【HiVi冬のベストバイ2021】ディスプレイ部門（4）〈液晶、71型以上〉

第1位：LG 75QNED90JPA

オープン価格（実勢価格55万円前後）

LGからじつに興味深い大画面液晶テレビが登場した。従来比32倍の数のMini-LEDを画面直下に敷きつめ、従来比16倍のエリア制御でハイコントラスト映像を実現しつつ、グリーンとレッドの純度を向上させる量子ドット技術とナノセルカラー技術を投入、鮮やかでクリーンな発色を実現した。IPSパネル搭載機とは思えない黒の黒らしさと階調表現の精妙さ、大画面液晶テレビが新時代を迎えたことを実感させる注目機。（山本）

メーカーサイトへ ＞

関連記事を見る ＞

第2位：パナソニック TH-75JX950

オープン価格（実勢価格42万円前後）

これは、高輝度バックライトを備えるとともに、放熱設計を強化して明るくて均質性の高い、また精密な大画面を得ている。広い範囲から見やすいIPSパネルは大型でこそ真価を発揮するべきなのだ。ドルビービジョンは、パネル制御にも信号情報を用いるように工夫。それと背面上部のイネーブルドスピーカーの効果も確かにある。（吉田）

メーカーサイトへ ＞

関連記事を見る ＞

第2位：ソニー XRJ-75X95J

オープン価格（実勢価格47万3,000円前後）

春先にリリースされた大型液晶テレビだが、引き続き高評価な上に、値頃感も出てきた。新開発の認知特性プロセッサー「XR」は、絵と音双方に作用し、自然な描写と音の臨場感によって圧倒的な没入感を約束する。液晶方式の弱点を矯正する近年のソニーの取組み「X-Wide Angle」など、目玉となる技術も見逃せない。（小原）

メーカーサイトへ ＞

関連記事を見る ＞

第4位：東芝 75Z670K

オープン価格（実勢価格33万円前後）

Z670Kシリーズは4K液晶レグザの新シリーズで、75型を筆頭に43型まで5種類のラインナップが整っている。タイムシフトマシン機能はないが、新開発のZRI映像エンジンを積み、お家芸の地デジビューティやクラウドAIテクノロジー等をしっかり継承する。パネルはスリム直下型と呼ばれる高輝度倍速仕様。IPSの新世代らしい。（高津）

メーカーサイトへ ＞

関連記事を見る ＞

第5位：ソニー KJ-85Z9H

オープン価格（実勢価格200万円前後）

ソニーが技術の粋を集結して開発した85インチ8K仕様の液晶テレビだ。高輝度、高コントラスト化に向けたバックライト技術Backlight Master Driveと、独自の広視野角技術X-Wide Angleの共演で、8K解像度に相応しいで安定した映像を描き出す。実際、目を見張る輝きと、引き締まった黒、そして自然な色調と、その8K映像は見応え充分。（藤原）

メーカーサイトへ ＞

関連記事を見る ＞