執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2019】ポータブルデジタル オーディオプレーヤー部門(1)〈10万円未満〉
この部門は価格帯をふたつ(エントリー〜ミドルクラスとハイエンドと考えていただければいいだろう)に分けた。どちらにもアステル&ケルンを中心に実力派が揃う。外出時のリスニングにはスマホを用いる人が増えたものの、これらデジタルオーディオプレーヤー(DAP)の人気は根強い。
第1位:アステル&ケルン A&norma SR15
オープン価格(実勢価格9万9,000円前後)
エントリー/ミドルクラスの定番モデルになりつつある本機は、斜めにレイアウトされたディスプレイが斬新なイメージを醸し出す。シーラスロジック製DACチップをデュアルで搭載し、Quad-CoreCPUによって高精度かつハイスピードな処...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2019】ポータブルデジタル オーディオプレーヤー部門(2)〈10万円以上〉
第1位:アステル&ケルン KANN CUBE
オープン価格(実勢価格19万9,980円前後)
ポータブルプレーヤー+ヘッドホンアンプ的なコンセプトのKANNの上位モデル。ESSテクノロジー社の8ch DAC「ES9038PRO」をデュアル搭載し、バランス出力で12Vrms、アンバランス出力6Vrmsの大出力と優れた低ノイズを両立している。ヘッドホン/ライン出力のほか、USB DAC機能、USB DACとつなぐトランスポート機能、光デジタル出力と多彩な入出力を持ち、さらにMiniXLR 5pin端子も採用。据置き機などとの組合せも多彩にこなせる。(鳥居)
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執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2019】選考委員紹介
麻倉怜士(あさくら れいじ)
雑誌編集者を経て、フリーランスに転身。ハイレゾからホームシアター、歌謡曲からカメラまであらゆるジャンルについて精通している。津田塾大学講師。『HiViグランプリ』選考委員長
潮 晴男(うしお はるお)
オーディオメーカーを経て、オーディオ、AV評論を始める。月刊HiVi創刊から関わっており、読者宅のAV使いこなし指南記事(AVルームクリーニング大作戦)も人気。『HiViグランプリ』選考委員
小原由夫(おばら よしお)
開国の地、浦賀に巨大ホームシアターを構え、日々200インチ大画面AVと、ハイエンドオーディオを満喫している。最新のUSB DAC・ネットワーク...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2019】ヘッドホンオーディオ部門(カテゴリー)選考について
この「ヘッドホンオーディオカテゴリー」では、ヘッドホンまたはイヤホンによるリスニングを前提としたオーディオコンポーネントから「ベストバイ」製品を選出する。分類は別記の通り、イヤホン、ヘッドホン、ヘッドホンアンプ、ワイヤレスイヤホン、ワイヤレスヘッドホン、ポータブルデジタルオーディオプレーヤーの6種。また各部門とも市場の実情を俯瞰したうえで2〜3段階の価格帯を設定してある(ワイヤレス製品は除く)。
選考委員はこのカテゴリーに精通した小原由夫/鳥居一豊/土方久明/藤原陽祐の4氏。もちろん他のカテゴリーと同様に「各部門・各価格帯ごとに『ベストバイ』と呼ぶにふさわしい製品を選出する」ことが趣旨と...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2019】選考について
ベストバイとは?
HiVi7月号恒例の「夏のベストバイ」をお届けします。登場したばかりのモデルを含め、現在市場に流通しているAV製品をジャンル、価格帯別に分類して真のお買い得モデル=「ベストバイ」製品を選出することが本企画の趣旨です。
対象製品について
日本国内で流通している全オーディオ・ビジュアル、オーディオ製品(2019年6月16日までに発表された新製品も含みます)。
選考委員と選考部門について
部門の選考を担当するのは、本誌をはじめとする各媒体で活躍中のオーディオビジュアル評論家11名。選考の対象部門は、ワイヤレスイヤホン部門を新設し、1部門増の55部門+サブカテゴリー2ジャンルと...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2019 特設サイト】プロジェクター部門(3)<101万円以上> 第1位 JVC DLA-V9R
プロジェクター部門(3)<101万円以上>第1位 JVC DLA-V9R
¥2,000,000+税
ココがスゴイ!!
e-shift 8K表示は新次元の映像体験だ!(麻倉)
家庭用プロジェクター初の8K表示モデル(潮)
独創&独走の8K表示に見惚れる(高津)
BEST1 麻倉怜士
e-shift 8Kは何のためか。答えは、2K/4Kコンテンツの映像情報の精密化のためだ。具体的にはグラデーションの細密化だ。チェック用定番ディスク、4K/60pの『宮古島 〜癒しのビーチ〜』はこれまで見たこともない海水の透明度に、映画『マリアンヌ』では、まるでそこに生身の俳優がいるような、あらゆるものを超越し...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2019 特設サイト】HDMIケーブル部門 第1位 エイムLS2
HDMIケーブル部門 第1位 エイムLS2
¥180,000(10m)+税
ココがスゴイ!!
4K/60p、18Gbps 4:4:4高速信号を30mまで伝送(潮)
高速安定動作で、定番中の定番ケーブル(高津)
全品検証後出荷される品質重視のHDMIケーブル(藤原)
推薦 麻倉怜士
かつてケーブルのクォリティとは転送スピード、CN比、耐久性、信頼性といった物的品質を指していた。しかし、エイムが自社技術の粋を集めてLAN、USB、HDMIケーブルを開発してからは、ケーブルのクォリティとは「画質、音質」を指すようになった。ケーブルがクォリティを改善するのでなく、信号の質がそのまま出るという意味...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2019 特設サイト】AVセンター部門(2)<6万円以上10万円未満>第1位 デノンAVR-X2600H
AVセンター部門(2)<6万円以上10万円未満>第1位 デノンAVR-X2600H
¥90,000+税
ココがスゴイ!!
上質な2chプリメインアンプとしても注目(麻倉)
映画から音楽まで安心して楽しめる秀作(山本)
瞬発力と凝縮感が両立した爽快なサウンド(吉田)
BEST1 麻倉怜士
AVセンターはひじょうに多機能な製品であり、毎年、新機能を取り入れなくてはならない。ところが、昨今は大きなイノベーション導入がなく、その分、音質向上に努力を傾けられた。回路構造、構成、部品、それぞれのクォリティアップに取り組んだ成果は、ひじょうに大きい。2ch再生では伸びやかで潤いに満ち、微小信号までの再...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2019 特設サイト】AVセンター部門(3)<10万円以上25万円未満>第1位 パイオニア VSX-LX304
AVセンター部門(3)<10万円以上25万円未満>第1位 パイオニア VSX-LX304
¥120,000+税
ココがスゴイ!!
高S/Nと見通しのよい立体音場が魅力(小原)
間違いなくクラスNo.1のサウンド(山本)
磨き抜かれた音質で高鮮度の劇的音場を訴求(吉田)
BEST1 麻倉怜士
新たにIMAX Enhancedに対応したのが製品的な話題だが、技術的には独自の自動音場補正Advanced MCACCに注目。基本的なコンフィグレーションに加え、「オートフェイズコントロールプラス」「定在波制御」「暗騒音測定」とフルコースにて、コンテンツ本来の音を導きだす。音のキーワードは「精密な剛...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2019 特設サイト】パワーアンプ部門(1)<50万円未満>第1位 ニュープライムSTA-9
パワーアンプ部門(1)<50万円未満>第1位 ニュープライムSTA-9
¥95,000+税
ココがスゴイ!!
ドライブ力とスピード感に溢れた音の小さな巨人(潮)
小型ながら大馬力・高音質のステレオアンプ(藤原)
スッキリとして硬質感のないナチュラルサウンド(和田)
BEST1 麻倉怜士
単体DACの「DAC-9」あるいは、ヘッドホンアンプ+プリアンプの「HPA-9」とコンビネーションを組むパワーアンプだ。「デジタルアンプは音が悪い」はオーディオ界の常識的に語られているが、例外もある。独自のデジタル駆動方式「アナログスイッチング」技術がそれ。ひじょうに充実した音が聴ける。音の鳴り方に、淀み...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2019 特設サイト】プリメインアンプ部門(1)<20万円未満>第1位 エラック DS-A101-G
プリメインアンプ部門(1)<20万円未満>第1位 エラック DS-A101-G
¥138,000+税
ココがスゴイ!!
すこぶる便利で音質品位の高さも特筆したい(高津)
「AUTO BLEND」機能のスマートさに注目(山本)
SpotifyやBluetoothも内蔵した超多機能機(和田)
BEST1 麻倉怜士
エラックがアンプをつくると、ここまでユニークになれるのかの典型が本機。スピーカーと部屋との関係から自動音場補正する「AUTO BLEND」機能の効用はひじょうに大きく、使用後は音場の見渡し感が飛躍的に向上し、音楽の細部までクリアーに描かれる。新たにサブウーファーを含む2.1ch再生...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2019 特設サイト】プリメインアンプ部門(2)<20万円以上40万円未満>第1位 プライマーI15 PRISMA
プリメインアンプ部門(2)<20万円以上40万円未満>第1位 プライマーI15 PRISMA
¥250,000+税
ココがスゴイ!!
人間的で温度感の高い音が心地好い(麻倉)
独自のネットワーク機能「PRISMA」が魅力(潮)
ヴィヴィッドで反応のよいサウンドが身上(小原)
BEST1 麻倉怜士
北欧発のライフスタイルとして今、世界的にトレンド化しつつあるのがHYGGE「ヒュッゲ」。デンマーク語で「人と人とのふれあいから生まれる、心地好い暮らし、居心地のよい雰囲気」という意味だが、本アンプもまさにHYGGEサウンド。ヒューマンで、ほっこりとした温度感の高い音がとても心地好い。ネットワーク...