パナソニックの最高峰4Kレコーダー、DMR-ZR1を自室に導入して2年半近くが経った。この間、さまざまなコンテンツをさまざまな人とぼくのシアタールームで観て、その卓越した画質・音質に瞠目し続ける日々を過ごしてきた。そう、2年以上経った現在も、ぼくは本機のパフォーマンスのすばらしさにじわじわと感動させられているのである。

 本機の試作モデルがぼくの部屋に持ち込まれた2021年12月のあの日のことは今も忘れられない。2系統のHDMI出力をプロジェクターとAVセンターにつないで110インチ・スクリーンにその映像を映し出し、JBL Project K2 S9900を中心としたドルビーアトモス・システムでサラウンド・サウンドを再生し、ぼくは吃驚した。画質・音質ともにそれまで使っていた同社製UHDブルーレイプレーヤーDP-UB9000を大きく上回る驚愕のパフォーマンスが得られたからである

 2021年の暮れには、同時にビクターからプロジェクターの新製品DLA-V90Rが登場、その前のモデルであるDLA-V9Rを愛用していたぼくは、その画質を見てがっくりと肩を落とした。コントラスト、解像感ともにV9Rよりも断然優れていたからである。「うーむ、こんなに違うなら買い替えるしかないか、でも金欠だしなあ……」。ところが、である。本機ZR1とつないで視た我が家のV9Rは、瞼に焼き付いていたV90Rの画質に負けない魅力に満ちていたのだ。「まずはZR1。V9Rでこの鮮烈画質が得られるなら、あわててV90Rに買い替えることはないか……」とぼくは自分に言い聞かせたのだった。

 UB9000とZR1の映像信号処理回路は基本的には同一だが、先述したようにZR1のほうが明らかにコントラスト感と解像感に優れる。なぜだろう。同社技術陣によると、HDMI出力の音声強化のために筐体、電源回路、クロックの見直しなどを行なっているうちにどんどん画質が良くなっていったのだという。測定値には出ない感性レベルの追い込みが大きな成果を生み出した事例として、ZR1開発物語は興味深い。

 

 

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4K RECORDER PANASONIC DMR-ZR1
オープン価格

● 再生対応ディスク:UHDブルーレイ、BD、DVD、CD
● 内蔵HDD容量:6Tバイト
● 内蔵チューナー:地上デジタル×3、BS・110度CSデジタル×3、BS4K・110度CS4K×3
● 接続端子:HDMI出力2系統、デジタル音声出力2系統(同軸、光)他
● 寸法/質量:W430×H87×D300mm(突起部含まず)/約13.6㎏

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独自の高精度マルチタップ処理がもたらす、驚きの4Kダイレクトクロマアップコンバート

 発売からしばらく経ったが、解像感とコントラスト表現において、ZR1は今なお一頭地を抜く高みを維持している。その大きな理由は、パナソニック独自の高精度マルチタップ処理によるクロマアップサンプリングに拠るところが大きいと思われる。解像感が高まるというのは、つまり高域成分の微小信号の再現性が向上することに他ならないわけで、この領域の映像信号処理技術はパナソニックの独壇場なのだということだろう。

 

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高精度のマルチタップ処理で垂直方向と水平方向の解像度(周波数特性)が向上し、ブルーレイディスクや放送中および録画した番組を高精細で自然な質感と立体感あふれる映像を楽しめる、独自の4Kダイレクトクロマアップコンバート方式を採用。DMR-ZR1ではダイレクトクロマアップコンバートplusを搭載し、色信号処理の精度をさらに高めている

 

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UHDブルーレイ再生時に、通常はディスプレイ側で行なうトーンマップ処理をレコーダー側で処理する独自のHDRトーンマップ技術を採用。HDR映像の高輝度部の色や諧調を、ディスプレイ側の表現能力に最適化した状態に、独自処理にて自動的に変換出力する。高輝度映像の再生能力に合わせて、液晶テレビや有機ELテレビに加えて、プロジェクターにフィットした7つのモードが用意されている

 

 

 これまで我が家を訪ねてくれた多くの人に、ZR1を用いたスクリーン大画面映像を体験してもらったが、いちばん印象に残っているのは、『ヴィム・ヴェンダースニューマスター Blu-ray BOX』の音声マスタリングを手掛けたオノ セイゲンさんが遊びに来たときだった。彼と発売元のTCエンタテインメントの担当者に『パリ、テキサス』『アリスの恋』『ベルリン・天使の詩』などを観てもらったのだが、そのアップコンバート画質の良さに全員ビックリ。セイゲンさんにいたっては「これホントにブルーレイ?ぼくには4Kソフトにしか見えない……」とコメント、彼はその日のうちにZR1をオーダーしたという。

 パナソニック製レコーダー/プレーヤーの高画質ぶりに衝撃を受けたセイゲンさんは、東京・池袋の4Kレーザープロジェクターを装備した名画座「新文芸坐」で、定期的に「オノ セイゲンpresentsブルーレイ上映会」を行なっている。上映許諾を得た映画のブルーレイを彼が作品に応じて音声を調整し、横幅15mを超える劇場用大画面スクリーンに映像を映し出しているのだ。劇場で上映するなら専用のDCP(Digital Cinema Package。/劇場上映用素材データ)でなければ画質的に難しいのでは?との大方の予想を裏切る高画質上映が実現されていて、ぼく自身改めてパナソニック製レコーダー/プレーヤーに備わった映像メディア再生能力の実力の高さに驚かされている。東京近郊にお住まいの方は、ぜひ一度「オノ セイゲンpresentsブルーレイ上映会」に足をお運びいただきたいと思う。 

提供:パナソニック

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