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パナソニックのBluetoothヘッドホン「RP-HD600N」レビュー:堂々とした正統的な鳴りで定番的製品にもなり得る出来映え
Bluetoothヘッドホン「RP-HD600N」は、最新コーデックに対応しノイキャン機能も備える
パナソニックRP-HD600N(以下、HD600N)は、ハイレゾ相当の再生&ノイズキャンセリングに対応したワイヤレスヘッドホン。40mm径ドライバーは超多層フィルム(MLF : Multi Layer Film)を採用しており、玉虫色の光沢が特徴的だ。数百層に重ねられたフィルムが余計な残響を軽減するとともに、ワイドレンジで分解能の高い再生を実現するという。
このHDドライバーを支える制振フレームは新開発されたもので、制振性を向上させることにより、さらなる音場感の拡大を図っている。3Dボール...
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ソニーのサラウンドヘッドホン「WH-L600」レビュー:7.1ch再生はナチュラルで力強い。質の高いサラウンド体験を楽しめた
WH-L600なら最大7.1chサラウンドを楽しめる
ソニー「WH-L600」は、独自技術により最大7.1 chサラウンドを体験できるソニーのワイヤレスサラウンドヘッドホンだ。ヘッドホン本体とそれを掛ける充電機能付きベースユニットでひとつのセットが構成される。ソニーには「MDR-HW700DS」(⇒本機の編集部インプレ記事)という同趣向の製品があり、価格的に本機はその弟モデルという位置づけになる。
ヘッドホンは40mm径の密閉型ドライバーを採用。ARC対応のテレビと本機ベースユニットをHDMIケーブルで接続することで、テレビの音声信号がベースユニットからヘッドホンに転送される。バッテリー...
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Astell&Kern「ACRO L1000」はデスクトップオーディオの楽しみを凝縮した複合アンプだ。ヘッドホンで、イヤホンで、スピーカーで聴きまくれ!
Astell&Kern(アステル&ケルン)の「ACRO L1000」は、デスクトップ・リスニングに特化したUSB DAC/ヘッドホンアンプ/プリメインアンプの複合モデル。たとえば同社AKシリーズなどのDAPを使ってポータブルオーディオを楽しんでいる人が、そろそろ自室に据置きのオーディオシステムを用意したいと思った時、最初のとっかかりになってくれそうな1台である。
まず特徴的なのはその外観だ。デスクトップで使われることを考え抜いたデザインとサイズ感。もっとコンパクトなモデルはたくさんあるし、天面にボリュウムホイールがあしらわれたデザインもこれが初めてというわけではないが、ほどよい存在感と理...