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22.2chから変換したドルビーアトモスは、ホームシアター環境でより魅力を発揮する! これはすべての家庭で楽しめるようにすべきである:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート31
前回の連載では、一般社団法人 映像配信高度化機構(Nex CDi-F)の事業展開委員会による検証実験を紹介した。4K8Kの高品位映像に組み合わせるにはどんな音声が相応しいのかを探る実験で、NHKの22.2ch音源から変換したドルビーアトモス音声を映画館規模の空間で再生するという内容だった。実はその後場所を変えて、ホームシアター環境ではどう聴こえるかという検証も行われている。後編となる今回は、市販のAV機器を使って再生したドルビーアトモスの印象について、麻倉怜士さんにリポートしていただく。(編集部)
——前回は映像配信高度化機構 事業展開委員会による4K8K映像に組み合わせるサラウンド音声...
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4K8Kの高精細映像は、いいサウンドと一緒に楽しむべきだ。映像配信高度化機構の検証実験に参加して、そのことを痛感した:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート30
3月上旬、一般社団法人 映像配信高度化機構(Nex CDi-F)の事業展開委員会による、関係者向けの試聴体験会が東京・大泉学園の東映デジタルセンターにて開催された。映像配信高度化機構とは、4K8Kや3D、多チャンネル立体音響などの送受信に関する規定、仕様の検討や実証・開発等を進め、大画面上映の普及推進を支援することを目的にした団体だ。今回の試聴会は、そんな4K8K映像を配信する場合に、マルチチャンネルサラウンドをどのように組み合わせたらよいのかをテーマにした実験だという。そこではどんな検証が行われていたのか、麻倉怜士さんによる現場潜入リポートをお届けする。(編集部)
麻倉 今日は映像配信...
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バーンスタインとウィーン・フィルが生み出した“絵と音の至福”を8K/22.2chで体験。8Kパブリックビューイングはかつてない感動を与えてくれた
以下の記事でもお知らせしたが、NHKでは2月19日(水)〜21日(金)の3日間、二子玉川のiTSCOMスタジオ&ホールに於いて、8Kクラシック番組『いまよみがえる伝説のクラシック名演奏』のパブリックビューイングを開催した。
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StereoSound ONLINEでは、初日(19日)に会場にお邪魔してイベントの様子を取材してきた。当日の上映プログラムは、1979年9月にウィーン国立歌劇場で行なわれた『レナード・バーンスタイン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ほか ベートーベン「交響曲第9番・合唱付き」』だ。
当日上映された8K素材は、ドイツにある大手プロダクションが所...
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NHKの8K注目番組、『いまよみがえる伝説のクラシック名演奏』が8K・22.2chで体験できるイベントを実施。クラシックファンは2月19日に二子玉川に集合
NHKは、BS8Kで1月から放送している8Kクラシック番組『いまよみがえる伝説のクラシック名演奏』を8K映像と22.2chサラウンド音響で“体感”できる上映イベントを、二子玉川のiTSCOMスタジオ&ホールで実施する。
この番組は、20世紀のクラシックの巨匠・バーンスタイン、クライバー、カラヤン、ベームの名演奏を、冷凍保存されていたオリジナルの35mmネガフィルムから、8K映像と22.2ch音響で復元したもの。昨日BS4Kでもその修復の様子が特番でオンエアされたので、チェックした方もいらっしゃるだろう。
イベントでは、バーンスタイン、クライバー、カラヤンの名演奏を8Kの大画面で上映される...