執筆陣
KEFの新「Blade」「THE REFERENCE」シリーズの音を体験。MAT搭載12世代Un-Qドライバーがもたらす明瞭な定位感と情報の再現に、KEFスピーカーの新展開を見た!
2020年9月、KEFは “MAT”(MetamaterialAbsorption Technology)と呼ぶ新技術を投入したブックシェルフ型スピーカー「LS50 Meta」をリリースした。MATは迷路のような構造を持つプレート状のデバイスを用いてスピーカーの排圧を逃すことで音の歪みを低減する技術で、LS50 Metaでは、その成果が結実した抜けのいいサウンドを獲得していた。
この刮目すべき技術がいずれ他のモデルにも展開されるであろうことは容易に察しがついたが、このたび満を持して、同ブランドのトップモデル「Blade」と「THE REFERENCE」シリーズに搭載、一挙7モデルが発表さ...
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Fyne Audioのフラッグシップ「F1-12」が近日発売。独自方式の12インチ同軸ユニットの搭載で、より深く濃密でリアリティに優れた音を身につけた
アクシスから、Fyne Audio(ファイン・オーディオ)の新フラッグシップ「F1-12」が発表された。ファイン・オーディオは、2017年にスコットランドで創業したスピーカーメーカーで、日本では昨年秋から販売がスタートしている。F1-12は近日発売予定で、価格は以下の通り。
F1-12
¥4,100,000(ペア、税別、ピアノグロス・ウォールナット)
¥3,800,000(ペア、税別、ピアノグロス・ブラック/ホワイト)
スピーカーユニットには、同社がIsoFlare(アイソフレアー)と呼んでいる同軸型を搭載。12インチのマルチファイバー・ペーパーコーンウーファーに、3インチのコンプレッシ...
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RevoxのSシリーズが復活! 「Piccolo S60」は一辺140mmのサイコロ型スピーカーで、ドルビーアトモス再生にも最適
スイスのオーディオメーカーRevox(ルボックス)から、コンパクトなサイコロ型スピーカー「Piccolo S60」が発表された。市場想定価格は¥92,000前後(ペア、税別)で、本日(3月7日)に発売される。
ルボックスのSシリーズは、「滑らかな」という意味の「Sleek」の頭文字をとった製品群だ。以前は、エンクロージャーにアルミニウム仕上げを採用したモデルが日本でも発売されており、ドルビーアトモスのトップスピーカーとしても注目を集めていた。
残念ながらこれまでのSシリーズは2017年に生産を完了してしまったが、今回、Piccolo S60として復活したわけだ。本体仕上げは、アルミニウム...