角川映画45周年記念『犬神家の一族』4Kデジタル修復版。驚愕の高画質・高音質で甦った傑作の舞台裏に迫る(その5)
●4Kデジタル修復版 新マスター完成までの道のり〜ポストプロダクション編③〜
『犬神家の一族』<4Kデジタル修復版>。入念なレストアが施されたマスターはいよいよグレーディング(色彩調整)のプロセスへと進む。市川崑監督がイメージしていた作品の姿をいかに再現するか。修復化の工程のなかでもとりわけ重要な作業になる。
グレーディングを担当するのはIMAGICAエンタテインメントメディアサービス(以下、Imagica EMS)映像制作部 データイメージンググループ カラリストの阿部悦明だ。阿部はこれまでも市川監督作品では『炎上』『おとうと』『雪之丞変化』、往年の角川映画では『セーラー服と機関銃』『...