執筆陣
オーレンダー「N150」、「N20」がHiViベストバイのネットワークトランスポート部門1位独占。評価のポイントを解き明かす
「HiViベストバイ」ナンバーワンモデルの実像
ネットワークトランスポート部門 第1位 N150、N20
オーレンダーの勢いが止まらない。昨年夏に発売された、CDリッピングシステム搭載のサーバーシステムACS10とACS100に続き、今年に入ってネットワークトランスポートのN150とN20がデビュー。こうした矢継ぎ早の製品投入に、このカテゴリーにおける同社の先駆者としての自信と矜持を感じるのは、私だけではないだろう。
ACS100やACS10、あるいはA30と、Nシリーズとのもっとも大きな相違点は、大雑把にいえばCDリッピング機能の有無だ。これまで愛聴し、貯まってきたCDを音楽ファイルデ...
執筆陣
マイテックデジタルのD/Aコンバーター「Liberty DAC Ⅱ」とヘッドホンアンプ「Liberty HPA」は、大きな進化を遂げた驚愕の音質
昨年、アメリカのオーディオメーカー、マイテックデジタルの輸入代理店担当者が「近いうちにLiberty(リバティ) DACの後継機と、かなり性能のよいヘッドホンアンプが出ます。プロトタイプを聴いたら、音のよさに驚きました」と目を輝かせながら話してきた。彼と僕は好きな製品の感覚が近い。「この言い方は確証があるな」と僕は直感した。
HiVi5月号でご紹介するのは、その2台。DAコンバーターのリバティDACⅡと、ヘッドホンアンプのリバティHPAである。同社エントリークラスのシリーズに属するが、どちらもエントリーモデルとは思えない強力なスペックを秘めている。
D/A CONVERTER
MYTEK...
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FiiOの有線イヤホン「FD7」は、音質を自分好みにカスタマイズ可能。楽しさを併せ持つユニークなモデル
イヤホン、プレーヤーなどで次々と意欲的な製品を発売しているフィーオから、シングルドライバーモデルの最上位機として、FD7が登場した。ドライバーには口径12㎜のピュア・ベリリウム振動板を搭載。異なる帯域間の時間遅延の解消のためのディフューザーや、セミオープン型の構造なども採用している。さらに口径の異なる3種の音道管が交換可能で音の違いを楽しめるほか、イヤーチップにはSpinFit製をはじめとした6種がサイズ別に用意されている。そして、224本の高純度単結晶純銀素材を芯線としたケーブルは2.5㎜/4.4㎜バランス、3.5㎜アンバランスのプラグに交換可能と、きわめて充実したカスタマイズ性を備え...