映画『痴人の愛』のDVDリリースを記念した舞台挨拶に、井土紀州監督と奈月セナが登壇。作品の思い出を語り尽くした
井土紀州監督作『痴人の愛』の、DVDリリースを記念した舞台挨拶が5月9日(金)、池袋の新文芸坐で行なわれ、主演の奈月セナと井土紀州監督の両名が登壇、作品にまつわる想い出話を披露していた。
さて、舞台挨拶は上映後の21時20分過ぎからスタート。ナオミを演じた奈月は、劇中のラスト、真っ赤な衣装で行方をくらましたナオミがフラッと劇場に立ち寄った、という雰囲気の少し露出も多めのピンクのドレス姿にて登場。会場からの大きな声援に、笑顔で応えていた。
舞台挨拶ではまず、司会より本作(痴人の愛)の映画化への経緯について聞かれた井土監督は、「もともと谷崎作品が好きで、ずっと(映像化の企画を)温めてきたんで...