【HiVi夏のベストバイ2021】プロジェクター部門（1）〈40万円未満〉

プロジェクター部門は、前回のランキングからの変動が比較的少ない結果となった。ソニーから4月中旬に新製品(VPL-VW275、VPL-VW875)が発表されているが、選考時期が合わなかった点と従来製品のマイナーチェンジ仕様であることを鑑み、今回は旧製品の選考を中心にしている

第1位：エプソン EH-TW8400W

オープン価格（実勢価格33万円前後）

フルHDパネルと斜め画素ずらしの手法を用いて、時分割で4K映像を映し出す3LCDプロジェクターの定番モデル。4K入力にもHDR10にも対応しており、安心して映画ファンにおすすめできる。ホワイトバランスの管理やスキントーンの追い込みも見事。昨今おそろしく安価なお手軽プロジェクターがよく売れているようだが、すぐ飽きてしまうそんな製品には目もくれず、ぜひ本機のような真っ当な製品で大画面を楽しんでいただきたい。（山本）

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第2位：エプソン EH-LS500

オープン価格（実勢価格30万円前後）

投写距離約50cmで80インチを表示できる超短焦点プロジェクター。設置したままで邪魔にならず、レーザー光源採用のため出画も高速なので、テレビのように使えることが大きな特徴。本体内に格納できるAndroidTV端末も同梱する。テレビはあまり見ないが映画は大画面で楽しみたい方にはぴったりのプロジェクター。（鳥居）

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第2位：JVC LX-NZ3

オープン価格（実勢価格36万2000円前後）

オールガラス仕様の1.6倍ズームレンズを含む光学回路、信号処理ともにJVCの独自設計で仕上げられたDLPプロジェクターだ。DMD(素子)の解像度はフルHD仕様。1フレームに対して高速で4度書きすることで4K表示するシステムで、独自のレーザー光源技術、BLU-Escentを投入。明るく、清々しさを感じさせるバランスのとれた再現性が持ち味だ。（藤原）

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第4位：ソニー VPL-HW60

オープン価格（実勢価格35万円前後）

ソニー独自の反射型液晶パネルSXRDを用いたフルHDプロジェクター。同価格帯の3LCD透過型液晶タイプと比べると、まろやかな画調でコントラスト表現に無理がなく、じつにスムーズ。映画系画質モードのモニターライクな画質も頼もしく、洗練された品位の高いデザインも好ましい。ブルーレイ愛好家にはうってつけの存在。（山本）

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第5位：エプソン EH-TW7100

オープン価格（実勢価格20万円前後）

4K&HDR対応の3LCD方式のプロジェクター。光出力も3000ルーメンと高く、リビングで手軽に大画面を楽しめる。豊かな色再現やスムーズでなめらかな映像は従来モデルの実力を引き継いでおり、ひじょうにコストパフォーマンスが高い。初めてのプロジェクターとして自信を持っておすすめできるモデル。（鳥居）

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