執筆陣
3Dサラウンドの原理原則を守ってスピーカーを設置したら、どんな違いがあるのか? WOWOWの“究極のイマーシブ空間”でその神髄に触れた(前篇):麻倉怜士のいいもの研究所 レポート35
ドルビーアトモス、DTS:X、AURO-3D、そしてNHKの22.2chと、昨今は様々な3Dサラウンドが登場している。いずれも没入感のある音場を再現することを目的としているが、そこには微妙な違いがある。第一がスピーカー位置で、個別のフォーマットで理想とする設置位置や試聴距離が異なっているのだ。ではそれぞれの方式が推奨しているスピーカー設置で同じ音源を再生したら、どのような違いがあるのだろうか? 今回は3Dサラウンドの研究を進めている株式会社WOWOWにお邪魔して、素朴な疑問を検証させてもらった。対応いただいたのは、株式会社WOWOW 技術局 技術企画部長の福田賢治さんと、技術局 エグゼク...
執筆陣
89回 Auro-3Dの秘密を訪ねてベルギー取材を敢行。ギャラクシースタジオは夢のような空間だった(前)
演奏家の思いから生まれたサラウンドフォーマット
弊社月刊HiVi2018年2月号で開催した「HiViグランプリ2017」で技術特別賞に輝いた「Auro-3D」(オーロ3D)。デノンのAVアンプ「AVC-X8500H」といった製品群がバージョンアップでAuro-3Dのデコードに対応することが発表され、いちやく注目を集めている。そんなAuro-3Dが誕生したベルギー、ギャラクシースタジオを麻倉怜士さんが表敬訪問。そこで目にしたAuro-3Dの魅力についてお話いただいた。(編集部)
昨年末から、日本メーカーのAVセンターにもAuro-3D対応モデルが登場しています。皆さんご存知のように、Aur...