執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021】パワーアンプ部門(2)〈50万円以上100万円未満〉
第1位:ヤマハ M-5000
¥900,000+税
ヤマハのホームオーディオ機器のデザインはいつの時代も洗練されている。スマートで機能的であり、いい意味でクールかつシャープ。レベルメーターを備えたパワーアンプは国内他社にも見受けるが、同社がその中でも独創性を放っているのは、細部のフィニッシュに伝統が感じられるから。サウンドはきわめてスムーズな吹き上がりという印象で、ここぞというところでパワフルに振る舞う。回路は特許のフローティング/バランスアンプ。(小原)
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第2位:リン AKURATE2200/1
¥600,000+税
コンパクトな200Wステレ...
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【HiVi夏のベストバイ2021】コントロールアンプ部門(1)〈100万円未満〉
音量調整、入力切替えを行なうためのコントロールアンプ(プリアンプ)が本部門の該当品。アナログ回路のみで構成される製品もあれば、D/Aコンバーターを内蔵している製品もある。HDMI入力までを備えるリンの「DSM」が多機能機の代表格で、その最上位モデルKLIMAX DSM/3が発表されたばかり。発売日の都合でランキングには登場しないが、こうした製品の存在感が増している
第1位:ベンチマーク LA4
オープン価格(実勢価格33万1,000円前後)
横幅220mmのコンパクトなプリアンプだが、HiVi2020年12月号でリポートした通り、じつに魅力的な音を奏でる製品だ。最大の特長は信号経路を完全...
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【HiVi夏のベストバイ2021】サブウーファー部門
サブウーファー部門に大きな変化はないが、上位の序列に若干の変化が見られる。その理由は5位までに入らない製品に票が移っているから。6位のKEF KC62は独自技術の搭載により、「サッカーボール大」ながら強力な低音再生を目指したモデル。次期以降、さらに注目されそうだ
第1位:モニターオーディオ PLW215 II
¥700,000+税
音楽であろうと映画であろうと、本気で取り組むならホームオーディオは低音との闘いになる。なにしろ100Hzがおよそ3.3mにもなる長大な音波を、もっと小さいスピーカーでなんとかそれらしく音にしようというのだから。低音に投資し過ぎることなどあり得ない。この難題に折...
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【HiVi夏のベストバイ2021】AVセンター部門(4)〈25万円以上〉
第1位:ヤマハ RX-A8A
¥380,000+税
これまでもヤマハの音はきれいないい音だったが、今回さらに底板を厚くし、基板用厚銅箔採用でより低インピーダンス化。聴感上のS/Nがさらにアップに加え、シャーシと筐体構造を見直してトランスの位置もより前方に移動、その下に第5のフットを加えて低音はさらに力感をアップ。RX-A3080サイズのボディに11chアンプを搭載。同社フラッグシップのセパレート型を超えてしまった。ニューデザインも◎(和田)
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第1位:デノン AVC-A110
¥680,000+税
13chアンプを収容した大掛かりな一体型AVセンタ...
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【HiVi夏のベストバイ2021】AVセンター部門(3)〈10万円以上25万円未満〉
第1位:ヤマハ RX-A4A
¥120,000+税
本部門の選考では、まずパワーアンプを7台積むか9台積むかの仕様をどう考えるか実に悩ましい。本機は7台仕様として手頃な価格でまずは魅せる。ぱっと見でも大人びた新しい意匠でも魅せるし、ダントツに見やすい高精細なLCD表示も新鮮。先鋭的なデジタル機能や仕様の数々はまさに最先端の趣だが、いっぽうオーディオ的な視点では素早い反応の指標“スルーレート”を2倍以上に改善。加えて振動対応やパーツ刷新など挑戦的である。(亀山)
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第2位:デノン AVR-X4700H
¥180,000+税
豊富なラインナップを誇るデ...
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【HiVi夏のベストバイ2021】AVセンター部門(2)〈6万円以上10万円未満〉
第1位:デノン AVR-X2700H
¥90,000+税
ドルビーアトモスほか各種プロセッシング機能を搭載して5.1.2構成まで可能なデノンの本格的入門機。先行上位機と同様にHDR10+やドルビービジョン、8K映像のパススルーに対応する先進性も自慢。自慢と言えば7台のディスクリート構成のパワーアンプが放つ音も、締まった低域を土台にしたキレのいい描写で魅力的だ。オーバーヘッドスピーカー2本の設定はフロントハイト、トップフロント、トップミドル等々のプリセットから簡単に選択できる。(亀山)
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第2位:マランツ NR1711
¥90,000+税
音楽コンテ...
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【HiVi夏のベストバイ2021】AVセンター部門(1)〈6万円未満〉
前回のランキングでは、ヤマハ製AVセンターのモデルチェンジの端境期だったため、ランキング自体がややイレギュラーだったが、今回は部門IIIとIVでヤマハの新製品がベストワンを獲得(部門IVはデノン機と同点)。ヤマハの新製品群は、昨年発表されたデノン、マランツと同様に8K/60pや4K/120pなどの新世代映像信号入出力に対応したHDMI端子を搭載している
第1位:デノン AVR-X1600H
¥59,500+税
高級機の開発で培った技術、ノウハウを積極的に投入したAVセンターの入門機だ。内蔵アンプは7ch仕様で、ドルビーアトモス、DTS:Xも対応済。5.1.2のスピーカー構成が可能だが、オ...
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柔軟に伸びていく音が快感 NS-5000の弟分が登場 YAMAHA NS-3000
フラッグシップの5000シリーズをはじめとして、このところ純オーディオのコンポーネント全般に注力しているヤマハから、プレミアムグレードといっていいコンパクトスピーカーが登場した。本体の背丈、およそ40㎝。6面ピアノブラック塗装のエンクロージャーがひときわ精緻な光沢を放つブックシェルフシステム、NS-3000である。リアバスレフ型で、入力端子はシングル接続専用。160㎜径コンケーブ(凹形)コーンウーファーと30㎜径ソフトドームトゥイーターによる簡潔な2ウェイ構成だけれど、NS-5000に続く高級機であることは一目瞭然だろう。
ウーファーもトゥイーターも、振動板はZYLON(ザイロン)織布。...
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【HiVi冬のベストバイ2020】パワーアンプ部門(2)〈50万円以上100万円未満〉
第1位:ヤマハ M-5000
¥900,000+税
選者が本機を第一に推すのは、何と言っても価格対性能比が抜群だから。ヤマハらしい洗練されたデザインのボディ内には、パワー段をパラレルMOS-FETで構成し、さらにプッシュプル動作の完全対称化を図ったヤマハ独自の特許技術、フローティング&バランスアンプ回路を搭載して微細な電圧変動や外来ノイズの影響を徹底排除している。澄みきった高域と共に、充実した電源回路とメカニカルグラウンドコンセプトによる機敏で力強い低音を聴かせる。(和田)
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第2位:リン AKURATE2200/1
¥550,000+税
ロングセラー...