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メーカー別最新4K/8Kテレビラインナップ ②『TCL』。世界第2位のテレビメーカーがQLED液晶で日本に本格進出する。+TCL JAPAN ELECTRONICS 社長インタビュー
世界第2位のテレビメーカーとなった中国、TCL。同社では、QLEDという量子化ドットを使ったバックライトを装備する液晶テレビ、65X10を旗頭に7モデルで現在展開中だ。その65X10はQLED液晶の搭載のほかにも、ドルビーアトモス対応のサウンドバースタイルの音響システムも特徴とするスタイリッシュな4K対応テレビだ。 ラインナップとしてはC8シリーズ2モデル(65/55インチ)、P8S/Bシリーズ4モデル(65/55/50/43インチ)を擁する。いずれもVA液晶を採用した4K対応テレビとなっている。なお、ここで紹介する全7モデルともBS/CS4Kチューナーは非内蔵。 同社では、下記の藤原陽...
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【麻倉怜士のIFAリポート2019】その3:技術は出尽くしたと思われた液晶に新画質技術の提案が続いた。“デュアルセル”が液晶技術の新トレンド
昨今、中国の液晶テレビメーカーは、有機ELに対抗し、コストの安い液晶でいかに高画質が獲得できるかに、力を入れている。ハイセンスの液晶2枚重ねディスプレイ「ULED XD」はその一例だ。「デュアルセル」と名付けられたこの新方式は4K液晶パネルとバックライトの間にフルHD液晶パネルを挟むというもの。ベースのフルHDパネルが画素単位で白黒信号を表示する。
考え方としては、LEDバックライトによるローカルディミンングの延長だ。バックライトでは分割ブロック数を無限に増やすことは無理だが、ULED XDでは、ベースパネルの200万画素ひとつひとつの単位で明るさをコントロールできる。小さな面積単位で、...
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TCLが、4K液晶テレビの日本市場本格参入を発表! 量子ドットパネルを搭載した「65X10」は市場想定価格20万円で発売される
TCLジャパンは本日午後発表会を開催し、日本市場で同社製4K液晶テレビの販売を本格スタートすると発表した。新製品は3シリーズ7モデルで、それぞれの型番と価格は以下の通りだ。
65X10 市場想定価格20万円前後(10月中旬発売)
65C8 市場想定価格12万円前後(9月20日発売)
55C8 市場想定価格9万円前後(9月20日発売)
65P8S 市場想定価格10万円前後(9月20日発売)
55P8S 市場想定価格7万円前後(9月20日発売)
50P8S 市場想定価格6万円前後(9月20日発売)
43P8B 市場想定価格5万円前後(9月20日発売)
TCLは、1981年に創業した中国発の総...