執筆陣
【HiVi冬のベストバイ2019】プリメインアンプ部門(2)〈20万円以上40万円未満〉
第1位:プライマー I15 PRISMA
¥250,000+税
ネットワークプレーヤーとUSB DACの両機能を搭載した、大注目のプリメインアンプ。60W+60W(8Ω)出力のクラスDアンプで、その音はクリアーで粒立ちがよく、コクよりもキレを訴求する。モニターオーディオの新製品STUDIOを鳴らしてみたが、本誌リファレンスアンプよりも好印象だった。従来シリーズよりも3分の2サイズにコンパクト化され、同社製品ならではの洗練された美しいデザインがいっそう際立つ印象に。(山本)
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第2位:ニュープライム IDA-16
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【HiVi冬のベストバイ2019】プリメインアンプ部門(1)〈20万円未満〉
プリメインアンプ部門も比較的変化が少ない結果となった。目立つのが部門(1)のマランツのNR1200。ステレオアンプ搭載モデルでありながら、HDMI入出力端子が備わり、ステレオAV再生を包含した発想が新しい。デノンの最高峰、PMA-SX1 LIMITEDは、SACDプレーヤー同様、従来のSX1をベースに大胆に音質改善をはかったこだわりの製品だ
第1位:エラック DS-A101-G
¥138,000+税
エラックがアンプをつくると、ここまでユニークになれるのかの典型が本機。スピーカーと部屋との関係から自動音場補正する「AUTO BLEND」機能の効用は...
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【HiVi冬のベストバイ2019】パワーアンプ部門(3)〈100万円以上〉
※ モノーラルの場合はペア価格
第1位:オクターブ RE320
¥1,530,000+税
高出力のビーム管KT150をペントード(5極管)接続にてプッシュプル動作としたステレオ・パワーアンプ。出力は130W×2だが、半導体式アンプに比べてもっとハイパワーに感じられるのが管球式の特色で、そのうえオクターブのアンプはワイドレンジで解像度が高い。現代的なソノリティといえる。意匠統一されたコスメティックデザインは、一目で同社製品とわかるアイデンティティを確立している。ボンネットは外した方が素敵だ。(小原)
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【HiVi冬のベストバイ2019】パワーアンプ部門(2)〈50万円以上100万円未満〉
※ モノーラルの場合はペア価格
第1位:ヤマハ M-5000
¥900,000+税
同社のフラッグシップスピーカーNS-5000を十全に鳴らすことを目標に設計されたパワーアンプ。パラレルMOS-FET出力段をグラウンドに対してフローティング構成とし、完全な対称増幅動作を可能とした同社特許回路の採用がセールスポイント。スピーカーをがっちり掴みながら、気持ちよく歌わせるような鳴り方が心地よい。この種の本格的アンプを手掛ける国内大手が近年少なくなってきているのはとても残念で、ヤマハには頑張ってほしい。(小原)
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第2位...
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【HiVi冬のベストバイ2019】パワーアンプ部門(1)〈50万円未満〉
パワーアンプ部門はエラックやマイテックデジタル、あるいはトリノフ・オーディオなど、 従来パワーアンプを投入していなかったモデルが目立つ結果となった。いずれも高効 率な信号増幅回路を備え、コンパクトながらハイパワーを小型筐体から叩き出す。特 にトリノフのAmplitude 8は4chアンプ2台を1筐体にまとめた高出力8ch仕様だ
第1位:ニュープライム STA-9
¥95,000+税
幅235mmのスタイリッシュな筐体が特徴的なステレオ仕様のパワーアンプだ。シングルエンドのA級初段と、高効率、高S/NのD級パワー段による回路構成はニュープラ...
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【HiVi冬のベストバイ2019】コントロールアンプ部門(2)〈100万円以上〉
第1位:リン AKURATE DSM/3
¥1,100,000+税
ラインナップを拡充していたリンのDSファミリーだが、ついにDSの生産が終了。今後はプリアンプ機能を充実させたDSMシリーズが中核を担う。KATALYSTアーキテクチャー投入の本機は、DSD(5.6MHz)再生にも対応、HDMIやフォノ入力も備える多機能プリアンプ。EXAKTシステムの司令塔として、さらに万能プリアンプとして使っても申し分なし。リンの優れたセカンドモデルだが、しかしお買い得感はナンバーワンである。(和田)
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第2位:オクターブ HP...
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【HiVi冬のベストバイ2019】コントロールアンプ部門(1)〈100万円未満〉
ランキングの顔ぶれ自体の変化はあまりないが、部門(1)と部門(2)で注目すべき製品がそれぞ れラインクイン。部門(1)ではデジタルファイル再生機能を充実させたエラックのAlchemy DDP-2が、部門(2)はソウリューション325が新顔。部門(2)で上位入賞を果たしたリンのDSM シリーズは単体プレーヤーが生産完了になったいま、とても貴重だ。
※ モノーラルの場合はペア価格
第1位:オクターブ HP300SE
¥940,000+税
この価格帯では長年にわたってトップクラスの評価を堅持する、ドイツ・オクターブの薄型プリアンプ。真空管と半導体に...
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【HiVi冬のベストバイ2019】ネットワークトランスポート部門
ネットワーク経由でデジタルファイル再生を行なうコンポーネントのうち、デジタル信号をアナログ信号に変換するD/A(デジタル/アナログ)変換回路を搭載せず、別途単体DACを必要とするコンポーネントが本部門での対象。また、HDD/SSDなどを内蔵したネットワークサーバーでありながら、単体DACとの連携機能を備えた製品も本部門での選考となる
第1位:フィダータ HFAS1-XS20
オープン価格(実勢価格64万8000円前後)
ミュージックサーバーをトランスポートにしてD/Aコンバーターと組み合わせる方式は、今やデジタルファイル再生のスタンダ...
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【HiVi冬のベストバイ2019】ネットワークプレーヤー部門
見事、3期連続でベストワンを獲得したカクテルオーディオX45Proは、SACD、DVDオーディオ、BD、UHD BD以外のほぼすべての12cm光ディスクに対応しつつ、CDリッピング、ネットワークプレーヤーなどにも対応した超多機能機。第2位は業務用分野でキャリアを築いてきたマイテッックデジタルの新製品、BROOKLYN BRIDGEが選定された
第1位:カクテルオーディオ X45 Pro
¥800,000+税
1ヵ月ほどハンドリングする機会があったが、実によく練られたネットワークプレーヤーであると再認識した。かからないオーディオ用12cm光デ...
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【HiVi冬のベストバイ2019】ディスクプレーヤー部門(3)〈50万円以上〉
第1位:デノン DCD-SX1 LIMITED
¥750,000+税
一人のエンジニアが就業後や休日を使ってコツコツとファインチューニングを施し、後にそれが部内の士気を高めて製品化に至ったという珍しいケースを辿ったモデル。驚くべきは、大勢の関係者がよってたかって最大公約数的なモノづくりに陥りがちな国内メーカーの慣例に対し、前記のエンジニアが一人で完成させた内容でほぼそのまま市販化に至ったこと。CDからまだこんなに情報が抽出できたのかと驚く、高分解能かつ瑞々しいサウンドだ。(小原)
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第2位:コード Blu Mk...
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【HiVi冬のベストバイ2019】ディスクプレーヤー部門(2)〈20万円以上50万円未満〉
第1位:テクニクス SL-G700
¥280,000+税
ウソみたいな事実だが、テクニクス初のSACD/CDプレーヤーである。CDについてはMQA盤のフルデコード再生にも対応。Pure Disc Playbackモードを選べば、ディスク再生に必要ない回路の電源がオフになる。とにかくひと皮むけてフレッシュな音質なので、そろそろかなと思われた円盤音源の底力を見直してしまうこと請け合いだ。そのうえ、最新世代のハイレゾネットワーク機能も抜かりなく充実。アナログ出力にはバランス端子も装備する。(高津)
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第2位:パイオニア P...
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【HiVi冬のベストバイ2019】ディスクプレーヤー部門(1)〈20万円未満〉
単体CD/SACDプレーヤーを中心に、ネットワーク再生機能や単体DAC機能を加えたディスクプレーヤーも本部門で取り扱っている。部門(2)でベストワンを得たのは、同社初のSACDプレーヤー、テクニクスSL-G700。部門(3)でベストワンと第4位に選ばれたデノンDCD-SX1 LIMITEDやプレイバックデザインズMPS-8も注目すべき製品だ
第1位:デノン DCD-2500NE
¥180,000+税
上位機のエッセンスを受け継ぎCDとSACDの再生にフォーカスしたデノンのCDプレーヤー。末尾のNEはNewEra=新世代機を表しているように、上位...