【HiVi冬のベストバイ2021】AVセンター部門（1）〈6万円未満 [税込6万6,000円未満]〉

サラウンド再生のための必須コンポーネントがAVセンター。低価格帯の製品からドルビーアトモスへの対応は当たり前となり、8K/60p映像信号のパススルーに対応するなど、新世代モデルの機能充実には目を見張るものがある。長く付き合う製品として、最新規格への対応どは見逃せないポイントでもある

第1位：ヤマハ RX-V4A

¥49,500 税込

ヤマハのAVセンターとしては、約10年振りに外観、筐体、回路構成を一新した新シリーズの注目作。5.1ch対応の入門機で、ドルビーアトモスやDTS:Xには非対応だが、独自の音場創造技術、シネマDSP 3Dは健在。しかもSpotify Connectに加え、ロスレスやハイレゾ音源が楽しめるAmazon Music HD、Deezer HiFiについてもサポートするなど、昨今、存在感を増している音楽配信サービスへの対応も万全だ。そのサウンドは明るく、開放的。音の骨格も明確で、リズム感がいい。（藤原）

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第2位：ソニー STR-DH790

¥48,950 税込

ドルビーアトモス、DTS:X対応の7.1ch AVセンター。発売から時間が経っているが、4K信号やHDRコンテンツにも対応し、自動音場補正は周波数特性と位相特性の補正を行なうなど、機能的な見劣りは少ない。ガラスエポキシ基板の採用やデジタル基板にメタルフレームを備えるなどで音質を磨き上げており、その実力は今も優秀。（鳥居）

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第3位：デノン AVR-X550BT

¥38,500 税込

アトモス音声には対応せず、ドルビートゥルーHDやDTS-HD再生に絞った入門機。ではあるものの音質の完成度は高い。無線LAN対応も省略しているが、Bluetoothは対応。5chのパワーアンプ部は上位機ゆずりの技術を投入。出力素子の温度管理の徹底による電流リミッターを省略したり、高音質オペアンプを搭載したりと頼もしい。（吉田）

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