【HiVi冬のベストバイ2021】ネットワークトランスポート部門

ネットワーク経由でデジタルファイル再生を行なうコンポーネントのうち、デジタル信号をアナログ信号に変換するD/A（デジタル/アナログ）変換回路を搭載せず、別途単体DACを必要とする製品が本部門の対象。さらに、USB接続でDACに信号出力できるネットワークサーバーも本部門での対象となる

第1位：オーレンダー ACS 10

¥847,000 税込

DSD 22.5MHz、PCM 768kHz/32ビットファイル再生に対応したネットワークトランスポート。16Tバイトの大容量HDDを内蔵し、CDの自動リッピング機能がサクサクとデータファイル化を実行。オーディオ用に特化して設計されたLANポートも備え、ハブ機能も充実している。手持ちのDACと組み合わせることになるが、力強くて芯のあるサウンドはとにかく頼もしい。専用アプリがとてもよく練られており、操作性もきわめて快適だ。（小原）

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第2位：デラ N1A/3-S20

¥264,000 税込

確かなクォリティと快適な操作性を追求し、入門者からマニアまで、高い評価を得ているデラのミュージックライブラリーN1シリーズ。N1Aはフルサイズコンポとの組合せを想定した中級機で、大型の主電源スイッチといい、有機ELの表示窓といい、その外観はオーディオ機器そのもの。機器としての信頼性に優れ、本質的なクォリティが高い。（藤原）

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第2位：フィダータ　HFAS1-XS20

¥712,800 税込

音質にこだわったオーディオ用のストレージ製品なのだから、何の対策もしていないNASやUSB HDDに比べ、高音質は当然のことだ。ポイントはどんな「音調」を聴かせてくれるか、だ。ストレージに「音質」があるのかとは哲学的な問いだ。無色透明であるべきか、ある方向を持った音調にすべきかは論議されるところだが、XS20は第1世代製品に比べ、あきらかに低域再現性が向上している。（麻倉）

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第4位：スフォルツァート DST-Lepus

¥418,000 税込

話題のZERO LINK対応ネットワークトランスポートだが、ZERO LINKで聴くには、D/Aコンバーター側にもZERO LINK入力が必要。そのZERO LINK接続した音は驚愕の高音質である。無論通常のUSB接続やLAN DAC（Diretta）機能にも対応。その音も素晴らしく、本機は価格破壊的超コストパフォーマンスモデルだ。（和田）

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第5位：オーレンダー ACS100

¥495,000 税込

デジタル楽曲ファイルやストリーミング再生能力に加え、CDドライブとSSDやHDDといったストレージを内蔵させることでCDリッピング/タグ編集などのファイル管理が行なえる。これが同社のミュージックサーバーの定義だが、ここに新星が登場した。同時発売されたACS10と並び音質がよく、ファイル管理機能のユーザビリティも優れた1台だ。ストレージは別売。（土方）

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