執筆陣
これぞリファレンスサウンド!ベンチマークの衝撃的な音を奏でる5製品を一斉試聴
今回、アメリカのオーディオブランドであるBenchmark Media Systems(ベンチマーク・メディア・システム)の製品を一斉に試聴する機会に恵まれたが、筆者の考えるリファレンスサウンド像に見事に合致し、大いに感心してしまった。
試聴したのは、D/AコンバーターのDAC3 BとDAC3 HGC、ヘッドホンアンプ/プリアンプのHPA4、プリアンプLA4、そしてパワーアンプAHB2の5機種である。
結論から先に述べると、共通していたのは、スピーカー環境およびヘッドホン環境のどちらでもソース音源に対して徹底的に正しい解釈を志向するサウンドであること。まさに社名通り「指標」となるような音...
執筆陣
Burson Audio、ES9038Q2M DACを2基搭載したヘッドホンアンプ「Conductor 3X Reference」を6月26日に発売。16万9980円
アユートから、オーストラリアBurson Audioの据置型ヘッドホンアンプ「Conductor 3X Reference」が、6月26日に発売される。価格はオープンで、直販価格は¥169,980(税込)。
Conductor 3X Referenceは、USB DAC機能、プリアンプ機能を搭載したヘッドホンアンプ。据置型だが、ハーフコンポサイズという、コンパクトにまとめてられている。DACには、SABRE32/ESS ES9038Q2Mを左右独立したデュアル構成で搭載。サンプリング周波数は、PCMは786kHz/32bit、DSD512のネイティブ再生を可能としている。
Conduct...
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FiiO、「AK4493」DACチップ搭載のヘッドホンアンプ「K5 PRO」を5月19日に発売。DSD512のネイティブ再生に対応
エミライは、FiiOブランドの新製品として、USB DAC内蔵のヘッドホンアンプ「K5 PRO」を5月19日に発売する。価格はオープンで、想定市場価格は¥24,000前後。なお、販売は直営ショップ「FiiO Direct」専売となる。
K5 PROは、旭化成エレクトロニクスのDACチップ「AK4493EQ」を搭載し、768kHz/32bit PCMならびに、DSD512(22MHz DSD)に対応した、エントリークラスのヘッドホンアンプ。
低歪と高出力を両立させ、300Ωのヘッドホンの接続も可能など、使い勝手も高められているのが特徴だ。
接続端子は、アナログ音声入力(RCA)、デジタル音...
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STAXが「自宅待機応援キャンペーン」の実施期間を、5月31日まで延長。期間中に対象製品を同時購入した方に最大30,000円をキャッシュバック
STAXでは、対象製品を同時購入した方に最大30,000円のキャッシュバックを行なう「自宅待機応援キャンペーン」について、実施期間を変更すると発表した。当初は5月6日(水)までの予定だったが、5月31日(日)まで延長する。これは先日の緊急事態宣言が延長されたことを受けたもので、キャンペーンの内容についてはこれまでと同様となっている。
新型コロナウィルス感染防止のための自粛要請が続き、リモートワークや休日を自宅で過ごす人が増えている。そんな中でもいい音を楽しみたいという方を応援したいと、急遽キャッシュバックキャンペーンを実施することになったそうだ。
今回は、STAX製イヤースピーカーとドラ...
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“音楽に浸る快感”を素直に楽しめる。ZMFのオープンエア型ヘッドホン「Auteur」とFeliksオーディオの真空管式ヘッドホンアンプ「Euforia」は、実に魅力的な組合せだ
世界的なヘッドホン・ブームは、そのファッション性も相まって主にアウトドアでのニーズが高く、インドアではやはりスピーカーで音楽に接するケースがまだ大多数だろう。しかし中には、住環境やスペースなど、さまざまな条件や制約から屋内でのヘッドホンリスニングに注力している人も少なくない。とりわけオープンエア型の愛好家には、そうしたこだわり派が多いようだ。
ここに紹介するZMFヘッドホンは、熱狂的な支持者が多いメーカー。しかも今回組み合わせたヘッドホンアンプは、相性がよいとメーカーが推すFeliksオーディオの管球式アンプである。このひじょうにマニアックなペアリングでの音の印象を報告しよう。
ヘッドホ...
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ポーランドの真空管式ヘッドホンアンプが日本に上陸。Feliks Audioの「Euforia」は、6SN7、NOS 6AS7G真空管を搭載したハイエンドモデル
ブライトーンから、ポーランドのオーディイオメーカーFeliks Audioの真空管ヘッドホンアンプ「Euforia」が発売される。価格は¥300,000(税別、Gold PSVane仕様)。
Feliks Audioは、20年以上のオーディオソリューション開発経験を持つブランドで、すべての製品が自社で設計、調整、組立、製造されている点も特長だ。
さらに製品としては、アンプのOTL(Output Transformer Less)設計に焦点を当てている。Euforiaは2つのプレミアム6SN7(CV181-TII)と、同じく2つのNOS 6AS7Gという真空管で構築され、カスタムメイドのハ...
執筆陣
クリエイティブメディア、PCI-Eサウンドカード&DACのフラッグシップ「Sound Blaster AE-9」の限定版となる再生専用モデル「Sound Blaster AE-9 Playback Edition」を12月下旬に発売
クリエイティブメディアは、PC用サウンドボード「Sound Blaster」シリーズのフラッグシップ「Sound Blaster AE-9」の限定モデルとして、再生専用機となる「SoundBlaster AE-9 Playback Edition」を12月下旬に発売する。価格はオープンで、想定市場価格は、¥28,000前後。
SoundBlaster AE-9 Playback Edition(以下、AE-9 PE)は、PCI-EサウンドカードにDACを搭載したオーディオボード、外付けの「オーディオコントロールモジュール」がセットになった2ピースの製品構成となる。現行AE-9との差分は、...