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「映像」「音響」「無線」の技術を活かして、様々な課題を解決する。JVCケンウッドの「SOLUTION FAIR 2019」には、8Kや立体音響の興味深い提案が並んだ
JVCケンウッドは、7月23日〜24日に秋葉原UDXで「JVCKENWOOD SOLUTION FAIR 2019」を開催した。これは同社が得意とする「映像」「音響」「無線」といった技術を活かし、B to BやB to Cでの課題を解決するソリューションを発表するものだ。
会場には13のテーマに分けて様々な技術を展示。さらに様々なセミナーも開催されていた。今回はその中から映像・音響に関連したものをピックアップして紹介したい。
「8K/e-shiftプロジェクター」
JVCのプロジェクターは、StereoSound ONLINE読者にも馴染の深いアイテムだろう。同社では家庭用の「DLA-V...
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【4K・8K映像技術展リポート】その3:8K時代のホームシアターで必須アイテムとなるか? HDMI2.1対応ケーブルも多数展示されていた
先ほど終了した「第2回 4K・8K映像技術展」で、もうひとつStereoSound ONLINE読者諸氏が気になるであろうアイテムにHDMI2.1対応ケーブルがある。
HDMI2.1とは、2017年にリリースされた最新仕様で、高解像度化や音声のハイレゾ化といった機能が追加されている。特に映像については、HDMI2.0では最大18Gbpsだった伝送帯域が、新しい伝送モードや方式が追加されたことで最大48Gbpsまで拡張、非圧縮の8K/60p/4:2:0信号が伝送できるようになるという。
ただしこれだけの大容量データを伝送するとなると、金属導線を使ったケーブルでは長尺化が難しく、実際には光変...
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【4K・8K映像技術展リポート】その2:ソシオネクストは、8Kのストリーミング エンコード/デコードシステムを展示。8K評価用の超高精細映像コンテンツ制作もスタートしている
「第2回 4K・8K映像技術展」には、SoCの設計・開発、販売を手がけるソシオネクストもブースを展示、最先端の4K8K関連技術を多数展示していた。
その第一は、先般リリース発表されたストリーミングエンコーダー「e8」と、メディアプレーヤー「s8」を組み合わせた、8K配信のデモだ。
e8はカメラなどで撮影した8K/60p映像をリアルタイムにHEVCで圧縮してLAN経由で配信するエンコーダーで、入力端子は12G-SDIが4本という仕様になっている。転送レートは60Mbpsから200Mbpsまで可能という。
対となるs8は8K HEVCのリアルタムデコーダーで、LAN端子またはUSB端子から入...
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【4K・8K映像技術展リポート】その1:次世代高画質技術が集う「4K・8K映像技術展」が本日まで開催。ソニーPCLのグレーディング提案にも注目したい
7月17日〜19日の3日間、東京江東区の青海展示棟で「第2回 4K・8K映像技術展」が開催されている。これは「通信・放送Week 2019」の一環であり、「5G/IoT通信展」などとの同時開催となる。その会場には380を超える出展ブースが並び、各種展示やセミナーが常時行われて活況を呈していた。
4K・8K映像技術展に入ってすぐに目に付くのは、ソニーPCLのブースに置かれた8Kモニターだろう。これはソニーが今年1月のラスベガスCESで展示したブラビアMASTERシリーズの液晶テレビ「85Z9G」で、リオのカーニバルなどの8K映像が繰り返し上映されていた。
きらびやかなダンサーの衣装やパレー...
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月刊HiViのイラストでお馴染の林まさのりさんが、フェルトワーク展を開催。5月31日から6月8日まで、キャンバスギャラリー自由が丘にて
小社「月刊HiVi」で多くのイラストを手がけてくれている林まさのりさんによる、フェルトワークの展覧会が開催される。会場は目黒区のキャンバスギャラリー自由が丘で、期間は5月31日〜6月8日。
林さんは1951年生まれ。1970年代前半からフリーイラストレーターとして活躍しており、HiViでは創刊号から本文中のイラストやVSVでお馴染のコンテンツ・チェック評価マークなどを描き下ろしてくれた。
そんな林さんは、最近フェルトワークに注目しているそうで、イラストの経験を活かした独自の手法や発想でフェルト制作を続け、自身のブログ(関連リンク参照)でも多くの作品が発表されている。今回はそれらの作品を間...