執筆陣
テク二クス OTTAVAシリーズ最新機、ワイヤレススピーカーシステム「SC-C50」
ステレオイメージの広がりが豊か、 音場補正機能も効果抜群
テクニクス オッターヴァシリーズ第3号モデルとなるSC-C50は、一体型のワイヤレススピーカーシステム。シリーズ1号モデルSC-C500はミニコンポタイプ、2号モデルのSC-C70はCD再生機能付きのオールインワンタイプで、そして今回のC50はそこからCDプレーヤーを取り除き、ネットワーク再生に特化したシステムだ。単純に機能でのグレード分けではなく、それぞれが独自設計でデザインがまったく違う。
C50は天面から見るとネコの目というか、木の葉のような断面をした柱型で、前面左右と中央には同軸配置された65mmウーファー+16mmトゥイ...
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DELAミュージックサーバーを 自宅で使ってみた②
DELAミュージックサーバーの自宅試用リポート、その後編をお届けしたい。
HiVi3月号でのN1ZH/2とN10に続き、今回はN1A/2とN100。
前回の2モデルに比べて大きくプライスダウンはしているものの、今回の2モデルは自分的に明らかにHDDの容量が足りないところが問題である。
とはいえまずは音でしょ、ということで今回も自宅システムで聴き比べてみた。
自宅への導入を前提にした試用リポートの後編だが、今回のN1A/2とN100は、それぞれ前回のN1ZH/2とN10の弟モデルにあたる。
N1A/2には3つのバリエーションモデルがあり、ここで試聴したのはHDD容量=2Tバイト/カラリング...
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DELAミュージックサーバーを自宅で使ってみた①
月刊『HiVi』2月号の「HiViグランプリ2018」でデジタルオーディオプレーヤー部門賞を受賞したN10をはじめとして、多様なモデルを展開するDELAミュージックサーバー。
従来のデジタルファイル再生では“格納庫”に過ぎないと軽視されてきたNASをオーディオコンポーネントとして捉え、明らかな音質差を示して見せた同社の主要4モデルを自宅に持ち込み、導入を前提にそれぞれのパフォーマンスを比較検討する。
MUSIC SERVER
DELA
N1ZH/2
¥448,000+税
●接続端子:USBタイプA 4系統
(USB2.0×3、USB3.0)、LAN 2系統
●内蔵HDD容量:3Tバイト
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『ボヘミアン・ラプソディ』特集⑤ スターリングブロードキャストLS3/6で2ch AV再生<“本気のステレオAV”に大満足>
アカデミー賞録音賞を受賞したポール・マッセイ、ティム・キャヴァギン、ジョン・カサーリ、音響編集賞を受賞したジョン・ワーハースト、ニーナ・ハートストーンらによって作り上げられたドルビーアトモス・ミックスこそが『ボヘミアン・ラプソディ』本来のサウンドであることは承知しつつ、ここではラスト21分の「ライヴ・エイド」をBBCモニタースピーカーによる“本気”の2chシステムで再生してみた。使用したのは、スターリングブロードキャストのLS3/6というスピーカーである。
英サマセット州に工房を構えるスターリングブロードキャストの創立は2000年。オーナーのダグ・スターリングは長くLS3/5aコンパクト...
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見た目にも美しくナチュラルトーンなDYNAUDIO Music 7とMusic 1 デビュー
ディナウディオからワイヤレス対応の一体型スピーカーがデビュー
伸び伸びとした音場のMusic 7、ナチュラルトーンのMusic 1
ディナウディオのMusicシリーズは、幅広い価格帯のハイファイスピーカーをラインナップする同社にとって初めての一体型ワイヤレススピーカー。Music1/3/5/7の4モデル(カラーバリエーションは各4色)が用意されているが、今回は最上位モデルのMusic 7とエントリーモデルのMusic 1を試聴した。
Music 7はテレビの下に置く一体型サラウンドシステムのような横長の外観からも想像できるように、ARC対応HDMI端子を装備し、テレビ用サウンドバーとして...
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想像以上のパフォーマンス! REVO Super System
ストリーミング再生にも対応する 英国レボの一体型オーディオシステム
ウッディで柔らかな調子が好印象
REVOは2004年にスコットランドで創業されたブランド。ライフスタイル志向のデジタルオーディオ機器を数々送り出している。このSuper Systemは3モデル発売されたSuperシリーズの最上位モデルで、BMR(Balanced Mode Radiator)平面スピーカーと133mmサブウーファーの2.1ch構成。Wi - Fi/有線接続によるネットワークオーディオ再生をはじめ、ブルートゥース接続によるワイヤレス再生、USBメモリー再生のほか、Spotityコネクトによるストリーミング再...
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イタリアの「キャロットワン」を代表する2モデルがフルチェンジ。真空管搭載のガラス・ブロックが美しい、プリメイン&プリアンプの日本特別仕様
プリメインアンプ/ヘッドホンアンプの「エルネストーロ50k EX」と
プリアンプ/ヘッドホンアンプの「ファブリジオーロ 30k EX」が登場
(写真左)
HEADPHONE AMPLIFIER + CONTROL AMPLIFIER
Carot One
FABRIZIOLO 30k EX
¥70,000+税
●接続端子:アナログ音声入力2系統(RCA、3.5mmステレオミニ)、ヘッドホン出力1系統(3.5mmステレオミニ)、アナログ音声出力1系統(RCA)●寸法/質量:W76×H75×D150mm/1.1kg
(写真右)
HEADPHONE AMPLIFIER + INTEGRATED ...
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フォステクスの木製ハウジングを使ったヘッドホン「T60RP」レビュー:中域に厚みを持たせた甘く温かみのある音色は聴いて楽しい
平面振動板を採用したRPシリーズの最新ヘッドホン
フォステクスの「T60RP」セミオープン型に仕上げられたRPシリーズの新モデル。RPはRegular Phase(平面振動板)の略で、同社の独自技術。シリーズの既発モデルをベースに、アフリカンマホガニー材のウッドハウジングを採用し、RP振動板の持つ繊細な表現力に深みを加えたチューニングが施されているという。
ケーブルは片出しの着脱式となっており、付属する純正の3.5mmステレオミニのほか、別売で2.5mm/4.4mm/XLRの3種のバランスケーブルが用意されているのが嬉しい(今回は付属ケーブルを使用)。
MacBook AirにコードMo...
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アイ・オーの格安オーディオサーバー「Soundgenic」は絶対的に買いだ! 安くても高級機fidataのノウハウを継承している
音場の見通しがよく、中域の密度感も高い
fidataブランドの躍進で印象が薄れてしまっているが、アイ・オー・データのオーディオ用NASには「挑戦者」ブランドのRockDisk NEXT/RockDisk for Audioという廉価シリーズがある。しかしこれらはすでに生産完了。「お手頃価格の新しいオーディオ用NASを」というユーザーの声に応える形で同社が発売したのがこの「Soundgenic」だ。通常のオーディオ用NASの機能に加えて、USB接続したドライブからのCDリッピング&再生やUSBトランスポート機能も搭載。同社がfidataで得たノウハウが、惜しみなく投入されている。RockD...
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【レビュー】アステル&ケルンの小型アンプ「ACRO L1000」で本格デスクトップオーディオのススメ。ヘッドホンもスピーカーもこれ1台で楽しめる
ニュートラルな音調で分解能の高さも感じられる
コンパクトながらボリュウムノブを大きくあしらった外観が、製品としての意図をはっきり表している。アステル&ケルンの「ACRO L1000」は、デスクトップ使用に特化した小型アンプだ。DACチップは同社のハイレゾプレーヤー、AK380(生産完了)と同じく旭化成エレクトロニクス「AK4490」のデュアル配置で、4系統のヘッドフォン出力のほかスピーカー端子も装備している。
AKシリーズなどのポータブル機でハイレゾファイルを楽しんでいるけれど、そろそろ据置きヘッドフォンアンプが欲しい。できればスピーカーも鳴らしたい。そんな人にうってつけのモデルである。...
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【レビュー】オンキヨーのCD&ネットワークプレーヤー「CR-N775」のコスパは『バリ高』! 解像感と分離感が冴えわたる覚醒的なサウンド
DSD11.2MHzのネイティブ再生に対応多彩な機能を持ったネットワークプレーヤー
オンキヨーのCD/ネットワークプレーヤー「CR-N775」は『コンパクト HiFi』を標榜するオンキヨーCRシリーズの最新モデル。新開発のパルス変換技術「3ステイト・ビットストリーム」アンプを採用し、よりオリジナルの音楽信号に近い波形の生成が可能になったという。CDだけでなく、ネットワークおよびUSBストレージ経由でのハイレゾ音源の再生にも対応。DACチップは旭化成エレクトロニクスの「AK4490」を搭載し、DSD 11.2MHzまでの再生が可能だ。すこぶる便利な「Spotify Connect」もサポー...