執筆陣
WOWOWのωプレイヤーでイマーシブオーディオを検証! これからの音楽体験、配信体験に必須な“いい音”と“豊かな音場”が体験できた:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート68
WOWOWがハイレゾ・3Dオーディオのストリーミング再生に対応した「ω(オメガ)プレイヤー」アプリを使った配信実証実験をスタートしている。同社が独自に収録した様々なコンテンツを、AURO-3DやMQA、HPL-MQAといったイマーシブフォーマットで配信、実験に協力するユーザーに自宅でそれらを楽しんでもらうという試みだ。
さらに前回の連載でお知らせしたように、『ハクジュ寄席』『ピアノデュオpiaNA』といった新しいコンテンツも制作、既にωプレイヤーで試聴可能だ。今回はそれらの収録現場にも立ち会った麻倉怜士さんのご自宅にお邪魔し、ωプレイヤーのコンテンツを、150インチスクリーン+イマーシブ...
執筆陣
WOWOWがハイレゾ・3Dオーディオのストリーミング再生アプリ「ωプレイヤー」を開発。本格システムで、その実力を検証した:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート67
先日StereoSound ONLINEのニュースでお知らせした通り、WOWOWがハイレゾ・3Dオーディオのストリーミング再生に対応した「ω(オメガ)プレイヤー」アプリを開発、AURO-3DやHPL-MQAを使った配信実験を実施する。
同社では、以前からハイレゾ・3Dオーディオを使用した高精細かつ高臨場感音声サービスについて研究を重ねてきた。その様子は本連載でもたびたび紹介してきたが、今回は具体的なサービス実用化の検証としてベータテストを実施、実験に参加するモニターの募集も行われている(関連リンク参照)。
そこで気になるのが、ωプレイヤー具体的な使い方や、オーディオシステムと組み合わせた...
執筆陣
音楽ライブ配信の高音質化は、2020年の大きなトレンドだった。WOWOWが実施した高品質配信実験が、その大きな可能性を明確に示している:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート41
2020年後半のオーディオビジュアル的注目事は、音楽ライブ配信の急激な充実だろう。コロナ禍の影響で大規模ライブが中止になったことを受け、多くのアーティストが配信ライブに取り組んでいる。当初は画質・音質的には“そこそこ”だったが、この10月以降は様々なクォリティ改善に向けた試みが実施されてきた。その最たるものがWOWOWによる高音質配信実験だ。10月6日にMQA、28日にはAURO-3Dを使った“世界初”の配信を実現、さらに12月8日には熱海市と共同で「3Dオーディオ体験会」も開催している。今回はそれらの取り組みのキーマンであるWOWOW技術局 エグゼクティブ・クリエイター/博士の入交英雄...
執筆陣
3Dサラウンドの原理原則を守ってスピーカーを設置したら、どんな違いがあるのか? WOWOWの“究極のイマーシブ空間”でその神髄に触れた(後篇):麻倉怜士のいいもの研究所 レポート36
プレミアム放送局のWOWOWが、3Dサラウンドを活かした新しい試みをスタートしている。今回の連載では同社の3Dオーディオ試聴室にお邪魔して、3Dサラウンドでどんな取り組みを行い、また今後どのような展開を考えているのかについて、株式会社WOWOW 技術局 技術企画部長の福田賢治さんと、技術局 エグゼクティブ・クリエイター/博士の入交英雄さんにインタビューを実施している。後編では実際の3Dオーディオ音源を体験、その効果を麻倉さんに検証してもらった。(編集部)
※今回ご紹介した3Dオーディオの配信について、10月にWOWOW主催の伝送実験が開催されます。その実験にモニターとして参加してくれるS...