執筆陣
【コレミヨ映画館vol.73】『THE BATMANーザ・バットマンー』ブルース・ウェイン、若き日のとまどい、そして己が信じる道へ。シリーズ新章を告げる注目作
映画評論家 久保田明さんが注目する、きらりと光る名作を毎月、公開に合わせてタイムリーに紹介する映画コラム【コレミヨ映画館】の第73回をお送りします。今回取り上げるのは、原点回帰してサスペンス色を強めた『THE BATMANーザ・バットマンー』。2020年代の新生バットマンは、果たしてどんな展開が待ち受けているのか? とくとご賞味ください。(Stereo Sound ONLINE 編集部)
【PICK UP MOVIE】
『THE BATMANーザ・バットマンー』
2022年3月11日全国公開
若き日のブルース・ウェイン(ロバート・パティンソン)が犯罪都市ゴッサム・シティを自警し始めて2年...
執筆陣
【コレミヨ映画館vol.72】『ナイル殺人事件』ミステリーの女王、アガサ・クリスティの人気小説「ナイルに死す」の映画化
映画評論家 久保田明さんが注目する、きらりと光る名作を毎月、公開に合わせてタイムリーに紹介する映画コラム【コレミヨ映画館】の第72回をお送りします。今回取り上げるのは、ケネス・ブラナー版ポアロの第2弾『ナイル殺人事件』。ミステリーの女王が紡いだ物語を21世紀の今、どのような映像で仕上げているのか、とくとご賞味ください。(Stereo Sound ONLINE 編集部)
【PICK UP MOVIE】
『ナイル殺人事件』
『スパルタカス』『トプカピ』のピーター・ユスティノフが“灰色の脳細胞”名探偵エルキュール・ポアロを演じた1978年版も悪くなかったが、本作は『ベルファスト』で今年のアカデ...
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【コレミヨ映画館vol.71】『GAGARINE/ガガーリン』消えゆく世界の思い出から浮かび上がるもの。フランス映画のいまを伝える注目作
映画評論家 久保田明さんが注目する、きらりと光る名作を毎月、公開に合わせてタイムリーに紹介する映画コラム【コレミヨ映画館】の第71回をお送りします。今回取り上げるのは、フランスはパリを舞台にしたほろ苦い青春作『GAGARINE/ガガーリン』。往年の東京の原風景を思い出せるような、幻想的な仕上がりを、とくとご賞味ください。(Stereo Sound ONLINE 編集部)
【PICK UP MOVIE】
『GAGARINE/ガガーリン』
2月25日(金)新宿ピカデリー、HTC有楽町 ほか全国ロードショー!
今年の4月に行なわれるフランスの大統領選挙はどうなるのだろう。大勢は2期目のエマニュ...
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【コレミヨ映画館vol.70】『マヤの秘密』わたしの封印した記憶は本物なのか。戦中の迫害体験に揺れる女がめざしたもの
映画評論家 久保田明さんが注目する、きらりと光る名作を毎月、公開に合わせてタイムリーに紹介する映画コラム【コレミヨ映画館】の第70回をお送りします。今回取り上げるのは、地下室で進行する極上のミステリー作『マヤの秘密』。果たして“マヤ”の記憶は正しいのか? その行方を、とくとご賞味ください。(Stereo Sound ONLINE 編集部)
【PICK UP MOVIE】
『マヤの秘密』
2月18日(金)、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
1950年代の中ごろ。平和なアメリカ郊外の町。近所の芝生で幼い息子と休んでいた母親のマヤ(ノオミ・ラパス)の耳に、指笛の音が届く。それは記憶の奥底にこびりつ...
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アカデミー賞7部門ノミネートの『ウエスト・サイド・ストーリー』、“アップデートされた大群舞”と“60年後も変わらぬ分断”を見届けよう【先取りシネマ 第19回】
スティーヴン・スピルバーグが伝説の名画をリメイク
例年、米国アカデミー賞の前哨戦として注目されるゴールデン・グローブ賞(ハリウッドの外国人記者協会の会員によって投票される)は、本年度のミュージカル/コメディー部門の作品賞に『ウエスト・サイド・ストーリー』、主演女優賞に同作の新人レイチェル・ゼグラー(ヒロインのマリア役)、助演女優賞にアリアナ・デボーズ(プエルトリコ出身のアニータ役)を選んだ。
演出は幾多の名作、ヒット作を世に送ってきたスティーヴン・スピルバーグ。『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』でバスビー・バークレー・タイプのミュージカル場面に挑戦していた彼にとって、初の本格的ミュージ...
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ラテン系フェロモン満載のベニチオ・デル・トロ、意外な人生のテーマ(?)は「生きるべきか死ぬべきか」【映画スターに恋して:第21回】
『フレンチ・ディスパッチ』は“顔なじみ”から“初参戦”までスターが大渋滞
世界中に熱狂的なファンを保持するウェス・アンダーソン監督の新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』。20世紀、フランスの架空の街アンニュイ=シュール=ブラゼに編集部を置く雑誌「フレンチ・ディスパッチ」は、急死した編集長の遺言によって廃刊が決定した。映画は、その追悼号となる最終号に掲載する記事を描いたもの。まずは、アンニュイ=シュール=ブラゼという名前の、編集長が愛してやまなかった街のレポートから始まり、<美術><世相><食>に関するコラムが3つ続く。
大ヒットした『グランド・ブダ...