直視型ディスプレイ部門では、大型液晶テレビの充実を受けて「液晶61型以上70型以下」と「液晶、71型以上」の部門を新設。大型液晶テレビの分野では、8K解像度の製品のほか、Mini-LEDや量子ドットという新たな技術を投入した新製品が登場し、市場を賑わせている
第1位:ソニー XRJ-50X90J
オープン価格(実勢価格20万9,000円前後)
認知特性プロセッサー「XR」を搭載したモデルとしては最小の50インチモデル。実用上充分な大画面で、直下型LED部分駆動の採用、画面下部だけでなく上部にもトゥイーターを備えて画音一体の再現を可能にする「アコースティック マルチオーディオ」など、機能や装備は充分。画質・音質の優秀さに加え、新UIの「Google TV」の採用、独自サービスである「BRAVIA CORE」など魅力的な機能やサービスも充実している。(鳥居)
第2位:シャープ 4T-C50DN2
オープン価格(実勢価格17万1,000円前後)
アクオスブランド20周年を飾る4Kモデル。低反射N-Black+倍速駆動パネルを採用し、動画応答性を改善。従来比1.4倍の処理能力を誇るというCPUとMedalist S2エンジンのコンビネーションで、4Kアップコンバート映像がなかなかに魅せる画質だ。2.1ch仕様の3ウェイ5スピーカーの音も練られていて、サラウンドがなかなかイケてる。(小原)
第3位:パナソニック TH-49JX850
オープン価格(実勢価格18万円前後)
機能満載にしてこなれた価格帯の850シリーズは少しずつ改良されてきたけれど、今回はいよいよ高画質志向が明らかになってきた。IPSパネルにしては黒が安定し、暗部の表現力が良好。バックライト分割駆動の制御と信号処理を整合させる「Wエリア制御」や、「オートAI画質」によるシーンごとの画質調整能力が奏功している。(吉田)
第4位:東芝 50Z670K
オープン価格(実勢価格18万7,000円前後)
新型高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZRI」を搭載した広視野角の液晶テレビ。スリム直下型高輝度倍速パネルの採用がセールスポイントで、「おまかせAIピクチャーZRI」が相まった映像は、まさしく痒いところに手が届く快適さだ。2021年モデルの売りである「ナチュラル美肌トーン」も積極的に活用したい。(小原)
第5位:東芝 32V34
オープン価格(実勢価格4万8,000円前後)
2Kテレビに4Kテレビ用のシステムLSIを内蔵し、動画配信サービスなどの多彩なネット機を盛りんだモデル。「レグザエンジン PowerDrive」の実力はかなり優秀で、地デジ放はもちろん、動画配信サービスの映像も美しい映像で楽しめる。パーソナルユースにとしてはコストパフォーマンスのさでも大注目。(鳥居)
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