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【秋のヘッドフォン祭 2023 リポート02】 エミライが新製品を一挙展示! 世界初公開モデルを含めたFIIOブランド12モデルが大人気
秋のヘッドホン祭2023の会場5F、501Sルームにはエミライの取り扱い製品がずらりと並んでいた。今回はFIIOの新製品(参考出品含む)がなんと12モデルも展示されており、ブース内には多くの来場者が列を作って各製品のパフォーマンスを確認していた。
R9(今冬発売予定、グローバル価格1499ドル)
人気モデル「R7」の機能性やコンセプトを踏襲しつつ、音質の向上や新たな拡張性を追求した、DAC/ヘッドホンアンプ「R」シリーズの最上位モデル。本体ディスプレイもR7から大型化されており、視認性も向上した。
DACチップにはESSの「ES9038PRO」を2基搭載、アンプは「THX AAA-788...
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【秋のヘッドフォン祭 2023 リポート01】 HIFIMANが新ブランド「GoldenWave」の発表会を開催。ブースには「SERENADE」「PRELUDE」の試聴スペースも準備された
10月28日(土)に、「秋のヘッドホン祭2023」が開催された。中野サンプラザの閉館に伴い、会場を東京ステーションコンファレンスに移しての初めてのイベントとなった。
午前中には、HIFIMAN JAPAN(ハイファイマン ジャパン)による、GoldenWaveのヘッドホンアンプ新製品発表会が開催された。紹介されたのは以下の2モデルで、昨日鳥居一豊さんによる速報をお届けした製品となる。
【Sponsored】HIFIMANから、ヘッドホンアンプのサブブランド「GoldenWave」が登場! 注目機「SERENADE」「PRELUDE」の2モデルを鳥居一豊さんが最速レビュー - Stereo...
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オーディオテクニカ「鳴神(NARUKAMI)」を、潮 晴男さんがチェック! TA-300Bとルンダールのトランスがもたらす音世界は、一切の “はったり” がない成熟の域に到達している
オーディオテクニカ始まって以来の高額な製品がデビューした。しかもそれがヘッドホンアンプとあっては驚かずにはいられない。先般、東京での発表に合わせてこの注目モデルを体験してきたので、そのインプレッションをお届けする。
今年8月11日から開催された「Hong Kong High-End Audio Visual Show 2023」で初めてお披露目されたこの製品は「HPA-KG NARU」といい、専用ヘッドホン「AW-KG NARU」が付属した総称を「鳴神(NARUKAMI)」と呼ぶ。本体価格¥13,200,000(税込)と言う超弩級モデルである。
真空管からトランスまでこだわり抜いたヘッド...
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真空管からトランスまでこだわり抜いたヘッドホンアンプ/プリアンプ「鳴神(NARUKAMI)」をオーディオテクニカが発売。受注生産モデルで、価格は¥13,200,000
オーディオテクニカから、まさに超弩級の真空管ヘッドホンアンプ/プリアンプ「鳴神(NARUKAMI)」が発表された。ヘッドホンアンプ「HPA-KG NARU」とヘッドホン「AW-KG NARU」のセットで、受注生産モデルとなる。価格は¥13,200,000(税込)。
注文は「鳴神」スペシャルサイト(関連リンク参照)で受け付けており、受注期間は2023年11月20日(月)午前10:00〜2024年1月19日 午後6:00まで。製品のデリバリーは2024年夏を予定している。
本体には、古来から高級家具などに使われている黒柿を使用。黒柿は樹齢100年以上の柿の木のうち、微生物の影響で内部に黒い紋...
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HIFIMANが、GoldenWaveのヘッドホンアンプ2モデルをリリース。DAC内蔵型の「SERENADE」とアナログアンプの「PRELUDE」は、どちらも10月28日に発売
HIFIMAN JAPAN(ハイファイマン ジャパン)は、GoldenWaveのヘッドホンアンプを10月 28日(土)に2モデル発売する。
●DAC内蔵ヘッドフォンアンプ:SERENADE ¥196,900(税込)
●ヘッドフォンアンプ:PRELUDE ¥399,300(税込)
GoldenWaveは2011年に中国で創業したブランドで、ヘッドホンアンプやD/Aコンバーターを中心に販売してきた。中国、東南アジアで人気を集め、現在も10モデル以上の製品をラインナップしているという。現地のユーザーの間ではハイファイマンのヘッドホンとの相性がいいことが知られており、両者を組み合わせて使っている...
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ヘッドホンでの音楽体験を愛する人に向けた、ヤマハ初のヘッドホンアンプ「HA-L7A」が遂に登場。ピュアダイレクトに加え、独自のSOUND FIELDモードも搭載し、様々なソースを十全に楽しめる
ヤマハミュージックジャパンから、同社初となるヘッドホンアンプ「HA-L7A」(¥440,000、税込)が発表された。11月中旬から予約受付を開始し、発売は11月30日を予定している。
HT-L7Aはヘッドホン祭などで参考出品され、同社の平面磁界型オルソダイナミックドライバーを搭載したヘッドホン「YH-5000SE」との組み合わせでデモされていたもので、今回ついに製品版としてリリースされたことになる。
近年のヘッドホン、イヤホン市場はTWS(完全ワイヤレス)タイプが主流になってはいるが、一方でヘッドホンでいい音を聴きたいというユーザーも多く、ハイエンドモデルは堅調な推移を続けているそうだ。...
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iFi audioのUSB Type-C接続対応ポータブルUSB DACアンプ「hip-dac3」が、10月13日に登場。384kHzまでのPCMと、DSD 11.2MHzに対応
トップウイングサイバーサウンドグループから、イギリス、iFiaudioのポータブルUSB DACアンプ「hip-dac3」(¥35,200、税込)が、10月13日に発売される。
hip-dacは同ブランドで人気の高いDAC/ヘッドホンアンプのラインナップで、手頃な価格とバッテリー駆動が可能なポータブル性、豊富なハイレゾ対応、特徴的なデザイン、そして中毒性のあるサウンドが好評を博し、多くの方に愛されている。
新世代となるhip-dac3は、堅牢でポケットに入るアルミニウムの筐体(W70×H14×D102mm)にアルマイト仕上げが施こされた。本体カラーは、ブロンズやビンテージ・ゴールドを思わ...
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aune audioから、Sシリーズの新製品3モデルが9月16日に発売。ヘッドホン/DACアンプ「S9c Pro」は、最大768kHz/32bit、DSD512にも対応
リアルアシストは、中国aune audio(アウネオーディオ)のミドルクラスラインナップ、Sシリーズの新製品3モデルを9月16日に発売する。
●ヘッドホン/DACアンプ:S9c Pro ¥109,500(税込)
●ヘッドホンアンプ:S17 Pro ¥99,900(税込)
●オーディオクロック:SC1 ¥99,900(税込)
「S9c Pro」の主な特徴
1)アンプ部はフルディスクリート
2)4年の開発期間を経て搭載される第二世代独自PLLコアはUSB XMOS/SPDIFの DAC部に同時に供給し、同期性能を高めている
3)外部10Mクロック入力対応
4)50Wトロイダルトランス電源搭載...
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iFi Audioのアナログ・ヘッドホンアンプ「ZEN CAN Signature Standard」が9月25日に発売。ヘッドフォンに合わせて低音のレスポンスを増強する「XBass」と音質調整用の「XSpace」を搭載
イギリスiFi audioから、ZEN Signatureシリーズの新機種として、4.4mmバランス入出力付きヘッドフォン/プリアンプ「ZEN CAN Signature Standard」が発表された。価格は¥49,500(税込)で、9月25日の発売予定。
ZEN CAN Signature Standardはデジタル入力を持たない、アナログ入出力専用モデル。ヘッドホン出力は4.4mmバランスと6.3mmアンバランスで、さらに4.4mmのバランスライン出力を搭載。入力端子はアナログRCAと3.5mmアンバランス、4.4mmバランス入力というものだ。
既発売のZEN CANをベースに、更...
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DVAS、ヘッドホン専用パワーアンプ「DVAS Model2」を9月1日に発売。受注生産で99万円
DVAS合同会社から、ヘッドホン専用パワーアンプの新製品「DVAS Model2」が、9月1日に発売される。受注生産で、価格は¥990,000(税込)となる。
DVAS Model2は、6月に行なわれたOTOTEN2023の同社ブースでも参考展示されていたので、見かけたファンも多いと思うが、高精度な表面実装パーツを多用して高密度実装したアンプ回路を、強力な電源でサポートし、それらを強固かつミニマルなデザインのシャーシで包みこむというDVASのフィロソフィーを継承したヘッドホン専用のパワーアンプ。
回路には、同ブランドのアイコンでもある完全差動アンプを電圧増幅段に投入し、ヘッドホンをドライ...
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“独自性を持った製品の開発を心がけています” フェルム・オーディオのファウンダー&CEO、マルチン・ハメラ氏が、製品づくりへの想いを熱く語る
エミライは昨日同社オフィスで、Ferrum Audio(フェルム・オーディオ)の製品説明会を開催した。
フェルム・オーディオは2020年にポーランドのワルシャワで誕生したオーディオブランドで、同地でながくオーディオ機器の製造を手掛けてきたHEM社が立ち上げた。日本では第一弾のDCパワーサプライ「HYPSOS」(ヒプソス)を筆頭に現在4製品が発売されており、今回の説明会では、最新モデルであるDAC/プリアンプ「WANDLA」(ワンドラ)の紹介も行われている。
冒頭、エミライの代表取締役 河野謙三氏から、同社の現状が紹介された。エミライは今年で設立12年目を迎え、創業以来一貫してふたつの点に...
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静電型ヘッドホンを動画再生に活用、大きな感動を引き出す。スタックス『SR-L500 MK2』
《ネット動画の絶品再生ー実践的再生プラン》
反応の良さと空間表現が絶品。動画との抜群の相性に感嘆した!
テレビであってもプロジェクター環境であっても、上質なスピーカーを組み合わせると、そこで見る映画や音楽番組は極上の体験を視聴者に与えてくれるものになる。
と、語ってみたが、今回はちょっと変化球的な記事で、飛び切りの体験を読者の皆さんと共有したい。それは何かというと、日本のオーディオメーカー・スタックスのヘッドホン「SR-L500 MK2」を使い、ネット動画を楽しむ、という提案だ。
編集部と相談し、企画を試そうと決めたとき、僕には1つの勝算があった。1938年に創立されたスタックスは、静電...