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【HiVi夏のベストバイ2020】AVセンター部門(1)〈6万円未満〉
第1位:デノンAVR-X1600H
¥59,500+税
AVセンターはひじょうに多機能であり、たえず新機能を取り入れなくてはならない。ところが、昨今は大きな革新がなく、そのぶん音質向上に努力を傾けられる。回路、構造、部品それぞれのクォリティアップに取り組んだ成果は、本機のようなベーシック機でも大きく、この価格帯として抜群の音質力を獲得。2ch再生では明確な骨格感に加え、細部のニュアンス再現もいい。サラウンド再生でも、台詞や効果音の実体感再現はクラスを超えている。(麻倉)
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第2位:ソニー STR-DH790
¥44,500+税
5.1.2構成のドルビー...
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【HiVi冬のベストバイ2019】アザーコンポーネンツ部門
※ 選考対象は5機種まで
前回同様、選者全員からの得票となったテクニクスのアナログプレーヤー、SL-1500Cが圧倒的なベストワン。カートリッジやフォノイコライザーも含めた優れた製品仕様が評価された。ヤマハ期待のアナログプレーヤーGT-5000が同点3位を獲得したのがトピックだが、それ以外の上位入賞製品の顔ぶれの変化は少ない。
第1位:テクニクス SL-1500C
¥100,000+税
テクニクス最新にして最安値のDDアナログプレーヤー。SL-1200GRをベースに、ストロボや回転スピード調整機構を廃止する等でコストダウンを図っている。しかし...
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【HiVi冬のベストバイ2019】パワーアンプ部門(2)〈50万円以上100万円未満〉
※ モノーラルの場合はペア価格
第1位:ヤマハ M-5000
¥900,000+税
同社のフラッグシップスピーカーNS-5000を十全に鳴らすことを目標に設計されたパワーアンプ。パラレルMOS-FET出力段をグラウンドに対してフローティング構成とし、完全な対称増幅動作を可能とした同社特許回路の採用がセールスポイント。スピーカーをがっちり掴みながら、気持ちよく歌わせるような鳴り方が心地よい。この種の本格的アンプを手掛ける国内大手が近年少なくなってきているのはとても残念で、ヤマハには頑張ってほしい。(小原)
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第2位...
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【HiVi冬のベストバイ2019】コントロールアンプ部門(1)〈100万円未満〉
ランキングの顔ぶれ自体の変化はあまりないが、部門(1)と部門(2)で注目すべき製品がそれぞ れラインクイン。部門(1)ではデジタルファイル再生機能を充実させたエラックのAlchemy DDP-2が、部門(2)はソウリューション325が新顔。部門(2)で上位入賞を果たしたリンのDSM シリーズは単体プレーヤーが生産完了になったいま、とても貴重だ。
※ モノーラルの場合はペア価格
第1位:オクターブ HP300SE
¥940,000+税
この価格帯では長年にわたってトップクラスの評価を堅持する、ドイツ・オクターブの薄型プリアンプ。真空管と半導体に...
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【HiVi冬のベストバイ2019】サブウーファー部門
12期連続という圧倒的な強さで、イクリプスの最高峰サブウーファー、TD725SWMK2がベストワンを獲得。本機以下のランキングも変化はほぼなく、画期的提案を備えた新製品の登場が待たれる。なお、ベストワンから第4位までの製品は、奇しくも筐体の左右にユニットを配置して、再生時の筐体振動を物理的に抑える発想のモデルたちだ
第1位:イクリプス TD725SWMK2
¥480,000+税
演奏や作品に込められたアーティストの想いを、正確に描きだすことを目指して誕生したイクリプス・サブウーファーの最高峰。背面対向に配置した2基のユニットをアルミシャフトで結合し、互いに...
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【HiVi冬のベストバイ2019】スピーカー部門(6)〈ペア100万円以上200万円未満〉
第1位:ソナス・ファベール ELECTA AMATOR III
¥1,300,000(ペア)+税
イタリアのスピーカーの中には、音表現を超えた芸術性を感じさせるものがある。本機はまさに、歴史と伝統、そして新しいエンジニアリングが生んだ傑作だ。無垢のウォルナット材の深遠さ、底面部の白大理石の高貴さ、職人的な手作業の仕上げ......というイタリア的な貴族的な記号性をまとったサウンドは実に高貴だ。ひじょうに稠密で、錬りに練った音が音楽を情緒的に聴かせる。音の職人芸に感動する。(麻倉)
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第2位:エステロン YB system
¥1,900,...
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【HiVi冬のベストバイ2019】サラウンドシステム部門
9期連続という大記録を更新したのが、本部門の不動のベストワンであるヤマハYSP-5600。シングルボディのサウンドバースタイルで、ドルビーアトモスやDTS:Xに対応し、再生品位も含めて魅力はいまだに充分。8Kの22.2ch音声を自社製8Kテレビとの連携で3.1.2相当で再生するシャープ8A-C31AX1にも注目したい
第1位:ヤマハ YSP-5600
オープン価格(実勢価格17万5000円前後)
一時はサウンドバーの停滞が言及されていたが、ここにきて国内のみならず、グローバルにニーズが高まっているという。捉え方にはさまざまあるようだ...
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【HiVi冬のベストバイ2019】AVセンター部門(4)〈25万円以上〉
第1位:ヤマハ CX-A5200+ MX-A5200
¥620,000+税
伝家の宝刀シネマDSPにリアルタイムな信号適応機能を加えたCX-A5200プリアンプと、アナログ伝送の地道な見直しによって手ごたえ充分な音質向上を達成したMX-A5200パワーアンプ。比類なくユニークでありながら、圧倒的な完成度の高さで最先端のマルチチャンネル再生が堪能できるセパレートAVセンターだ。大規模なサラウンドシステムのネックは、実のところパワーアンプの音質/駆動力が揃いにくいこと、ヒートアップに時間を要することにあるのだが、このコンビにそうした心配は無用。バラ...
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【HiVi冬のベストバイ2019】AVセンター部門(3)〈10万円以上25万円未満〉
第1位:パイオニア VSX-LX304
¥120,000+税
外観上は既存モデルと代わり映えしないが、IMAX EnhancedやDolby Atmos Height Virtualizerなど、新機能を搭載した9ch仕様AVセンター。いっぽうでメイン基板の新規開発によってさらなる高音質の高みを目指した点も見逃せない。特にネットワーク部を基板の電源側に配置するとともに、電源ループの最小化とデジタル系グラウンドの共通インピーダンスを排除した点が、圧倒的な高S/Nと見通しのよい立体音場に表われている。(小原)
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第2位:デノン...
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【HiVi冬のベストバイ2019】AVセンター部門(2)〈6万円以上10万円未満〉
第1位:デノン AVR-X2600H
¥90,000+税
好評を博した前モデルAVR-X2500Hを上回る多機能化、たとえばアップデート対応だがトップスピーカーがなくてもイマーシブサウンドを実現するDolby Atmos Height VirtualizerやBluetoothヘッドホン送信機能など、新機能追加が光る。外観意匠に変更はないが、内部は音に関わる部分はもちろん、デジタルとアナログで大きく進化。5.1.2構成で、映画作品を音場補正なしのストレート再生すればいっそうの厚みと力感とキレ味で魅せてくれる。(亀山)
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関...
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【HiVi冬のベストバイ2019】AVセンター部門(1)〈6万円未満〉
サラウンドフォーマットの新提案が落ち着いている状況下で、A Vセンターは新製品導入が極端に減っているのが現状だ。それを反映して、各部門のランキングはほとんど前回同様となっている。新しい動きは、「IMAX Enhanced」や「Amazon Music HD」などファームウェアアップデートで対応できる機能追加の取り組みだ
第1位:デノン AVR-X1600H
¥59,500+税
AVセンターはひじょうに多機能であり、たえず新機能を取り入れなくてはならない。ところが、昨今は大きな革新がなく、そのぶん音質向上に努力を傾けられる。回路、構造、部品それぞ...