xはその最上位モデル。アルミニウムのハウジングとオープン型によってもたらされる、全帯域の躍動感と開放的なサウンドはまさにグラドの真骨頂と言ったところ。現代のEDMやポップスと抜群の相性を聴かせてくれる。(土方)
第2位:ハイファイマン HE400se
¥16,500 税込
平面磁界駆動型をこのプライスレンジで製品化したことに、まずは拍手を送りたい。振動板全体を均一な磁界で駆動する同方式は、ハイファイマン独自のステルスマグネット方式とも相まって、微細な信号やローレベルの表現力が抜群によく、開放的なサウンドだ。軽量で装着性も二重丸。シンプルなデザインにも好感が持てる。(小原)
第2位:ビクター HA-MX100V
オープン価格(実勢価格2万3,000円前後)
ビクタースタジオのエンジニアによる試聴評価を経て完成したハイレゾ対応のスタジオモニター。ダイナミックレンジが広く、入力信号に対して反応の良い音は実に生き生きとした鳴り方で、生の音を感じさせる感触がある。スタジオ仕様なので外観はやや無骨だが、堅牢性や長時間使用時の快適性まで考えられた堅実な作りだ。(鳥居)
第4位:ゼンハイザー HD 560S
オープン価格(実勢価格2万7,500円前後)
老舗、ゼンハイザーから登場した開放型のヘッドホン。基本デザインはHD 559の形状をそのまま引き継いだオーソドックスな仕上がり。実際に装着すると、側圧はやや強めで、さらにイヤーパッドとヘッドパットでしっかりとホールドされる。クセっぽさのないどっしりとしたサウンドは健在。長時間、安心して楽しめるサウンドが身上だ。(藤原)
第5位:ソニー MDR-M1ST
¥34,650 税込
ソニーとソニー・ミュージックスタジオが共同開発したハイレゾ時代のモニターヘッドホン。外見はMDR-CD900STを継承したものだが、ケーブル着脱可、折り畳んで持ち運べるなど進化した点も多い。肝心の音は、ダイナミックレンジの広さと反応のよさが印象的で、音楽の躍動感をリアルに描き出す。音像の厚みも充分で、声の表情を上手に描く。モニターらしい正確な再現性だけでなく、音楽的な表現力を兼ね備えたモデルだ。(鳥居)
第5位:オーディオテクニカ ATH-MSR7b
オープン価格(実勢価格2万3,000円前後)
抜群のコストパフォーマンスで評価の高かったATH-MSR7のモデルチェンジ版。定評のある45mmの“トゥルー・モーション”ハイレゾドライバーを引き続き搭載したうえ、磁気回路/振動板周りのフランジ構造をブラッシュアップして、軽快でスピード感のある音を実現した。ヘッドバンドやイヤーパッドの構造が見直され軽量性と装着性が向上しているなど、この価格帯の製品に求められる要所がしっかり押さえられている。(土方)
HiViベストバイ2021冬 部門一覧
・HiViベストバイ2021冬トップページ
・選考について >
・ヘッドホンオーディオ部門(カテゴリー)選考について >
・選考委員について >
・HiVi夏のベストバイ2021 >
ディスプレイ部門
・ディスプレイ部門(1)〈液晶、50型以下〉
・ディスプレイ部門(2)〈液晶、51型以上60型以下〉
・ディスプレイ部門(3)〈液晶、61型以上70型以下〉
・ディスプレイ部門(4)〈液晶、71型以上〉
・ディスプレイ部門(5)〈有機EL、50型以下〉
・ディスプレイ部門(6)〈有機EL、51型以上60型以下〉
・ディスプレイ部門(7)〈有機EL、61型以上〉
プロジェクター部門
・プロジェクター部門(1)〈40万円未満〉
・プロジェクター部門(2)〈40万円以上101万円未満〉
・プロジェクター部門(3)〈101万円以上〉
・サブカテゴリー スクリーン
・サブカテゴリー HDMIケーブル
ビデオプレーヤー/ビデオレコーダー/カメラレコーダー部門
AVセンター部門
・AVセンター部門(1)〈6万円未満〉
・AVセンター部門(2)〈6万円以上10万円未満〉
・AVセンター部門(3)〈10万円以上25万円未満〉
・AVセンター部門(4)〈25万円以上〉
・サラウンドシステム部門
スピーカー部門
・スピーカー部門(1)〈ペア10万円未満〉
・スピーカー部門(2)〈ペア10万円以上20万円未満〉
・スピーカー部門(3)〈ペア20万円以上40万円未満〉
・スピーカー部門(4)〈ペア40万円以上70万円未満〉
・スピーカー部門(5)〈ペア70万円以上100万円未満〉
・スピーカー部門(6)〈ペア100万円以上200万円未満〉
・スピーカー部門(7)〈ペア200万円以上〉
・サブウーファー部門
オーディオプレーヤー部門
・ディスクプレーヤー部門(1)〈20万円未満〉
・ディスクプレーヤー部門(2)〈20万円以上50万円未満〉
・ディスクプレーヤー部門(3)〈50万円以上〉
・ネットワークプレーヤー部門
・ネットワークトランスポート部門
オーディオアンプ部門
・コントロールアンプ部門(1)〈100万円未満〉
・コントロールアンプ部門(2)〈100万円以上〉
・パワーアンプ部門(1)〈50万円未満〉
・パワーアンプ部門(2)〈50万円以上100万円未満〉
・パワーアンプ部門(3)〈100万円以上〉
・プリメインアンプ部門(1)〈20万円未満〉
・プリメインアンプ部門(2)〈20万円以上40万円未満〉
・プリメインアンプ部門(3)〈40万円以上〉
D/Aコンバーター部門
・D/Aコンバーター部門(1)〈20万円未満〉
・D/Aコンバーター部門(2)〈20万円以上60万円未満〉
・D/Aコンバーター部門(3)〈60万円以上〉
その他、アクセサリー部門
ヘッドホンオーディオ部門
・イヤホン部門(1)〈2万円未満〉
・イヤホン部門(2)〈2万円以上5万円未満〉
・イヤホン部門(3)〈5万円以上〉
・ヘッドホン部門(1)〈5万円未満〉
・ヘッドホン部門(2)〈5万円以上10万円未満〉
・ヘッドホン部門(3)〈10万円以上〉
・ワイヤレスイヤホン部門(1)〈2万円未満〉
・ワイヤレスイヤホン部門(2)〈2万円以上〉
・ワイヤレスヘッドホン部門
・ヘッドホンアンプ部門(1)〈20万円未満〉
・ヘッドホンアンプ部門(2)〈20万円以上〉
・ポータブルデジタル オーディオプレーヤー部門(1)〈10万円未満〉
・ポータブルデジタル オーディオプレーヤー部門(2)〈10万円以上〉