執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021】ディスプレイ部門(1)〈液晶、50型以下〉
直視型ディスプレイ部門では、48インチサイズの有機ELテレビが各社からリリースされことを受けて、有機ELテレビの50型以下の部門を新設。合計6部門での選考となった。発売タイミングの関係で、各社主要モデルだけの視聴になったようで、新製品としては発表済だが、ランキングに挙がっていない製品もある点は留意いただきたい
第1位:ソニー XRJ-50X90J
オープン価格(実勢価格20万9,000円前後)
ソニーは信号処理に命を掛けている。液晶パネルは他社製でも、自前のエンジンにて、一歩も二歩も先行する── が、モットーだ。最新エンジンが「人の視感覚」まで踏み込んだ「XR」。人が注視する点を、映像で...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021】選考委員紹介
麻倉怜士(あさくら れいじ)
雑誌編集者を経て、フリーランスに転身。ハイレゾからホームシアター、歌謡曲からカメラまであらゆるジャンルについて精通している。津田塾大学講師。『HiViグランプリ』選考委員長
潮 晴男(うしお はるお)
オーディオメーカーを経て、オーディオ、AV評論を始める。月刊HiVi創刊から関わっており、読者宅のAV使いこなし指南記事(AVルームクリーニング大作戦)も人気。『HiViグランプリ』選考委員
小原由夫(おばら よしお)
開国の地、浦賀に巨大ホームシアターを構え、日々200インチ大画面AVと、ハイエンドオーディオを満喫している。最新のUSB DAC・ネットワーク...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021】ヘッドホンオーディオ部門(カテゴリー)選考について
ヘッドホンやイヤホンによるリスニングを前提としたコンポーネントからベストバイ製品を選出するのが、この「ヘッドホンオーディオカテゴリー」。分類は別記の通り、イヤホン、ヘッドホン、ワイヤレスイヤホン、ワイヤレスヘッドホン、ヘッドホンアンプ、ポータブルデジタルオーディオプレーヤーの6種とした。また各部門とも市場の実情を俯瞰したうえで2〜3段階の価格帯を設定してある(ワイヤレス製品は除く)。
選考委員はこのカテゴリーに精通した小原由夫/鳥居一豊/土方久明/藤原陽祐の4氏。他のカテゴリーと同様、部門・価格帯ごとにベストバイと呼ぶにふさわしい製品を選出している。選考委員の投票(☆◎○)を集計し、順位...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021】選考について
選考について
部門の選考を担当するのは、月刊HiViをはじめとする各媒体で活躍中のオーディオビジュアル評論家11名。今期からはディスプレイ部門をさらに細分化した結果、選考の対象部門は55部門+サブカテゴリー2ジャンルとなった。これは有機ELテレビ市場の拡大と普及を踏まえた措置である。
製品の価格について、基本的に消費税別の本体価格で取り扱っているが、オープン価格の製品に関しては公表されている実勢価格、市場想定価格を定価と見なしている。これは最近の店頭で実勢価格=定価という扱いが主流になっていることを踏まえたものである。
各委員がどの部門に投票するかは編集部が指定し、部門ごとにベストワン製...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021 特設サイト】ヘッドホンアンプ部門(2)〈20万円以上〉第1位 ラックスマン P-750u MARK II
ヘッドホンアンプ部門(2)〈20万円以上〉第1位 ラックスマン P-750u MARK II
¥340,000+税
ココがすごい!!
パワフルで質感表現が自然。これぞリファレンス(小原)
鳴らしにくいヘッドホンも楽々駆動。音楽性の豊かな音が見事(土方)
独自回路の最新版「ODNF-u」で高純度サウンドを実現(藤原)
ベストワン 小原由夫
先代(P-750u)発売から4年が経過し、その間に培われた同社基幹技術ODNFの最新版「ODNF-u(Only Distortion Negative Feedback-ultimate)」を4回路搭載したフルバランス構成。オリジナルのカスタムブロックコ...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021 特設サイト】アクセサリー部門 第1位 ユキム・スーパー・オーディオ・アクセサリー PNA-RCA01
アクセサリー部門 第1位 ユキム・スーパー・オーディオ・アクセサリー PNA-RCA01
¥45,000+税
ココがすごい!!
音のディテイルを克明にして、鮮度感向上も実感できる(潮)
高周波ノイズの除去アクセサリーの決定版的存在だ(小原)
純度感の高い画質・音質がかんたんに得られる(吉田)
推薦 麻倉怜士
パナソニックの「USBパワーコンディショナー」の設計者、山﨑雅弘氏が独立し、「それまでの思いをすべて投入して開発した」(山﨑氏)、RCA型の高周波ノイズ吸収器。完全非磁性、電波吸収剤の採用、表面塗装処理、空中配線……と、音に徹底的にこだわった。「表面塗装は大阪八尾の町工場のおやじさん...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021 特設サイト】アザーコンポーネンツ部門 第1位 エアパルス A100 BT5.0
アザーコンポーネンツ部門 第1位 エアパルス A100 BT5.0
オープン価格(実勢価格10万8,900円前後、ペア)
ココがすごい!!
密度の濃いサウンドで、近接再生に最適(潮)
伝説のエンジニアが作るアンプ内蔵多目的スピーカー(藤原)
マッシヴかつ透明感のある音。いま大注目の製品(山本)
推薦 麻倉怜士
(アンプ内蔵の)パワードスピーカーは日本では売れないという常識を見事に覆したA80の上位モデルだ。「BT5.0」はBluetooth対応の意味。ウーファーは127mm。ピアノ仕上げだ。イリーナ・メジューエワが弾くベートーヴェンはスケールが大きく、同時にしっとりとしたしなやかな音調だ...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021 特設サイト】パワーアンプ部門(3)〈100万円以上〉第1位 ソウリューション 311
パワーアンプ部門(3)〈100万円以上〉第1位 ソウリューション 311
¥1,850,000+税
ココがすごい!!
目を見張る駆動力を備えたステレオ・パワーアンプ(藤原)
磨き抜かれた美音で音楽のかたちを美しく描く(山本)
純正プリとの組合せでスカッと躍動感溢れる音(和田)
特選 麻倉怜士
コンパクトな筐体に秘めたパワフルで上質な音に感動した。ハイエンドの7シリーズで開発したスイッチング電源と大容量コンデンサーの合わせ技が、強力な駆動力を発揮。デュアル・モノーラル・レイアウト設計は、高品位なサウンドステージ表現に結実。S/Nの高さは、微少レベルでのリニアリティを格段に向上させた。間接音...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021 特設サイト】スピーカー部門(5)〈ペア70万円以上100万円未満〉第1位 エラック VELA FS408
スピーカー部門(5)〈ペア70万円以上100万円未満〉第1位 エラック VELA FS408
¥850,000(ペア)+税
ココがすごい!!
スケール感と俊敏さを両立した、VELA 400の新顔(麻倉)
グイグイと飛び出す圧倒的なサウンドに感銘(土方)
スケール豊かに音楽を表現。情報量も豊富だ(山本)
特選 麻倉怜士
VELA 400シリーズの新顔。JET V型のトゥイーターと2基のウーファーを備える。大型システムならではのスケール感/エネルギー感と、大型システムでは難しい俊敏さ/ハイスピード感/グラデーション再現が、ひじょうに高いレベルで両立している。情家みえ「チーク・トウ・チーク」で...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021 特設サイト】スピーカー部門(3)〈ペア20万円以上40万円未満〉第1位 エラック Solano BS283
スピーカー部門(3)〈ペア20万円以上40万円未満〉第1位 エラック Solano BS283
¥240,000(ペア)+税
ココがすごい!!
鳴りっぷりのよく、血の通う声の再現が素晴らしい(潮)
価格以上の魅力あり。これぞベストバイだ(土方)
鮮明でありながら自然。素晴らしい完成度に脱帽(和田)
ベストワン 麻倉怜士
260ラインの後継280ラインはSolanoシリーズと名付けられた。Solanoとは、スペイン語で「風」だ。上級のVELAシリーズで開発したノウハウが多く援用されている。さすがはエラック・キール本社にてロルフ・ヤンケ技師が開発した逸品。緻密で上質なエラックサウンドが、さら...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021 特設サイト】HDMIケーブル部門 第1位 FIBBR Pure3
HDMIケーブル部門 第1位 FIBBR Pure3
¥73,000(10m)+税
ココがすごい!!
フィバー初の48Gbps対応光ケーブル。4K画質の向上も実感(潮)
実用度満点のハイコスパ光HDMIケーブルの本命(亀山)
8K/60p、4K/120pに対応。音質にも優れている(高津)
推薦 麻倉怜士
高い評価を受けたPure2の後継機。曲げ自在の取り回しのよさを受け継ぎ、8K伝送を成した。HDMI2.1規格の8K/48Gbps対応ケーブルとしてHDMI Licensing, LLCから正式に認証を受けている。外部電源なしで20mまで8K/48Gbps伝送できる点も、使いやすさにつなが...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021 特設サイト】サブカテゴリー スクリーン部門 第1位 キクチ SPA-UT
サブカテゴリー スクリーン部門 第1位 キクチ SPA-UT
¥260,000(16対9、100インチ張り込み式)+税
※写真のスタンドは撮影用。製品/価格には含まれません
ココがすごい!!
超短焦点プロジェクター用に特化した便利スクリーン(小原)
明るいのは当然、カラフルかつ自然な色調が魅力だ(藤原)
スポーツ番組などを家族で大画面で観るのにぴったり(山本)
推薦 麻倉怜士
人気の超短焦点プロジェクター用のスペシャルスクリーン。超短焦点プロジェクターは、従来の遠距離用モデルとは使用環境が異なり、明るい環境下にて投写されることが多い。そこで、この耐外光パネルスクリーンを使おう。スクリーン...