執筆陣
音像が3次元的に明瞭で、官能的描写。シバタ針と十字巻きコイルを持つMC型。ラックスマン LMC5
このLMC5は、ラックスマンとして久々のMCカートリッジ。初代のLMC1は1981年に、L MC2は翌年に登場しているからじつに40年近い時を経た第3弾だ
これは初期モデルとはすっかり異なる設計だ。全体構造はセミオープン型、つまり発電機構がむき出しになっていて、内部空間の音響的な問題を避けている。ガード役の横壁は卵円形状をあしらって反響や共振問題に対策している。ボディはアルミニウム製。ソリッド・ダイヤモンドの針先はシバタ針であり、点接触に近い状態で音溝に接する。発電機構はサマリウム・コバルト磁石による磁気回路が肉眼で見える。十字巻きコイルは4N銅線。
ヘッドシェルはマイソニックラボのSH...
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【HiVi夏のベストバイ2021】ヘッドホンアンプ部門(2)〈20万円以上〉
第1位:ラックスマン P-750u MARK Ⅱ
¥340,000+税
先代発売から4年が経過し、その間に培われた同社基幹技術ODNFの最新版ODNF-uを4回路搭載したフルバランス構成のヘッドホンアンプ。オリジナルのカスタムブロックコンデンサーを擁した強力な電源回路も相まって、パワフルで骨格のしっかりとした音。ニュートラルな質感再現もあって、ひとつのリファレンスになり得る存在と思う。(小原)
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第1位:ベンチマーク HPA4
オープン価格(実勢価格39万8,000円前後)
THX社が提供するオーディオアンプ用技術、THX-AAAを採用した先進的なヘッドホンアンプ。T...
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【HiVi夏のベストバイ2021 特設サイト】ヘッドホンアンプ部門(2)〈20万円以上〉第1位 ラックスマン P-750u MARK II
ヘッドホンアンプ部門(2)〈20万円以上〉第1位 ラックスマン P-750u MARK II
¥340,000+税
ココがすごい!!
パワフルで質感表現が自然。これぞリファレンス(小原)
鳴らしにくいヘッドホンも楽々駆動。音楽性の豊かな音が見事(土方)
独自回路の最新版「ODNF-u」で高純度サウンドを実現(藤原)
ベストワン 小原由夫
先代(P-750u)発売から4年が経過し、その間に培われた同社基幹技術ODNFの最新版「ODNF-u(Only Distortion Negative Feedback-ultimate)」を4回路搭載したフルバランス構成。オリジナルのカスタムブロックコ...
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【HiVi冬のベストバイ2020】ヘッドホンアンプ部門(2)〈20万円以上〉
第1位:ベンチマーク HPA4
オープン価格(実勢価格39万8,000円前後)
THX社が提供するオーディオアンプ用技術、THX-AAAを採用した先進的なヘッドホンアンプ。THX-AAAにはいくつかバリエーションがあるが、本機に実装された「THX-888」は最上位グレード。歪み性能では群を抜く。そのサウンドは緻密でしなやか。音楽の本質を色づけせず、あるがままに、スマートに描き出す感じ。この品位感は魅力だ。(藤原)
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第2位:コード Hugo TT 2
¥640,000+税
独自の「パルスアレイDAC」方式を採る小型高性能ヘッドホンアンプ、Hugoシリー...
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ラックスマン CL1000 滑らかで浸透力がある深い音場感を再現
かねてから開発中と囁かれていた、ラックスマンのフラッグシップ真空管プリアンプが遂に完成した。CL1000と命名された堂々たる新製品が本誌試聴室に持ち込まれた。同社90周年を飾るステレオパワーアンプMQ300と純正コンビネーションを組む、待望のプリアンプである。フォノイコライザー回路はなく、ラインレベル入出力に徹している。
最大の特徴は、本機のために新開発されたファインメット・コア採用の大型トランスフォーマー式アッテネーターを搭載したこと。抵抗器による信号減衰ではなく、巻線比による低損失な音量調整の手法である。
この大型トランスフォーマーは、34タップで左右独立。高信頼性のリレー素子を介し...
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【HiVi冬のベストバイ2019】ヘッドホンアンプ部門(2)〈20万円以上〉
第1位:コード Hugo TT 2
¥640,000+税
独自の「パルスアレイDAC」方式を採る小型高性能ヘッドホンアンプ、Hugoシリーズ最新モデル。進化したDACアルゴリズムは、98,304のフィルタータップ長と、片チャンネル当たり10エレメントを有する最新版。アルミ削り出しの筐体には豊富な入出力端子を備える。力強くて濃密、しかもなめらかで潤いのあるサウンドはコードならでは。じっくり聴き込むと超絶的な解像度を有しているのもわかる。やはり並みのヘッドホンアンプではない。(小原)
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第2位:コード Hugo 2
オ...
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ラックスマン、新ブランド「LUXMAN B-side」を立ち上げ、インテリア映えするワイヤレス・ストリーミングスピーカー「arro studio collection S5」を発表。デザインと音質を高次元で融合させた。12月に発売
ラックスマンは、モノへのこだわりを持つミレニアル世代に向けて、新ブランド「LUXMAN B-side」を立ち上げ、その第一弾製品として、フランスarro studio社デザインによるAmazon Alexa搭載のワイヤレス・ストリーミングスピーカー「arro studio collection S5」を、12月に発売すると発表。本日11月1日より先行予約販売を開始した(蔦屋家電+、およびアマゾンにて)。価格は¥98,000(税別)。
arro studio collection S5は、ラックスマンの持つ音響技術と、インテリアとしても映えるデザイン性を掛け合わせて作られた、ストリーミング...
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【HiVi夏のベストバイ2019】D/Aコンバーター部門(2)〈20万円以上60万円未満〉
第1位:マイテックデジタル BROOKLYN DAC+
オープン価格(実勢価格27万円前後)
現代DACの中でも格段の高品質。情報量が多く、剛性感の高い、明確で明瞭なサウンドで、MQAを含む、あらゆる音源を賢くデコードする。なぜこれほどの音が再生されるのか。創業者で設計者のミハウ・ユーリビッチ氏の特別な音質深耕方法がポイントだ。アナログテープマスターを再生し、ADC→開発DACを経るルートと、アナログケーブルで直結したルートを用意し、前者が後者に限りなく近づくようにDACをチューニングするのだ。それこそが、きわめてリニアリティの高い音再生の秘密だ。(麻倉)
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【HiVi夏のベストバイ2019】ヘッドホンアンプ部門(2)〈20万円以上〉
第1位:コード Hugo TT 2
¥640,000+税
独自の「パルスアレイDAC」方式を採る小型高性能ヘッドホンアンプで、Hugoシリーズの最新モデル。進化したDACアルゴリズムは、98,304のフィルタータップ長と、片チャンネル当たり10エレメントを有する最新版。アルミ削り出しの筐体には豊富な入出力端子を備える。力強くて濃密、しかも滑らかで潤いのあるサウンドはコードならでは。じっくり聴き込むと超絶的な解像度を有しているのもわかる。やはり並みのヘッドホンアンプではない。(小原)
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第2位:コード Hugo 2
オープン価格(実勢価格30万円前後...
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【アナログオーディオフェア2019リポート】「ラックスマン」
ラックスマン
アナログオーディオフェア2019の会場である秋葉原の損保会館5Fでは、部屋ごとに様々な製品が試聴できるブースが設けられている。そのひとつ、501号室では、ラックスマンの人気ターンテーブル「PD-171A」(¥495,000、税別)と「PD-151」(¥298,000、税別)の音が楽しめるようになっていた。
再生システムとしては同ブランドのフォノイコライザーアンプやプリメインアンプ等が組み合わせられており、スピーカーには同じくラックスマンが輸入販売を手がけているフランス、フォーカルのKANTA No2が使われている。
実際の試聴会では、同社説明員が両モデルの特徴や違いをわかり...