執筆陣
【麻倉怜士のIFAリポート 2018】その03 ベルリン・フィルハーモニーとの協業で開発されたテクニクス・ワイヤレススピーカー「SC-C50」
音場がきわめて広く、低音の塊感が充分に感じられる
昨年のIFAではテクニクスブランドのCDドライブ一体型スピーカー内蔵/一体型ステレオシステムの「SC-C70」が話題だったが、今年は、その弟分の「SC-C50」が登場。ペットネームは“OTTAVA S”だ。CDドライブは省かれたが、技術的には音場再生、低音再生に特にこだわった構造設計、ユニット設計、音づくりがなされている。
特に注目は「ベルリン・フィルモデル」。パナソニック(テクニクス)が、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と協業を開始し2年になる。ベルリン・フィルのコンサートライブ・ストリーミングサービス「デジタルコンサートホール」収録...
執筆陣
ソニー、ノイズキャンセリング機能付Bluetooth ワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM3」。10/6に2色で発売
2018年のソニーヘッドホン新製品が発表された。今回登場するのは、ノイズキャンセリング機能付Bluetoothワイヤレスヘッドホンの「WH-1000XM3」(市場想定価格¥40,000前後、10月6日発売)だ。
型番からも分かる通り、同社「WH-1000XM2」の後継機で、ノイズキャンセリング機能、ワイヤレスでの音質、装着性の3点で進化を果たしたという。
まずノイズキャンセリング機能については、新開発の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」の搭載により、前機種比で4倍の処理能力を獲得した。これにより人の声や雑音など中高域のノイズ抑制機能が向上したという。
個人の装着状態や内圧の...
執筆陣
B&O PLAYのBluetoothイヤホン「Beoplay E6」は9月6日発売。安定の装着性と洗練された高いデザイン性を両立させた
B&O PLAYから、Bluetoothイヤホンの新製品「Beoplay E6」が9月6日に発売される。ブラックとサンドの2色展開で、価格はどちらも¥30,463(税別)。
主な特徴は、Bang & Olufsenのエンジニアがチューニングした独自設計の6.4mm径のダイナミック型ドライバーを搭載している点にある。再生周波数帯域は20Hz〜20kHzで、聴いていて疲労感のないオールラウンドなサウンドを実現したという。
さらにイヤホンで重要な、つけ心地にも配慮した。人間の耳の形やカーブの研究を重ねてデザインされており、ハウジングはゴムとポリマーを採用することで汚れや汗から電子部品を保護して...
執筆陣
sudio、初のノイズキャンセル機能付Bluetoothヘッドホン「KLAR」を発売。北欧デザインとロングバッテリーで使い勝手のいい仕上がり
北欧テイスト溢れるオーバーイヤータイプのBluetoothヘッドホン「KLAR」
スウェーデンのオーディオブランドsudioから、Bluetoothヘッドホン「KLAR」が、8月中旬より発売される。価格は¥17,800(税別)。
KLARは、同社初となるノイズキャンセル(ANC)機能搭載のモデル。ANCは、耳元にあるボタンで簡単にON/OFFでき、約25dBのノイズ低減効果を得るという。
ヘッドホンとしては、40mm径のダイナミックドライバーを搭載した密閉型であり、再生周波数特性は20Hz~20kHzのスペックを持つ。
内蔵バッテリーの駆動時間は、ノイズキャンセル機能ONで約20時間、O...
執筆陣
AKGサウンドをワイヤレスで楽しめるBluetoothイヤホン「AKG Y100 WIRELESS」、8月24日に登場。価格は¥9,880(+税)
AKGサウンドが1万円を切って楽しめる「AKG Y100 WIRELESS」
オーストリアのオーディオブランドAKG(アーカーゲー)から、Bluetoothイヤホン「AKG Y100 WIRELESS」が8月24日に発売される。価格はオープンで、同社公式通販サイト価格は¥9,880(税別)。
AKG Y100 WIRELESSは、同社カナル型イヤホンYシリーズのBluetooth(ワイヤレス)モデルで、AKG社のサウンドをワイヤレスで手軽に楽しめる製品にまとめられている。
型式は密閉ダイナミック型で、対応コーデックはSBCとAAC。再生周波数帯域は20Hz~20kHzとなる。
形状は左右...
執筆陣
MEE Audio、聴覚補正対応のBluetoothイヤホン「EarBoost EB1」、¥10,800で8月3日に発売
専用アプリで測定し、耳に合わせた音に調整してくれる
MEE Audio(ミーオーディオ)から、Bluetoothイヤホン「EarBoost EB1」と、Bluetoothアダプター「BTC1」が、8月3日より発売される。価格はオープンで、想定市場価格はEarBoost EB1が¥10,800前後、BTC1は¥7,020前後となる。
EarBoost EB1は、左右のハウジングがつながったネックタイプのBluetoothイヤホンで、同社が提供するアプリ「EarBoost」に対応し、使用する個人の耳の聞こえ方(聴覚)に合わせた調整が行なえるモデル。
アプリの測定結果=個人のプロファイルデータ...
執筆陣
パナソニックのBluetoothヘッドホン「RP-HD600N」レビュー:堂々とした正統的な鳴りで定番的製品にもなり得る出来映え
Bluetoothヘッドホン「RP-HD600N」は、最新コーデックに対応しノイキャン機能も備える
パナソニックRP-HD600N(以下、HD600N)は、ハイレゾ相当の再生&ノイズキャンセリングに対応したワイヤレスヘッドホン。40mm径ドライバーは超多層フィルム(MLF : Multi Layer Film)を採用しており、玉虫色の光沢が特徴的だ。数百層に重ねられたフィルムが余計な残響を軽減するとともに、ワイドレンジで分解能の高い再生を実現するという。
このHDドライバーを支える制振フレームは新開発されたもので、制振性を向上させることにより、さらなる音場感の拡大を図っている。3Dボール...
執筆陣
英国RHA、エントリークラスのBluetoothイヤホン「MA390 Wireless」を8,980円で発売。防滴仕様で24gの軽量設計
ナイコムから、英国RHAのBluetoothイヤホン「MA390 Wireless」が7月6日に発売される。価格は¥8,980(税別)。
MA390 Wirelessは、昨年11月に登場したエントリーモデル「MA390 Universal」(¥3,480、税別)のBluetoothバージョン。左右のハウジングがケーブルでつながったネックタイプで質量は24g、IPX4の防滴性能を備える。コーデックはSBCとAAC、aptXに対応。バッテリーは最大8時間の連続再生が可能だ。
イヤホンの基本的な仕様は、MA390 Universalを踏襲している。ダイナミック型ドライバー「モデル130.8」を...