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田辺・弁慶映画祭で注目の作品『はこぶね』が、9月9日よりポレポレ東中野で上映。大西諒監督、寺西涼、愛田天麻にインタビューした
気鋭監督の登竜門といわれる第16回田辺・弁慶映画祭で、弁慶グランプリほか3冠を受賞。第23回TAMA NEW WAVEでもグランプリとベスト男優賞(木村知貴)に輝いた一作が、大西諒監督の長編第一作『はこぶね』だ。
すでにテアトル新宿で上映され、話題を集めているが、来る9月9日(土)からはポレポレ東中野で上映されることが決定。それに先立ち、大西諒監督、音楽とカメラ担当の寺西涼、劇中でムードメーカー的な役柄・大友千沙を演じる愛田天麻の三名に話を聞いた。
――この作品に取り組んだきっかけを教えていただけますか。
大西諒(監督 以下 大西) 映画を作る前に10年ほど会社勤めをしていたのですが、そ...