執筆陣
KEFの新「Blade」「THE REFERENCE」シリーズの音を体験。MAT搭載12世代Un-Qドライバーがもたらす明瞭な定位感と情報の再現に、KEFスピーカーの新展開を見た!
2020年9月、KEFは “MAT”(MetamaterialAbsorption Technology)と呼ぶ新技術を投入したブックシェルフ型スピーカー「LS50 Meta」をリリースした。MATは迷路のような構造を持つプレート状のデバイスを用いてスピーカーの排圧を逃すことで音の歪みを低減する技術で、LS50 Metaでは、その成果が結実した抜けのいいサウンドを獲得していた。
この刮目すべき技術がいずれ他のモデルにも展開されるであろうことは容易に察しがついたが、このたび満を持して、同ブランドのトップモデル「Blade」と「THE REFERENCE」シリーズに搭載、一挙7モデルが発表さ...
執筆陣
「LS50 Meta」の音には、気品が宿っている。新技術「MAT」を取り入れて、KEF創立60周年を飾るに相応しい注目スピーカーが誕生した
KEFは2012年に、創立50周年記念モデルとして「LS50 Anniversary」というブックシェルフ型のスピーカーをリリースした。11代目となる独自の同軸型Uni-Qドライバーを採用したこのモデルは、そのサイズからは想像できない豊かなサウンドを奏でるスピーカーとして、多くのオーディオファンを魅了したのである。
しかし記念モデルのため製造台数には限りがあり、手にできなかった人達から復活を望む声が上がった。そこでKEFは翌年「LS50 Standard」を標準モデルとして発売する。そして今回、7年に渡って好評を博してきたこのモデルが、新しい技術とともに生まれ変った。それがここで紹介する...
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KEFの人気シリーズが、「New R Series」として大きな進化を果たす。上位モデルの技術を惜しみなく投入した注目モデルは、2019年3月下旬の発売
KEFジャパンは13日午後、同社「New R Series」の発表会を開催した。今回登場した製品は6モデルで、それぞれの価格は以下の通り。すべて2019年3月下旬の発売を予定している(予約受付は2019年2月中旬から)。
●トールボーイスピーカー
R11 ¥650,000(ペア、税別)
R7¥500,000(ペア、税別)
R5 ¥400,000(ペア、税別)
●ブックシェルフスピーカー
R3 ¥300,000(ペア、税別、スタンド別売)
●センタースピーカー
R2c ¥150,000(1本、税別)
●イネーブルドスピーカー
R8a ¥150,000(ペア、税別)
発表会ではまず、KEFと...