執筆陣
ノイズキャンセルを搭載したミドルクラス機。 SENNHEISER CX Plus True Wireless
今や、巷のヘッドホン/イヤホン再生の主流となっているのは完全ワイヤレスイヤホン。国内外のオーディオブランド、パソコン周辺機器メーカー、ガジェットブランド、さらにファンションブランドまでもがさまざまなモデルを発売している状況だが、1945年にフリッツ・ゼンハイザー博士によって創立されたドイツの名門ゼンハイザー社も、積極的な製品展開を行なっており、コアなヘッドホンファンからも定番として信頼されるブランドとなっている。
今回レビューするCX Plus True Wirelessは、同社が9月に発売したミドルクラスの最新鋭モデル。HiViベストバイ超激戦区のワイヤレスイヤホン部門Ⅱで5位になるな...
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何よりの魅力は音のよさ コストパフォーマンスは抜群だと言える SENNHEISER CX True Wireless
完全ワイヤレスイヤホンは、巷の音楽再生のメインストリームとなった。それと同時に、ワイヤレスの安定度やバッテリーの持ち時間など、選択時のポイントは増えつつ、価格は下落傾向にある。
しかし、オーディオ/音楽好きにとっては、完全ワイヤレスイヤホンに満足感を得られるか否かの大きな要素は音質だ。私たちは機能やコストだけでなく音質を大きく求める〝うるさ型〟の人種なのである。
ドイツの名門メーカー、ゼンハイザーの新作、CX Ture Wirelessは、そんな欲張りな人も満足させるコストパフォーマンスの高い1台だ。本モデルは、2020年の秋頃に発売されたCX 400BT Ture Wirelessの後...
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現代を代表するイヤホンのひとつ。 さらに充実した高音域を響かせる SENNHEISER IE 900
ドイツの音響機器メーカー、ゼンハイザー社は、コアなヘッドホンやイヤホンファンから常に動向が注目される存在だ。そんな同社から約4年ぶりとなるフラッグシップイヤホンIE900が登場。同社のフラッグシップモデルを手掛けるヤルモ・ケーンケ氏の手により、ドイツ本国で3年半もの開発期間を経て完全新設計されたモデルだ。
ハウジングはアルミブロックからの削り出し。7㎜の新型ダイナミック型ドライバーは5㎐から48k㎐の周波数特性を持たせつつ、ノンコーティングのポリマーブレンド振動板を採用して不要共振や歪みを低減。さらにハウジング内に設けられた、エアーフローを最適化する「トリプルレゾネーターチャンバー」や、...