執筆陣
オーディオテクニカから、OC9を受け継ぐMC型カートリッジ5モデル、OC9新シリーズが登場。
オーディオテクニカのOC9は、オリジナルが1987年に登場している。このたび同社は、新しいOC9Xシリーズを5機種リリース。共通するのはPCOCC銅線の発電コイル+鉄芯巻枠と、強磁力ネオジム磁石の採用。色違いだがアノダイズ仕上げのアルミニウム製ボディも同じである。針は各モデルで異なり、カンチレバー材質はアルミニウムとボロンの2種類。磁気回路のヨークも純鉄とパーメンジュールの2種類である。適正針圧は全機種とも2g。価格レンジは2万9千円~9万8千円と広い。
さっそく比べて音質傾向を探っていこう。プレーヤーはテクニクスSL1000Rでマイソニックのヘッドシェルに装着。フェーズメーション製T5...
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【HiVi冬のベストバイ2019】ヘッドホン部門(3)〈10万円以上〉
第1位:ファイナル D8000 Pro Edition
オープン価格(実勢価格44万円前後)
「非常に高い技術力を持つ国内ヘッドホン/イヤホンメーカー」。ファイナルの名を聞くと筆者は真っ先にそう思う。本モデルは高い評価を受ける「D8000」の音を再チューニングした興味深いプロダクト。音圧の高いポップスやロックに最適化されており、グルーヴ感や聴感上の粒立ちが大きく向上している。本体重量はあるが、オンリーワンの魅力を放つ秀作として高く評価できる。(土方)
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第2位:デノン AH-D9200
¥195,000+税
軽くて、適度な...
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【HiVi冬のベストバイ2019】ヘッドホン部門(2)〈5万円以上10万円未満〉
第1位:クロスゾーン CZ-10
¥90,000+税
電気的な処理ではなく、完全にアコースティックな手法によって、ヘッドホン再生特有の頭内定位の問題解消に取り組むクロスゾーンの第2弾製品。初代機のCZ-1に比べると劇的に小さく軽くなり、価格も半分以下に抑えられて、屋外でも使えるCZヘッドホンが欲しい、という要望に見事に応えてみせた。音の骨格を明確に描き出し、中低域が躊躇なく気持ちよく吹き上がる。スピーカー再生に通じる自然な定位、拡がりは唯一無二のもの。(藤原)
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第2位:デノン AH-D5200
オープン価格(実勢価格5万...
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【HiVi冬のベストバイ2019】ヘッドホン部門(1)〈5万円未満〉
ヘッドホン部門もイヤホンと同様、有線タイプを対象とし、価格帯も3つに分類してある。5万円未満、および5万円以上10万円未満ではアウトドア向けのコンパクトなタイプやスタジオモニターが目立つ。いっぽう10万円以上となると、先端技術&物量投入型のリスニングタイプが多くなる印象だ。
第1位:ソニー MDR-M1ST
¥31,500+税
ソニーとソニー・ミュージックスタジオが共同開発したハイレゾ時代のモニターヘッドホン。外見はMDR-CD900STを継承したものだが、ケーブル着脱可、折り畳んで持ち運べるなど進化した点も多い。肝心の音は、ダイナミッ...
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【HiVi冬のベストバイ2019】イヤホン部門(3)〈5万円以上〉
第1位:テクニクス EAH-TZ700
¥120,000+税
直径10mmのダイナミック型ドライバーの搭載は、ごく平凡な印象だが、ボイスコイル部に充填された磁性流体が大きなミソ。PEEK樹脂製エッジのハイコンプライアンス性能と相まって、振動板の正確な保持とリニアなピストニックモーションを実現した。チタン製ポートハウジングやマグネシウム・ダイカストのボディがその後ろ盾となり、たっぷりとしたエネルギー感と分解能の高さを両立。イヤホン新時代の代表格になるだろう。(小原)
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第2位:ビクター HA-FW10000...
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オーディオテクニカ、イヤホン/ヘッドホン/アクセサリーの新製品を一挙10モデル発表。話題の完全ワイヤレスイヤホンから、世界初ハイブリッドドライバー搭載のハイエンドイヤホン「ATH-IEX1」まで注目製品が勢揃い
オーディオテクニカは9月19日、都内で新製品発表会を開き、イヤホン、ヘッドホンの新製品10製品を初お披露目した。発売は10月11日より順次行なう。製品ラインナップと価格は下記の通り。
<ヘッドホン>
ATH-WP900 オープン価格(想定市場価格¥80,000前後) 10月11日発売
ATH-AWKT オープン価格(想定市場価格¥200,000前後) 11月15日発売
ATH-AWAS オープン価格(想定市場価格¥150,000前後) 11月15日発売
<イヤホン(有線/Bluetooth)>
ATH-IEX1 オープン価格(想定市場価格¥140,000前後) 10月11日発売
ATH-...
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オーディオテクニカ、9月6日よりベルリンで開催される「IFA2019」で、完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CK3TW」と、ダイレクトドライブターンテーブル「AT-LP5X」を初お披露目
オーディオテクニカは、9月6日(現地時間)よりドイツ・ベルリンで開催される世界最大のコンシューマーエレクトロニクスショー「IFA2019」に、今年も出展。注目の新製品として、完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CK3TW」と、ダイレクトドライブターンテーブル「AT-LP5X」を初お披露目すると発表した。いずれも日本国内での展開は、現状では未定。
ATH-CK3TWは、単体で連続約6時間、充電ケース併用で最大30時間の音楽再生が楽しめる完全ワイヤレスイヤホン。オートパワーON/OFF機能、タッチセンサーによるコントロール機能などで、「新しい音楽とのつながり方を提案する」としている。
AT-LP...
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オーディオテクニカ、原音再生を追求する「Sound Realityシリーズ」にワイヤレスタイプの新製品「ATH-CKR700BT」「ATH-CKR500BT」「ATH-CKR300BT」が登場。8月2日発売
オーディオテクニカは、「原音再生」を追求した「Sound Realityシリーズ」の新製品として、ワイヤレスタイプのイヤホン3機種「ATH-CKR700BT」「ATH-CKR500BT」「ATH-CKR300BT」を8月2日に発売する。価格はオープンで、それぞれの想定市場価格はATH-CKR700BTが¥17,900前後、ATH-CKR500BTは¥9,900前後、ATH-CKR300BTは¥6,000前後となる。
いずれも左右のイヤホンがつながっており、ATH-CKR700BT/ATH-CKR500BTはネックバンドタイプ、ATH-CKR300BTは首掛け式となる。
ATH-CKR70...
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オーディオテクニカ、Nulbarichの楽曲を使用したコンセプトムービーを公開。ライブ感溢れる圧巻のパフォーマンスで、完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CKS5TW」の魅力を訴求
オーディオテクニカは、SOLIDBASSシリーズのワイヤレスイヤホン「ATH-CKS5TW」の発売を記念して、コンセプトムービー「私を夢中にさせる音。」篇を公開した。
圧巻の重低音サウンドを15時間楽しめる、SOLID BASSシリーズ初の完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CKS5TW」。オーディオテクニカから7月12日に発売決定 - Stereo Sound ONLINE
オーディオテクニカから、SOLID BASSシリーズ初の完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CKS5TW」が7月12日に発売される。市場想定価格は¥16,900前後(税別)。
バッテリー内蔵の専用ケースも付属している。重さ...
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【HiVi夏のベストバイ2019】ヘッドホン部門(1)〈5万円未満〉
オーディオテクニカ、ソニー、ゼンハイザーなど、古くからスタジオモニターなどとして支持されているメーカーが強く、ロングセラーも多いのがヘッドホン部門の特色。いっぽうでクロスゾーンなどユニークな技術やコンセプトでヘッドホンに新たな付加価値を与えるブランドも増え始めている。
第1位:オーディオテクニカ ATH-MSR7b
オープン価格(実勢価格2万3,000円前後)
抜群のコストパフォーマンスで評価の高い「ATH-MSR7」が待望のモデルチェンジ。定評のある45mmの“トゥルー・モーション”ハイレゾドライバーを引き続き搭載したうえ、磁気回路/振動板周りのフランジ構造をブラッシュアップして、軽快...
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【HiVi夏のベストバイ2019】ワイヤレスイヤホン
前回の「2018冬のベストバイ」ではワイヤレス製品について、ヘッドホンとイヤホンを同一部門として評価した。だが昨今、左右独立型のワイヤレスイヤホンが急増、リスナーからの支持も高まっているため、今回よりそれぞれ単独の部門での評価となる。いずれも価格帯による分類はしていない。
第1位:ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless
オープン価格(実勢価格3万5,000円前後)
アップルのAirPods登場によりイヤホンの世界は完全ワイヤレスモデルに話題が集中しているが、ついにゼンハイザーが参入した。解像度や周波数レンジなどオーディオ的な能力が高く、低遅延コーデックの「aptXLo...