【HiVi冬のベストバイ2021】スピーカー部門（6）〈ペア100万円以上200万円未満 [税込110万円以上220万円未満]〉

第1位：ソナス・ファベール Olympica Nova Ⅴ

¥2,145,000（ペア）税込

Olympica Novaシリーズのトップモデルとしてリリースされた、ソナス・ファベールの中核を担うスピーカー。同社にはさらにハイエンドなシリーズも存在するが、製品内容の凝縮度でいえば、本機はまさしくソナス・ファベールのいまのサウンドを体現したスピーカーである。独立したバッフルを持つ中高域のユニットとウーファーのつながりがよく、瑞々しいヴォーカルを聴くことができる。美しい仕上げのエンクロージャーも魅力だ。（潮）

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第2位：エラック CONCENTRO S507

¥1,980,000（ペア）税込

技術の粋を結集して完成させたELACの最高峰CONCENTROの血統を受け継いだ意欲作。システム初搭載となるstepX-JETは新開発のJET 5cトゥイーターと、130mm径アルミニウム振動板のミッドレンジとの同軸構造で、3種類の指向性制御リングを付属している。微細な響きと、深く沈み込む堂々とした低音が、心に響き、体を揺さぶる。（藤原）

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第3位：エラック モニターオーディオ PL300 Ⅱ

¥1,760,000（ペア）税込

「プラチナムシリーズ II」はモニターオーディオの最高峰。蛇腹型のトゥイーター、ハイルドライバー採用が技術的なポイントだ。同社製品はイギリスのスピーカーの中でも、特に元気よい、勢いよい、前向き......という尖鋭さが特徴だが、PL300 IIは実に質が高い。ノリやスピード感が好適という次元を大きく超え、ひじょうに細やかな部分までていねいに、そして愛情豊かに、上質に鳴らす。（麻倉）

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第3位：ピエガ Coax 511

¥1,595,000（ペア）税込

ピエガのスピーカーといえばアルミ押し出し材でつくられたエンクロージャーとリボン型のトゥイーター。これらふたつが技術上の大看板だ。上級モデルのCoaxシリーズでは、そのリボン型ドライバーが同軸2ウェイ構造になっている。その下のウーファーアレイは4本のうち2本がドロンコーン。もはや孤高の緻密な美音が愉しめる。（高津）

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第5位：ソナス・ファベール ELECTA AMATOR Ⅲ

¥1,430,000（ペア）税込

ソナス・ファベールの名を日本市場に定着させたのが、80年代末に登場した本機の初代機。創業者フランコ・セルブリンが打ち出したミニマリズムとソノリティの融合を、こんにち同社のスピーカーほぼすべてをデザインしているエンジニアパオロ・テッツェンが継承。音も姿も凛として実に優雅で美しいスピーカーである。（小原）

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