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トライオードのフォノイコライザーアンプ「TRX-EQ7」は、声の実体感と旋律の動きを明瞭に聴かせる
2017年に発売したフォノイコライザーアンプTRX-EQ6の進化形がこのTRX-EQ7。電源をACアダプター方式として外部に追いやったのが大きな変化であり、電気ノイズや機械振動の問題を低減できる利点がある。またゲインを約10㏈大きくして使いやすさを改善した。
外部電源は36VDCで1Aという電流容量のスイッチング方式。そしてEQ内部で±2電源に変換してICの動作条件を整え、過渡特性を維持している。MM用のEQはJRC製のデュアルオペアンプ5532Dをチャンネルごと1個ずつ使用。古くから業務用オーディオ機器に盛んに使われてきた定番のオーディオ用ICだ。MCについてはデュアルFETによるヘッ...
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真空管/半導体出力をもつCD専用機。MQA対応でDSD変換モードも装備。 トライオード TRV-CD6SE
トライオードのTRV-CD6SEは、型番からもうかがえるようにCDとCD-Rのためのプレーヤーだ。しかしありふれた外観の内部には信号処理に最新のハイレゾオーディオ系の技術が満載されている。MQA-CDは最大352.8k㎐/24 bitに対応。またBNC端子によるワードクロックと10M㎐基準信号の2系統の外部クロック入力を受信可能だ。デジタル出力も光とRCA同軸に加えてHDMI端子による I²S(IC間伝送)端子を装備。通常のCDは信号処理にて352.8k㎐/32 bit、あるいはDSD5.6M㎐に上位変換してからD/A変換する再生モードを用意。DACはESSのES9038Q2Mを使用。さ...
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トライオード 真空管アンプ TRZ300W。ロングセラー300Bパラレルシングルの後継機。直熱3極管の清らかな温もりを浸透させる
300Bのパラレルシングル出力で、1994年の創業以来22年間におよぶロングランを記録したVP300BDの後継機。ラインレベル入力4系統に加え、半導体増幅によるMM仕様のフォノイコライザーを内蔵してアナログディスク再生にも対応したインテグレーテッドアンプである。さらにMAIN IN端子を備え、パワーアンプとしてもつかえる。通常の入力選択とミュートおよび音量調整ができるリモコンも付属する。
パワーアンプ部は12AX7のSRPP入力と12AU7パラレル接続のドライバー、そしてトライオード・オリジナル銘の300Bパラレル出力段からなる3段増幅で、軽くオーバーオールのNFBをかけてある。上位ヴァ...
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TRIODE、高知のオーディオブランド「M&M DESIGN」のオーディオケーブルの取り扱いを開始。スピーカー、RCA、同軸など5ジャンル19製品をラインナップ
TRIODE(トライオード)は、高知県に本拠地を置くオーディオブランド「M&M DESIGN」のオーディオケーブルの取り扱いを開始した。
M&M DESIGNは2010年よりスピーカーケーブルの生産を開始したという若い会社で、創設者・吉岡正浩は、バイクのロードレースチームのエンジンチューナーからその経歴をはじめ、カーオーディオのサウンドカスタマイズ(チューニング)を経て、自らの理想とするサウンドを実現するために、オリジナルのオーディオケーブルの開発・生産を開始したのだという。
カーオーディオの世界では世界一の座まで上り詰めたという感性を元に、データ解析と比較試聴を繰り返してたどり着いた「...
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クロスゾーン、「CZ-1」「CZ-10」用の4.4mm5極バランスリケーブル「CZ-BC15PENTA4.4」、およびCZ-10専用のキャリングケース「CZ-CC10」を発売
トライオードは、CROSSZONEの頭外定位ヘッドホン「CZ-1」「CZ-10」用のオプションリケーブルとなる4.4mm5極バランス仕様の「CZ-BC15PENTA4.4」、およびCZ-10専用のキャリングケース「CZ-CC10」を発売した。価格はCZ-BC15PENTA4.4が¥15,000(税別)、CZ-CC10は¥7,000(税別)となる。
今回発売された4.4mmバランスケーブルによって、CZ-1、およびCZ-10用のオプションリケーブルとしては、既発のXLR3極バランス、XLR4極バランス、6.3mmバランスと合わせ、全4モデルのバランス伝送対応品がラインナップされることになる...
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トライオード、真空管バッファ回路搭載のCDプレーヤー「TRV-CD6SE」を12月中旬に発売。真空管出力、半導体出力のそれぞれの音色を楽しめる仕様。28万円
トライオードから、真空管バッファ回路搭載のCDプレーヤー「TRV-CD6SE」が12月中旬に発売される。価格は¥280,000(税別)。
TRV-CD6SEは、「TRV-CD5SE」の後継モデルとして、「トライオードCDプレーヤーの集大成」を目指して開発された製品。搭載する真空管は前モデルと同じく6922(6DJ8/E88CC)×2本であり、出力も真空管出力とソリッドステート(半導体)出力の2系統を装備していることで、それぞれの出力の音色の違いを楽しめるようになっている。
また、MQA-CDのフルデコードに対応しているのも注目で、最大352.8kHz/24bitへの復元が可能となっている...