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ボブ・ジェームスのUHDブルーレイ『フィール・ライク・メイキング・ライブ!』に収録されたAURO-3Dが凄かった。イマーシブオーディオの楽しさを知らしめる、必聴の一枚:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート71
2月25日に、EVO SOUNDから発売されたボブ・ジェームスの新譜『フィール・ライク・メイキング・ライブ!』は、オーディオビジュアルファン注目のグレートタイトルだ。
本作はMQA-CD、SACD、ブルーレイ、UHDブルーレイ、アナログレコードという5種類のメディアで発売され、しかもSACDには5.1ch音声が、UHDブルーレイにはAURO-3Dとドルビーアトモス音声が収録されている。さらにそのミックスは、本連載でもお馴染みのWOWOWO入交英雄さんが担当した。
今回の連載では、WOWOWの視聴室、オムニクロスにお邪魔して本作のAURO-3D音声を体験、どんな経緯で本作のような、ある意味...
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伝説の“炎の咆吼”が、DTS:Xの3D立体サラウンドで迫ってくる。『バックドラフト』のUHDブルーレイは、今観てもどきどき、わくわくする名盤だった
映画本編は観たことないけれど、テーマ曲はよく知っているという作品は案外多いのではないだろうか。
『007』『ロッキー』『スター・ウォーズ』などなど、これらのテーマ曲は作品を超えて、様々なテレビ番組のBGMやスポットで耳にしているはず。中には“え、これって映画のテーマだったの”なんていう人もいたりするわけです。
そんな“テーマ曲先行”作品の最たるものが、今回UHDブルーレイでチェックした『バックドラフト』だろう。1991年公開作で、ユニバーサルスタジオにアトラクションができるくらいメジャーな作品なのだけど(アメリカの施設は2010年で終了。現在はUSJにあり)、日本では、あの料理番組のテー...
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24年のCGの進化を感じさせつつ、クリアーな映像を楽しませてくれる。『トイ・ストーリー』シリーズ3作品を、4K&アトモスで復習した【シリーズ:4K深掘り13】
今週末の11月2日に、UHDブルーレイ『トイ・ストーリー4』が発売される。『トイ・ストーリー』と言えば、1995年(日本では1996年)に公開された、初の長編フルCGアニメから始まったシリーズで、カウボーイ人形のウッディとスペースレンジャーのバズはみんな知っているはず。
以後1999年公開の『トイ・ストーリー2』、2010年公開の『トイ・ストーリー3』と続き、最新作の『トイ・ストーリー4』が今年6月(日本は7月)に公開されている、なんと24年にも及ぶ長いシリーズというわけだ。StereoSound ONLINE読者の中にもお子さんと一緒に劇場やDVD、ブルーレイで観たという方は多いのでは...
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SIEの次世代コンソールゲーム機の名称が「プレイステーション 5」に決定! UHDブルーレイにも対応し、発売は2020年の年末商戦の見込み
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、次世代コンソールゲーム機の名称を「プレイステーション5」(PS5)に決定し、2020年の年末商戦期に発売すると発表した。
PS5は超高速アクセスが可能なカスタムSSDとAMD社製カスタムチップセットを搭載し、ゲームのロード時間も短縮、ダイナミックで美しく、クリエイターが思い描いた通りのゲーム体験が可能になっている。
またコントローラーには、従来の振動技術に代わりハプティック技術を搭載、L2・R2ボタンには抵抗力を感じさせるアダプティブトリガーを採用し、圧倒的な没入感を演出するゲームの世界を楽しめるようになるそうだ
「PS5」のハード...
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90年代の"大人のファンタジー”『フィールド・オブ・ドリームス』が、UHDブルーレイで蘇った。時代性まで感じさせる4K映像が、心を洗ってくれる【シリーズ:4K深掘り12】
“If you build it, he will come.”
このフレーズに“おぉ”と反応した人は、かなりの映画ファンか、月刊HiViを熱心に読んでくれていた方に違いない。
1989年(日本では1990年)に公開された『フィールド・オブ・ドリームス』は、アイオワ州で農業を営むレイ・キンセラ(ケビン・コスナー)が、ある日 “If you build it, he will come.” という謎の声を聞くところから始まる。以来レイは、その声に導かれるままにトウモロコシ畑を潰して野球場を作り、さらに様々な出会いを経て奇跡を起こす……という、大人のファンタジーだ。
本作公開直後の1990年...
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MCU最強のヒロイン『キャプテン・マーベル』は、元気で前向きな気分になる快作だ! そして、4K/HDR&ドルビーアトモスで見ると、その楽しさが倍増する【シリーズ:4K深掘り06】
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で最強と呼びたくなるヒロイン、キャプテン・マーベルことキャロル・ダンヴァース。もともとは地球人でありながら、ライトスピードエンジンの爆発に巻き込まれ、そのエネルギーを吸収したことでとんでもないパワーを手に入れてしまう……。
まるで光子力エンジンの爆発のエネルギーを浴びて巨大化してしまう、往年の特撮シリーズ『シルバー仮面(ジャイアント)』みたいだなぁ、なんて考えてしまったりもするのだけれど、そんなことはさておいて、本作のUHDブルーレイを再生していると、約2時間、とても前向きな気分を楽しめます。
その前に、まずはパッケージの紹介を。『キャプテン...
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『アベンジャーズ/エンドゲーム』が、8月7日に先行デジタル配信 & 9月4日に4K UHDブルーレイ発売決定! 監督にメッセージを届けるキャンペーンも開催中だ
この夏、破格のメガヒットで映画館を盛り上げたマーベルの『アベンジャーズ/エンドゲーム』が、いよいよ8月7日(水)に先行デジタル配信開始、9月4日(水)にはMovieNEXと4K UHD MovieNEX、4K UHD MovieNEXプレミアムBOX(数量限定)で発売される。加えて『アベンジャーズ/エンドゲーム&インフィニティ・ウォーMovieNEXセット(数量限定)』、さらに『アベンジャーズ:4ムービー・アッセンブル(数量限定)』も発売、ブルーレイ、DVDのレンタルも開始する。
“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)” フェイズ3の締めくくりとなる『〜エンドゲーム』は、世界興...
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家族で見るならUHDブルーレイがお薦め! ディズニーの『ライオン・キング』『リトル・マーメイド』で、その理由を確認した【シリーズ:4K深掘り03】
ホームシアター愛好家の皆さん、こんにちは。今日も高画質・高音質ソフトを楽しんでいらっしゃいますか?
さてそんな貴方なら、きっとUHDブルーレイのことも気になっているでしょう。念のためおさらいすると、UHDブルーレイとは4K解像度(水平3840×垂直2160画素) & HDR(ハイ・ダイナミックレンジ)の高品位な映像と、ドルビーアトモスを始めとするいい音を収録した、最新世代のパッケージソフトです。
そのUHDブルーレイは2015年の登場以来少しずつ対応機器も増え、ソフトも充実してきています。そして今年はパッケージソフトで大きな動きが出てきています。
それがディズニー作品の本格的なリリースで...