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単体フォノイコでレコードをもっといい音に!【動画】
ステレオサウンドオンラインのYouTubeチャンネルで、新しいコンテンツが公開されました。オーディオとオーディオビジュアルにまつわる、さまざまなテーマでお届けしている定例番組「感動JUSTMEET」の第3回では、購入しやすい価格の単体フォノイコライザーとして、今、静かな人気となっているトライオードの新製品TRX-EQ7をフィーチャー。ゲストとして、真空管アンプ愛好家なら知らない人はいない、株式会社トライオード代表取締役の山﨑順一さんをお迎えしています。
番組内では、トライオードが手掛けてきた単体フォノイコライザーの歴史やTRX-EQ7に込められたレコード再生への思い、この秋に発表を考えて...
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MC/MM対応のスウェーデン製、半導体式フォノEQ。 プライマー R35
プライマーは1985年に設立されたスウェーデンのメーカー。本機R35はMC/MM対応でRCAとXLRの出力端子を備えたフォノイコライザーアンプ。前面中央に彫り込まれたロゴマークが電源スイッチになっていて、大型の脚部が3点支持というのも目立った特徴。
すべて半導体回路であり、信号系のスイッチや端子類は回路基板に直接配置されている。カートリッジの負荷抵抗や負荷容量の切り替えは、ディップスイッチによる左右独立仕様だ。チャンネルセパレーションを重視した設計だろう。MMの負荷抵抗は47kΩと2.5 kΩが切り替えられ、MCの負荷抵抗は10Ωから47kΩまで22通りも選択可能だ。
カートリッジはフェ...
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フェーズメーションEA550 & T1000試聴。モノーラル筐体らしい深遠な音場空間に、立体的な音像が浮かぶ
フェーズメーションはアナログ再生機器に注力しているオーディオメーカーだ。新製品のフォノイコライザーEA550と昇圧トランスT1000は、ともに同社の最高級機で確立したモノーラル筐体構造を採用している。グラウンド線の接続が必要になるけれども、ステレオ音場の拡がりとセパレーション感など筐体を左右独立とした利点は大きい。背面にある端子群は結線のしやすさを考えた配列で、単純なモノーラル筐体ではないというコダワリが見て取れる。
本誌試聴室のシステムはエアータイトのATC5プリアンプとATM3パワーアンプ、そしてB&W800D3モニタースピーカーである。それにテクニクスSL1000Rアナログプレーヤ...
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エレクトロコンパニエのフォノイコライザー・アンプ「ECP 2 MKⅡ」が本日発売。最新デバイスを使用して高S/N、高分解能を目指す
シーエスフィールドは、ELECTROCOMPANIET(エレクトロコンパニエ)の新製品として、フォノイコライザー・アンプ「ECP 2 MKⅡ」を本日から発売する。定価は¥450,000(税別)。
ECP 2 MKIIは、最先端の計装アンプ及びオペアンプ、そして全信号経路に最高品質のディスクリートの構成部品を搭載している。さらに新設計のシャーシとフロントプレートも新たに導入された。
入力段は、MM/MCにかかわらず詳細な設定が可能で、カートリッジに関して抵抗負荷とキャパシタンス負荷における最適な設定ができる。全体のゲインも、5dBステップで調整可能となっている。接続端子は入力1系統(RCA...
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アキュフェーズが目指した究極のフォノイコライザー「C-47」が、4月上旬に発売決定。シリーズで初めて入力から出力までフル・バランス構成を実現した
アキュフェーズから、フォノ・イコライザー・アンプの「C-47」が発売される。定価は¥600,000(税別)で4月上旬のリリース予定だ。
C-47は、シリーズで初めて入力から出力までフル・バランス構成を実現。外来ノイズに強いバランス構成を採用したうえで、カートリッジの特性に合わせ最適化したMC/MM専用ヘッド・アンプと高精度イコライザー・アンプにより、低雑音と正確なイコライジングを実現している。新たにMC専用フォノ・バランス入力端子を搭載し、アナログ・プレーヤーとのバランス接続に対応した点にも注目したい。
C-47の主な特長は以下の通り。
●優れた雑音性能と正確なイコライザー特性
MC/M...
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ステラが究極のオーディオ試聴会を開催。「StereoSound Grand Prix 2019受賞製品試聴会 & Wilson Audio新製品試聴会」で、夢のようなひとときが体験できた
ステラとゼファンは、16日午後に東京国際フォーラムで「StereoSound Grand Prix 2019受賞製品試聴会 & Wilson Audio新製品試聴会」を開催した。
今回は同社が毎年この時期に開催している新製品発表会と、昨年末に季刊「StereoSound」で開催した「StereoSound Grand Prix 2019」で見事Golden Sound賞に選ばれたAir Force Zeroなどの注目製品を多くのオーディファン、音楽ファンに体験してもらう機会として企画されたものだ。
そこに並んだシステムは以下の通り。
<主な試聴機器>
●アナログレコードプレーヤー:Tec...
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プライマーの35/15シリーズにフォノアンプが2モデル加わる。「R35 PHONO PREAMPLIFIER」と「R15 PHONO PREAMPLIFIER」は揃って2月17日に発売
PRIMARE(プライマー)から、フォノアンプの「R35 PHONO PREAMPLIFIER」(¥250,000、税別)と「R15 PHONO PREAMPLIFIER」(¥180,000、税別)が揃って登場、2月17日(月)に発売される。それぞれ同ブランドの35シリーズ、15シリーズに属するモデルだ。
R35は、3つの基本的なコンセプトにフォーカスして設計されている。それは電源回路の拘り、最短距離の回路設計、直感的な操作の実現だという。スイッチング電源はすべてディスクリートで組まれており、必要な電流を必要な時に必要なだけ供給している。さらに2層、4層の両面基板を使い、表面実装パーツを...
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CHORDのQutestシリーズに、フォノイコライザー「Huei」が追加された。同社のアンプ開発のノウハウを凝縮した、コンパクト&ハイパフォーマンスモデル
CHORD(コード)から、フォノイコライザー「Huei」が発表された。市場想定価格は¥195,000前後で、発売は10月26日(土)を予定している。
Hueiは、1989年の創業から30年の時を経て、コードが培ってきたアンプ開発のノウハウを凝縮したQutestシリーズの新しいフォノイコライザーだ。D/AコンバーターのQutestシリーズと共通の筐体サイズで、多彩な設定項目を備えることでどのような環境下にも適応する、コンパクトかつハイパフォーマンスなフォノイコライザーとなっている。
その主な特徴は以下の通り。
●MM/MCカートリッジ切り替え機能
●12段階のインピーダンス特性切り替え機能...