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【HiVi名作選】プリメインアンプ ONKYO「A-7VL」(2011年6月号)
オーディオやオーディオビジュアルの世界は日進月歩。次々に新しい技術やそれを搭載した新製品が登場し、入れ替わりも早い。だが同時にそれらは、常に時代の最先端を走っているモデル達でもあり、思い出に残る製品ともいえる。このシリーズでは、弊社出版物で紹介してきた名機や名作ソフトに関連した記事を振り返ってみたい。
ひたすらに純度を追求したデジタルアンプ。
キレのある力強いサウンドが魅力
<PROFILE>
A-7VLは、ノイズによるデジタルエラーを抑える独自のVLデジタル技術が骨格のデジタルパワーアンプを積む、先行の「A-5VL」の兄貴分で、さらなるハイファイクォリティを追求しての登場だ。繊細な音楽...
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ファンダメンタル、電源を別筐体化し、高S/N、ハイレスポンスを実現したプリメインアンプ「PA10」を、7月1日に発売
ファンダメンタルより、同ブランド初のプリメインアンプ「PA10」が7月1日に発売される。受注生産。価格は¥1,200,000(税別)。
PA10は、電源トランスを別筐体とした2ピース構造のプリメインアンプ。ユーザーによって異なる使用環境に合わせ、どのような場合でも「正しく音楽を再現する」というポリシーのもと、S/Nとドライバビリティを高い次元でまとめ上げ、実に92W×2/2Ωという出力を実現したのが特徴。
<PA10の主な特徴>
・高精度・高音質のオリジナルアッテネーターを搭載
「LA10 versionⅡ」「ATT10」搭載のオリジナルアッテネーターを採用。左右のギャングエラーが皆無の...
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世界26ヵ国で愛用される真空管アンプブランド。音楽が沁みわたるような瑞々しい表現を目指している、エアータイト 「ATM300R」
社名のエイ・アンド・エム。創業者のふたり「あつし&まさみ」の頭文字だ。社長の三浦 篤氏は1934年生まれ。現在も世界のオーディオショウに参加し、部品供給メーカーを訪問しては信頼を深め合う。氏の周囲には国籍を問わず歓談の輪ができる。
同社アンプは主に大出力傾向。300W超をひねり出すアンプもある。三浦氏は昭和50年代半ばからの駐米中、アメリカに興ったハイエンドオーディオの潮流の真っ直中にいた。コンデンサー型など低能率の「鳴らし難いスピーカー」に直面し「真空管アンプで鳴らしきってやろう!」と奮起した。エイ・アンド・エムの創立は86年。いまは熟練職人を含め10人の会社で、世界26ヵ国へ輸出して...
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フォステクス、自作スピーカーにぴったりな小型のプリメインアンプ「AP05mk2」を1月下旬に発売
フォスター電機フォステクスカンパニーから、コンパクトサイズのパーソナルアンプ「AP05mk2」が、1月下旬に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥6,500前後。
AP05mk2は、カードサイズの小型のプリメインアンプで、出力は5W+5Wあり、主に自作スピーカーなどとの組み合わせを想定した製品。前モデルに対して、よりクリアでバランスのいいサウンドを奏でるような改良を施しているのが特徴という。
本体(筐体)はスチール製で、フロントセンターに大型のボリュームノブを配し、シンプルで操作しやすいデザインにまとめている。
なお、本機への入力が無信号(もしくはそれに近いレベル)の状態が続くと...
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マークレビンソンの新製品SACD/CDプレーヤー「No5101」は、定価60万円(税別)で来春発売。そのサウンドが体験できる「HARMAN Sound Summit in Tokyo」が明日から銀座で開催
ハーマンインターナショナルでは、11月22日(金)から24日(日)まで、東京・銀座の銀座SOLAで「HARMAN Sound Summit in Tokyo」を開催する。それに先駆け本日、マークレビンソンやJBLの新製品お披露目&試聴会を開催した。
まず、今回発表された新製品は、マークレビンソンのネットワーク対応SAC/CDプレーヤー「No5101」(¥600,000、税別、2020年初旬発売)だ。
No5101は、同社No5000シリーズの第一弾となったプリメインアンプ「No5805」に続くモデルで、SACD/CD/CD-R/CD-RWなどのディスクメディアの再生に加えて、同一ネットワ...
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「ヤマハは演奏者の想いを出せる音を目指しています」 待望のレコードプレーヤー「GT-5000」を核にしたハイファイシステムで、音楽の楽しさを再確認できるイベントを開催
本日と明日の2日間、東京・学芸大学のオーディオショップ、ホーム商会で「オールYAMAHAフェスタ2days」が開催されている。
このイベントは、ヤマハのハイファイ機器を揃えてその実力を体験してもらおうというもので、11月に発売されたばかりの「GT-5000」を主役に、プリアンプ「C-5000」、パワーアンプ「M-5000」、スピーカー「NS-5000」という現在のフラッグシップのパフォーマンスを披露してくれた。
会場には上記のシステムが、GTラック(ヤマハの重量級オーディオラック。ピアノの本体と同じ木材で組み上げられている)に乗せられている。これについてナビゲーターの(株)ヤマハミュージ...