【HiVi夏のベストバイ2019】ディスプレイ部門（2）〈液晶、51型以上60型以下〉

第1位：シャープ 8T-C60AX1

オープン価格(実勢価格75万円前後)

新4K8K衛星放送チューナーを内蔵した「8Kテレビ」。現段階では8Kテレビはシャープ限定となるが、60型はそのなかでも最小サイズで、映像の細かさ、緻密さでは70型、80型よりも有利だ。画面正面から見る8K放送は自分の視力が上がったように観え、さすがに迫力がある。すでに何十回も見ている『2001年宇宙の旅』、『マイ・フェア・レディ』も、8Kで観るといろいろな新発見があって楽しい。地デジの画質も意外に良好。（藤原）

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第2位：東芝 55Z730X

オープン価格(実勢価格25万円前後)

全面直下LEDバックライト方式採用の55型IPSパネル機。先代機と分割数は同じだが、エリア制御の見直しによってさらに高輝度を確保した点が新しい。「レグザエンジンProfessional」は、新たなAI超解像処理によってさらに高精細映像を達成。スピーカーも新規設計となり、いちだんとパワフルなサウンドを実現している。（小原）

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第3位：パナソニック TH-55GX850

オープン価格(実勢価格25万円前後)

リビングルームで楽しむ大画面というコンセプトをもとにパナソニックがリリースする倍速駆動の液晶ディスプレイ。4Kチューナーを内蔵し、AI HDRリマスター機能を搭載して、地デジ映像もハイコントラスト化して見せる。階調表現がよりスムーズになり暗部のS/N感も保たれているので、映画ソフトの視聴にも最適なモデルである。（潮）

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第4位：ソニー KJ-55X9500G

オープン価格(実勢価格23万円前後)

有機EL時代になってもソニーは徹底的に液晶にも注力。ディスプレイデバイスを選ばず、個別の潜在力を発揮させるために、高性能画質プロセッサーを開発。そのX1 Ultimateが搭載された4K液晶テレビだ。有機ELに比べ優っている階調再現性の強みを徹底的に引き出した。特にオブジェクト技術の使いこなしがパワフル。（麻倉）

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第5位：シャープ 4T-C60AN1

オープン価格(実勢価格28万円前後)

外光の映り込みを低減した「N-Blackパネル」を搭載した新4K衛星放送チューナー内蔵モデル。地デジ映像もノイズ感の少ないスムーズさで、4Kコンテンツでは奥行の豊かさと豊かな色彩を味わえる。なかでも特筆したいのは、背面にウーファーを搭載した内蔵スピーカー。明瞭で広がりのよい音は、なかなかパワフルで聴き応えがある。（鳥居）

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