執筆陣
【コレミヨ映画館vol.64】『DUNE/デューン 砂の惑星』この興奮はできればIMAXで! 登場人物とともに新たな世界を旅する冒険映画。今年一番の話題作が登場する。必聴、必見の注目作だろう。
映画評論家 久保田明さんが注目する、きらりと光る名作を毎月、公開に合わせてタイムリーに紹介する映画コラム【コレミヨ映画館】の第64回をお送りします。今回取り上げるのは、久保田さんが“今年一番の話題作”と推す『DUNE/デューン 砂の惑星』。IMAXの大画面で、観るよりも体験してほしいとのことだ。とくとご賞味ください。(Stereo Sound ONLINE 編集部)
【PICK UP MOVIE】
『DUNE/デューン 砂の惑星』
10月15(金)全国公開
砂の惑星デューン。ここには2つの勢力が争っているように見える。まずはこの程度を覚えているだけでいい。あとは映画の流れに身をまかせてい...
執筆陣
【コレミヨ映画館vol.63】『コレクティブ 国家の嘘』対岸の火事じゃないよ。権力への監視とメディアの覚悟を伝える傑作ドキュメンタリー
映画評論家 久保田明さんが注目する、きらりと光る名作を毎月、公開に合わせてタイムリーに紹介する映画コラム【コレミヨ映画館】の第63回をお送りします。今回取り上げるのは、国家の隠蔽に立ち向かう記者の動静を描いた『コレクティブ 国家の嘘』。世界を覆うコロナ渦の中、何度でも観たくなると、久保田さんも絶賛。とくとご賞味ください。(Stereo Sound ONLINE 編集部)
【PICK UP MOVIE】
『コレクティブ 国家の嘘』
10月2日(土) シアター・イメージフォーラム、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
メチャクチャに面白くスリリングで、様々なことを提起するドキュ...
執筆陣
温故知新のホラー愛があふれ出る! 『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』とマーベル顔負けの横展開“死霊館ユニバース”の沼にはまろう【先取りシネマ 第17回】
何とも変わったタイトルだけど、映画をよく表している
アメリカは50州が集まって形成されている国家なので地域によって多少の違いがあるのだけれど、法廷ドラマでよくあるように、裁判の始めに証言者は聖書に手を置き偽証をしないことを誓う。
これは旧約聖書の一書「出エジプト記」にあるモーセが神から与えられた戒め「十戒」に“隣人に偽証をしてはならない”という言葉があるためで、あの場面を見るたびに契約社会であるアメリカでは、責任を空中に丸投げしてしまい、周囲もそれを許してしまう日本の政治家の「記憶にありません」は通用するのかな、と思ってしまう。
法廷は神の存在を認めているのだから、それなら悪魔の存在も考...
執筆陣
【コレミヨ映画館vol.62】『アイダよ、何処へ?』 憎しみをぶつけ合うまだら模様の世界に希望はあるのか。ボスニア紛争の悲劇をリアルに描く実話映画
映画評論家 久保田明さんが注目する、きらりと光る名作を毎月、公開に合わせてタイムリーに紹介する映画コラム【コレミヨ映画館】の第62回をお送りします。今回取り上げるのは、久保田さんが“今年有数の1本”と推す『アイダよ、何処へ?』。人間の愚行を正面から描いた注目作。とくとご賞味ください。(Stereo Sound ONLINE 編集部)
【PICK UP MOVIE】
『アイダよ、何処へ?』
9月17日(金)より Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、他 全国順次公開
サッカー元日本代表監督のイビチャ・オシムとヴァヒド・ハリルホジッチは、共に旧ユーゴスラ...
執筆陣
【コレミヨ映画館vol.61】『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』 『アメリカン・ユートピア』の次はコレ! 時代と音楽を追った傑作ライヴ映画
映画評論家 久保田明さんが注目する、きらりと光る名作を毎月、公開に合わせてタイムリーに紹介する映画コラム【コレミヨ映画館】の第61回をお送りします。今回取り上げるのは、『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』。音楽ファン、ポップ・カルチャー・ファン必見のお宝映画と久保田さんが絶賛する本作を、とくとご賞味ください。(Stereo Sound ONLINE編集部)
【PICK UP MOVIE】
『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』
8月27日(金)より、TOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほかにて全国順次ロードショー
こりゃ、...
執筆陣
イ・ビョンホンが謝罪に追い込まれた! 人気者が故の大混乱と、そのきっかけとなったインタビューとは【映画スターに恋して:第18回】
イ・ビョンホン×ハ・ジョンウ×マ・ドンソク、スター3人が夢の競演
韓国屈指の演技派スター3人が共演を果たした『白頭山(ペクトゥサン)大噴火』。“北朝鮮と中国の国境地帯にそびえる白頭山が大噴火する”という危機を回避するために、地底に核兵器を投入して人工爆発を起こそうとする展開だ。
その大胆にして緻密な理論を打ち出したのは、マ・ドンソクが演じる地質学者カン・ボンネ。たった3.48%の成功率を信じて作戦を実行するのは、ハ・ジョンウが熱演を披露する韓国軍大尉チョ・インチャン。そして、核兵器の在り処を知るキーマンで北朝鮮武力省の工作員リ・ジュンピョンにはイ・ビョンホン。クールでミステリアスなスパイ...